2022年10月27日 (木)

傑作戦闘機とレシプロエンジン

「ほんの出来心で」立ち読みしたところハマっ…8年前のエイムックが先日二見書房より復刊されました。

Minisd-3428大戦機エンジンのレストアは、エンジン自体が巨大ということ以外、作業は分解、洗浄、検査、部品調達、組み立て、試運転と、自動車やモーター・サイクルのレストアを行うのと、そう大差はない。だが、決定的に違うのは、エンジンを実働させた時である。排気音、振動、メカニカル・ノイズ、プロペラが回転する迫力は、理屈なしに感動する。朽ち果てていたエンジンが、見事に再生され輝きを放つのだ。これが大戦機エンジンをレストアする、最大の魅力といっていい。当時の先端を究めた圧倒的存在感は、70数年を経ても、全く色褪せてはいないのだ(本文より)…帯にも写されたとおりであります、きっぱりと。

その帯及び本文中「特典映像」とあるのはYoutubeへリンクするQRコードがあるのみ、以前ならディスクが挟まっていたんですけどねェ探してしまった。受け手がいちいち気にする必要などありませんがやはり形の異なるモノは別々に運びたいのだと思います。

航空用レシプロエンジンは異なる条件主に高度下でも動かせるようにクルマ(来る魔)より造りが大雑把、またプロペラはその事情が許す限り大きいもの現実にはなかなかそうもいかないようだがをゆっくり回したいので低回転・高トルクになっています。Minisd-3427 細かいところでは点火栓のネジはBoschのソレが世界標準だったり、ロールスロイスが当初ダイムラーベンツに倣い倒立Vで作ろうとしていたことや、そのダイムラーベンツはシリンダーヘッドをシリンダーブロックへ留めるネジの径が部位ごとに違っていてプロダクトとしてドーナノヨ!?等々、内燃機関発祥の国・ドイツに係る箇所は特に面白く読ませてもらいました。

そして…些かありきたりではありますが、かの時代の飛行機やエンジンが動態保存され、修復・メンテナンスがビジネスとして成り立っている!ところにアメリカのデカさ、意外以上に古いものを大切にするお国柄を感じるのです。

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2022年9月23日 (金)

Convair B-58 Hustler

ハスラーと言っても軽乗用車でなければビリヤードでもない、超音速爆撃機です、ソコントコヨロシク。

Minisd-3421詳細は他所に譲ります手抜き!B-58はかつて冷戦下のアメリカ軍で用いられようとしたウェポン・システムの1つとして東側防空圏をマッハ2で突破、同中枢を核で叩く可く開発されたもののそのマッハ2こそが仇となって退役を早めてしまうことにそれでも部隊配備されてたんだからアメリのモーレツぶりが。戦術転換もさることながら当時はテクノロジーも疾風怒濤、「作ってはみたけれど」は本機に限ったことではありません。デルタ翼はMe163と同じA.リピッシュ博士によるもの、氏のプロダクトのある意味到達点と言えるのではないでしょうか。

本機唯一の成果・キューバ強行偵察から60年。
キューバ危機もまた事がデカ過ぎて1記事で扱える量を遥かに超えてしまっていますが思いっきり要約しますと「ミサイル・ギャップ」などと言われつつも実際の(核)ミサイル戦力はアメリカが優位にあったことからJFKは逸る軍を抑えつつソ連に対し一歩も引かなかったこと、フルシチョフもまたソコを知悉していて譲歩せざるを得なかった、ようなのです。

ソ連を引き継いだことになっているロシア、御存じの通り海路を求めウクライナを攻めているワケですが、特にその初期に於いて一部で言われていたのが「ロシアの諸々の詭弁が大日本帝国化が酷い」。翻って私達介護職が日々関わっている、今日お年寄りと呼ばれる人の多くは元祖・大日本帝国、でしたよね…キューバ危機、JFKとフルシチョフの丁々発止にはお年寄り或いは子孫である私達を形作っているものとの向き合い方、そのヒントが埋もれているような気がするのです。

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2022年5月18日 (水)

プレ静浜#6

今年の静浜基地航空祭は午前中のみ・地上展示無し、加えて当日は夜勤明けで会場入りが間に合わないので予行演習を昨日観に行ってきました。

Minisd-3393

今年は季節の進みが早いのか?低く垂れこめた雲から小雨のぱらつく中カメラの出し入ればかりで、あまり飛行機に集中出来ませんでした。Minisd-3391 Minisd-3392 雨脚が強まったため約2時間で退却、T-4は自宅から。このほかC-2?とC-130は何れも上空かなりの高度をとってのフライパスで、静浜のソレではなさそうでした。

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2019年5月22日 (水)

静浜基地航空祭2019

行ってきました。が…

Minisd-2559 Minisd-2558自転車は敷地の隅に追いやられ、ランウェイ南側は立ち入り禁止、厚生会館のトイレはバリケードで固められ、外来機の地上展示は救難デモ飛行をしたUH-60Jと体験乗り込みのCH-47Jだけ、浜松からはBlueどころか同所属のT-4も来ずエンジン不具合発覚で総点検中なのだとか、妙に地味で厳めしい、「どこかで基地祭だかやってた感じ」遠い幼少の記憶へ引き戻されたような釈然としないものが残りました。

またこの際ですので書いちゃいますと過日の廃帝は破憲勢力のごり押しそのものエンペラー・アキヒトが退位を仄めかした当時は日本国憲法はもとより皇室典範にも規定が無かった、即ちあれは「憲法を守れ」訴えであり、だから氏は降ろされたのだ、そして自衛隊は憲法遵守義務を負う公務員ですから基地祭パンフに「祝天皇陛下御即位」、T-7 Jr.のMCが「新時代・レイワが始まりました!」などとブチ上げられる筈はありません、そこは慎重であって欲しかったもの。そのくせ「硬直しているわりにはだらしがない」、エェカゲンで乱暴な昭和の昔とは明らかに異質な、この国の綻び・足元のぐらつきが

Minisd-2562b 1番機、セルがかからずキックスタート!に顕れた、とは考え過ぎでしょうか???ヘルメットのチンストラップを弛めたままデモプレイしてた、文字通り「シマリが無い」。

内容は薄くとも飛行機をそれぞれじっくり見たい方には充分意義あるものだったと思います。Minisd-2564Minisd-2563そして私にはカメラの実力を検証する格好の機会となりました。上位機のAF性能が如何程かは知りませんがF-15/F-2のアクションに本機は「どうにか合わせてはいる」感じあとは撮影者の努力次第、こういった撮影条件ではTAMRONレンズの倍率の色収差が目立ちますPENTAX K-1Ⅱはそれをも直せるんですってね、羨ましい。また意外にも電子ビューファインダーを多用、SX30/50のソレより格段に見易く、一眼「レフ」と殆ど変わらない感覚で追えました。

Minisd-2565 予備バッテリーも補充。案の定昼前・T-7 Jr.の最中にバッテリーがドロップも慌てることなく1日乗りきれました。小型軽量化も結構ではありますがカメラが電気でやることが昔より段違いに増えているのですから875mAhはやはり少ないライトユース機にそういったこと求めちゃダメ?、改善が望まれます。

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2019年5月15日 (水)

プレ静浜#5(わが名は、イオス。)

Minisd-2553 基地祭を今週末に控え、予行演習に訪れたたぶんRF-4E。自宅庭から300㎜では寄りきれず、元画像には虫がくっついているようにしか写っていませんが、サイズが5328×4000もあったので「何処まで拡大に耐えられるか」色気を出してばっさりトリミング。実はまさにこの時Jアラートのテスト発信中で全く以てシャレになっていません!

…SX50 HSを使いだして5年半、より速く正確なピントが欲しくなりまた一眼・昨年のベストセラーを遅まきながら買っちまいましたRシリーズが出たんだからもっと値引きしてよッ。私は講演会を撮ることが多いのでサイレントモード必須、謳い文句通りシャッター音が殆ど気になりません静粛性はCanonの伝統。もう1つの決め手はSX50と同じ作りのバリアングルモニター、デイバッグへ放り込むには裏返してしまっておけるので安心です。それはそうと、Canonの「アチラにはあるがコチラには無い」機種ごとに機能を振り分けるの、アレ何とかならないのでしょうか?Minisd-2547 バリアングルモニターがSONY式裏返せないでなければ露出補正ダイヤルが独立したM5を選んだのですが。電子ビューファインダーとの切り替えは完全自動、センサーが敏感過ぎてモニターが不用意に消えてしまうのが「かなり煩い」とは店員さんの言、SX30の頃からソチラは全く使っていませんが気をつけることにしましょう。レンズはAFが純正より遅くなるのを重々承知で室内撮影用に135換算16mmから使えるTAMRONの高倍率ズームを。

ムービーの水平補正機能があるくせにスチル用水準器が無いのはこれ如何に?加工の段階で補正出来ますがそれを見込んでズーミングが甘くなるのは良からぬ傾向。パームグリップはもう少し大きくてもいいと思います。バッテリー容量はもっと欲しかった。約70枚撮ったところであがってしまい、イベント1日を追うには予備が要ります。そして…やっぱり被写界深度優先AEは無いのね。

サブタイトルは初代・EOS620/650広告キャッチコピーです。

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2018年5月15日 (火)

プレ静浜#4

Minisd_1906Minisd_1907予行演習に飛来したF-2とKC-767を、慌てて撮ったのでボケボケ…静浜基地航空祭は20日です。皆々様、焼津にいらっせェ。

〈追記〉Minisd_1914記事UP後に飛来したたぶん小松のF-15も、相も変わらずゆっくり飛ぶところしか撮れましぇん。

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2017年5月22日 (月)

静浜基地航空祭2017

Minisd_1286研修会・勉強会に公休を振り向けたい手前こういったイベントが観られるかはもはや運任せ、今年は夜勤明けでまだいい方だったと思うことにしましょう…会場入りしたのは県警航空隊のヘリが飛んでる最中のこと。スクーターだったため普段の駐輪場のちょうど反対、滑走路南側の通路へ押し込まれてしまいました、空自で最も小さい筈の静浜の、Minisd_1287意外なデカさを実感させられたのはこれが初めてですエプロンも「レジャーシート禁止」とかで結構ギュウギュウだったらしいそのスクーターのステップに立ち上がり、ヘルメットも被ったまま、インナーバイザー下げっ放しで眺めておりましたが、首にまわしていたタオルを頭に巻くより日除けとしてはベターだったかもしれません。

Minisd_1288T-4 Blueは静岡空港発着待ちとかで途中一時中断、基地北側上空をグルグルしておりましたが、会場に詰めていた皆さん以外、(旧)焼津市南でも間近に編隊を観られたわけで案外怪我の功名だったりしてMinisd_1290_3SX50 HSのズームレンズ、こういった条件だとケラレが目立つなァ今回地上展示の外来機はヘリコプターだけのようで、恒例のお見送りもすぐ終わってしまいました、そんな地味さ加減も静浜カラーですね。

シャトルバスの通路で交通事故があって大混乱だったんですよ…皆さん無事にお帰りになりましたでしょうか。

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2017年5月10日 (水)

プレ静浜#3

Minisd_1267来る21日は静浜基地航空祭、展示飛行訓練に勤しむT-7のデルタ隊形を撮ってみました。当日は夜勤明け、T-4 Blueに間に合うかは運次第…是非晴れて欲しいですね。

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2016年9月21日 (水)

プレ静浜#2

Minisd_1022Minisd_1023研修会に公休を合わせ込んだため残念ながら今週末の静浜へ行けませんので私からはこのくらい、「マラカスが困まらかす」台風16号は通り抜けたものの本州南岸に前線が残る曇天を舞うT-7とRF-4を、T-4 Blueは来ませんのでこれだけ押さえとけば当日行ったも同然?

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2015年6月10日 (水)

静浜基地航空祭2015

Minisd_642遅くなってしまいました、漸く静浜です。今年はT-4 Blue不参加地元と日程がかち合ったとか、地上展示もヘリ中心、と30年以上前にタイムスリップしたかのような地味さでした、人垣にあまり揉まれず気楽に観れましたけどね。また駐輪場の管理がヤカマシくなり、自転車が壁に付けられず止む無くコースロープ沿いに逆さ置き、来年以降はサイドスタンドのあるDAHONで行くことにしましょうか。

Minisd_643Minisd_644それでもやっぱり主役のT-7は通常の旋回・上昇飛行に加え今年はS編隊も見せてくれました。教官が駆っているとはいえ短い間によく練習したと思いますよ。トリのF-15は2機来たにもかかわらず編隊を組まずバラバラのまま、デモらしさが薄れ残念海のほうでゴロゴロ鳴ってたのは何だったんでしょう?F-15来場前、同機のアフターバーナーと聞き違えた観客が「来たか?」何度も立ち上がってた

画像撮りそびれました…こちらも邪教国家・大日本帝国滅亡70周年を受け芙蓉部隊の石碑がリニューアルされ、慰霊祭もあったようです。しかしながら彗星の熱田エンジンはケースこそあれ屋外展示のまま、蜘蛛の巣は張るわ、アリは行列を成し這いまわるわ、でおよそ負の遺産を後世へ伝えるには余りにも無責任極まりないものでした。ここに同機があるのを初めて知った、という若い方としばし語らいましたが以前は屋内展示だったのを話すと「逆でしょ!」と大変驚いてらっしゃいました、ハイ、不可解でしょ。

雲が切れ始めたのは外来機が全て飛び立ってから、終始曇り空でイマイチ映えませんでしたが観ている方はあまり暑くなく、Minisd_646_4Minisd_645_4日焼けも少しで済みました。毎年基地祭の後と言えば静けさの戻った田園地帯のどこかでターボジェットの残響を「感じる」のも楽しみです飽くまで個人的主観が、今年はそれすらも無く物足りなさを覚えました、来年に期待しましょう。

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