2018年5月14日 (月)

バリアフリー2018見てある記・ノーリフト編

「ノーリフトという名前でリフト浴や走行式リフトを普及させようとする名前と内容との矛盾感をどうにかしてほしい。本人の力を全く考えずにどんどんリフトを使ってしまう結果重度化が進むデメリットが。」「ノーリフトと言って機械のリフト推奨しそれはリフトじゃないと?それってオムツゼロって言って排泄吸引機を推奨してオムツゼロって言うのと変わらない。いやいやそれも抱え上げられてるのと同じ生活だから!オムツしてるのと同じ生活だから!本人の力を活かし、普通のパンツでトイレに行ける生活を!」「職員にとっての『持ち上げない、抱え上げない、引きずらない』であって利用者にとってはリフトに『持ち上げられ、抱え上げられ、引きずられ』ますけどね。自立支援、生活リハビリはどこへやら。(何れも坂野悠己様のTwitterより)」

Minisd_1855というワケでどういうワケで?今年も行ってきました、バリアフリー。何時かは判りませんがインテックスはコインロッカーが増設されており、抱えて歩くのは大儀です他人の邪魔ですしねので押し込んだところシートポストを抜けば収まったことから駐輪場所に悩むことなく場内をまわれました、600円は意外と軽い。「なるべく簡単に」とは車椅子が一部の参考出品を除いて昨秋のH.C.R.から大きな動きが無かったからだけではなく、こちらに話しを絞りたかったので…

Minisd_1877Minisd_1876他のことではありません、ノーリフトのスローガンのもと各地で進む機械リフトの普及もはや扇動です。私も「全てのケースには当てはまらんが個別化・最適化の手段の1つではあらァな、道具に任せられる部分は任せたい」と感じる1人ではあります実際ワークショップで演者もそう言っていた、しかしながらそこは思想無きフィーバー・自己目的化の大好きな日本人、歯止めなく突き進むであろうことはこの私でも容易に想像がつきます。

介護の仕事に於いて対象者の身体を上げる・下ろすは何らかの形でやるものであるり、そこを「どうやって」は程度に依る、私何か間違ったこと言いました?腰を痛めるから介護職が直接持ち上げてはいけない、だから機械に置き換えろ、とは「輸血は禁じられているから代替物の静注を」と若かりし私に言い寄ってきたキリスト教原理主義者の詭弁と同じ、せめて「メカニカル・リフティング」と呼ぶ可き。それに「腰が」と喚く介護ほど介助下手です!チカラに訴えます!!巧妙に仕事サボります!!!勉強しません!!!!

多くの場合機器の規模が大きくなるとちょっとした不具合でもそこで起きるトラブルは重大なものになります。車椅子のネジ1つ真っ当に締められないウチの職場がリフト入れようものなら…死亡事故で済めばまだいい方かも。扱う単位を極小・単純化、且つ分散させるのもリスクマネージメントではないかと考えます、自戒の念も込めて。またリフトと雖も現行製品が完成形というわけではなく、「古い機種は新しいそれより安全性で劣る(山田滋)」陳腐化リスクは必ず付いて回り、そして長期の使用では当然劣化・ヘタリもおきます。冒頭・坂野さんの発言も併せて、ソコントコを十分理解のうえ導入には慎重であらねばならないと考えます。

Minisd_1897こちらはウチの職場、重症度の高い方のベッド~車椅子間の移乗を描いたもの、私はこのテの介助を「人間が機械を演じる」と呼んでおります。若い衆はバスタオルを用いた体位変換を教わってきていませんのでタオルの端を掴んでそりゃもう懸命、「力逃げるじゃないの」私が説明しても全く聞く耳を持ちません。そして腕力だけで跳ねるように持ち上げ実は古参看護も、移乗先へドスン!背折れのジョイントへ背中をぶつけるなど日常茶飯事。「人にしか出来ない介護を」と髙口さんは仰いますが、人(女学生)にこそさせたくない介護某ユニットリーダーはスーパートランスで対象者の脚をへし折った。同じくスーパートランスは「転落事故も聞いている(山出貴宏・NGU代表取締役)」が…日々ボヤかずにおれません。

ともあれ、遅まきながらスキルだけは身につけておきましょう、か。今日でいうお年寄りの子供世代がのさばり続ける限り、更にその子供ッちが何も考えない、自らの仕事の意味と価値を問わない限りアアイッタモノに頼らざるを得なくなる傾向は今後更に強まると思われますので。

ふゥ~ッ、絞る心算でしたが車椅子は…書きます、少しだけ。

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2018年5月 2日 (水)

さわやかあおい館 内覧会

Minisd_18312月の25日ですからもう遠い遠い忘却の彼方…静岡市は唐瀬にこの3月オープンした介護付有料老人ホーム・さわやかあおい館内覧会に御邪魔してきました前日にマグロの解体ショーもやってたのね。全体の印象は…記憶が定かではありませんが映画「おれの行く道(1975年公開)」に登場する主人公の祖母の寄付で建った市営老人ホーム、アレを今日の解釈で造るとかなり近い??したがって設計・整備思想はかなり古く、ハードウェアは特に興味を惹かれるものはありませんでしたが、それでも少しくらいは…。

Minisd_1871有料とあってベッド1つとっても入居者が個別に契約で持ち込むことになりましょうからMinisd_1801居室の作りも実にあっさりしたもの、生活の場をどう作るかは電気的ユーティリティ次第、TVアンテナ線を何処で受けるかで十中八九決まってしまうのではないか、と。またここの扉も途中で止められない病院式、どうしてこうしたがるのが理解に苦しみます。

Minisd_1833Minisd_1837介助法に関係なく私はトイレ、便器「前」の空間を重視します。一見広そうでも介助者が入ると途端に窮屈になってしまうのはココも例外ではありません。グラブバーとかアームサポートとか、いろいろ具えていて便利そうですがなんかポイントがズレているような…施設の性格上重症化を支えきるソレとは異なるのは一応理解している心算ではありますが。

Minisd_1800Minisd_1832Minisd_1836古式ゆかしきアイランド、古式ゆかしき機械浴、そしてどういうワケだかいつまでたっても無くならないプール浴槽。高度経済成長と共にあった人達が思い描く風呂のサービスがどんなものかほんの少し窺えたような気がします。こういった環境整備もある程度世代交代を経ねば改められない?私はとてもそこまで待てません。画像にはありませんがシャワーキャリー・ハビナースSY-10はマナーハウス麻溝台にもあったもの、座位保持の難しくなった方でも大がかりなリクライニング型を持ち出さずに済みそうですが背・座クッションが硬いのよねェ、アレ。

Minisd_1835Minisd_1834理髪といえば多くの場合専用の場を設けるのが通例であるのに対し本所は1階・地域交流室の一角にあります、珍しいでしょ。また本所はDrが往診に来るのだそうで、いちいち施設から出向く必要は無いのだとか、Minisd_1798いいなァ~。同じく地域交流室にあったカワムラ製の、これまた古式ゆかしき車椅子達はたぶん内覧会のためにデモとして持ち込まれたであろうもの。「カワムラはモデラートと言ってティルトとリクライニングが連動する良いのを作ってまして…」と講釈垂れてしまいました、悪い癖ですね。

ロッカールームは直接見られなかったもののケアマネさんに頼んで広さとロッカーの大きさを教えて貰いました。Minisd_1795私が以前いた病院の男子更衣室くらいだから四畳半を縦長にした感じ?ロッカーは上下2分割タイプ、とのこと。そして敷地西隅・エントランスの裏、こちらが職員通用口及び駐車・駐輪場のようです、庇は無く自転車が可哀想。あの界隈は低山が近く、天気が不安定でよく雨がショボショボ降るんですよ。

Minisd_1872パブリックでは企業グループのプロモーションビデオが流されていました。どうもトップが商売人らしく、Minisd_1838お客様へのサービスからこちらの分野へもやって来たようで、造りが少々古かろうとも案外ウケはイイのかも?医療・措置制度からスタートした法人・事業者は心してかからねばならないかもしれません今日でいうお年寄りの子供世代にとってはサービス享受も侵略戦争の代償行為、日本中見渡せばそうとしか説明のしようが無い諍いで溢れ返っている

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2018年3月22日 (木)

ピップ ピカッとキャッチN

ウチの職場にも綿棒くらいはあります、が、パブリックで使うのは目へ軟膏を塗るときだけ、耳掻きを含む整容はその多くが入浴担当か夜勤明けに押し付けられています。何故って?それが日勤のメンツ・女学生の9 to 5を守るッてことですよ。

Minisd_1751某ドラッグストアの赤ちゃん用品コーナーにあったのがコレ、「赤ちゃんに優しいモノは概ね年寄りも優しかろう」ココがライトBlogだったことを思い出し…即買いしました。光ること以外使い方は綿棒と同じ、交換可能なプローブ先端がゲルになっていて耳掻きの形にはなっていない。それ故「耳そうじ棒」とパッケージに商品名よりも大書きしてある、耳垢を引っ付けて取ります。光源は勿論白色LED、光る耳かきは100均にもありますがアチラはボタン電池を3つブッ込むたぶん古式ゆかしき抵抗制御、本機の回路が如何なるものかは判りませんが電源が1AAAで相応に手をかけている「であろう」、マニア心をほんの少し擽られまして。

Minisd_1754さていよいよ核心、絶縁シートを外してスイッチON♪本来光る可きは先端のゲル部分だけでいい筈なのに透明なプローブ全体ばかりか光源の仕込まれた本体までもが深海魚の如く盛大に光る、正直無駄に明るい好きですけどね、こういうの

早速職場に持ち込んでみました。法人トップが医者だから?館内照明はどこも病院のように暗く、これまで耳掻きには少なからぬ困難が伴いましたこの表現は誇張ではない、ハッキリ言って光らない耳掻きは耳掻きではない。どちらかと言えば乾いた耳垢を取り出すのに向いているでしょうか、お年寄りにありがちな溜めに溜めた巨大なヤツには「掻く」のも時として必要で、以前病棟で使って暫く自室の肥しになっていた光る耳「掻き」そちらはフィラメントも動員しましたこれで私も二刀流。取説には「使ったらすぐ洗う」「拭き取りにティッシュ使うな・付着した繊維で粘着力↓」とあり、入浴担当としてはいちいち洗う間などありませんのでアルコールを含ませたペーパータオルで拭いちゃってます。スペアプローブが2個パックであることを考えますと交換サイクルは意外と早いかもしれません。

鼓膜を傷つける恐れがありますので慎重にならざるを得ませんが、施設へやってくるお年寄りの耳ン中はそのかなり多くがおよそ放ってなどおけない「スゴイこと」に…介護職の皆さんも耳介内を拭くだけでなく是非トライしてみて下さい。Minisd_1781そしてこういった投資をケチらずにはいかない、実感せずにおれません。

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2018年3月 2日 (金)

ナーシングホームOasis知立 内覧会

Minisd_1714「オッ、休みがつながった♪行けるゾ」アイムエイムの木村茂正さんが福祉機器を出展する、と案内されていた2月オープンの医療特化型有料老人ホーム・ナーシングホームOasis知立の内覧会へ去る1月19日に御邪魔してきました。処は名鉄三河線沿い・近年造成されたらしい区画の中。ガラケーは地図を呼び出そうとすると固まってしまうので私はいつもノートPCの地図を画像に撮っておき予め道順を決めてから出掛けますが、行った先で「ここでイイんだっけ?」ポケットからケータイを出し…は非常に面倒なもの。そろそろ専用ホルダーが欲しくなりました。

Minisd_1724Minisd_1720ハコの骨格こそ他所と特に違いはありませんが神経難病など医療依存度の高い方が主に利用されるとあって介護保険施設ではなかなかお目にかかれない周辺装備がそこここに。キモは富士工器製自家発電システム、燃料のLPGを収めるタンクは960㎏もの容量があり、Minisd_1735停電に遭っても最大半月も!通常の施設生活を維持出来るのだとか私が以前いた病院のソレはガソリンで、しかも2時間しかもたないんじゃなかったっけ?但し爆発の危険はゼロではなく、「街中で同じことは出来ない」。敷地を見回しましたが何処にあるのか判りませんでした。食事は他所で作るらしくフロア(パブリック)の厨房はとり分けるだけだそうです。床のクッション材はその凹み加減がマナーハウス麻溝台のソレと酷似していました同じ?

Minisd_1723Minisd_1721こういった施設ですと利用者様は普通に動けるか全く動けないか、なのかな?トイレは一見親切な作りのようでも介助環境としては「?」を拭いきれませんでしたが、それでも…右画像は共用、この前手すりは前へどけられるだけなのかな?移乗・着座中或いは介助法・量車椅子をどの角度でつけるか、とかに拠って前手すりを差し出す適正な角度は異なります、どっか作ってくれないかなァ。でも同所に限れば壁・扉の開口量からして車椅子御使用の方はあまりこの機能を活かせないのではないか、つまらぬ心配をしてしまいました。

Minisd_1725Minisd_1722風呂も「如何にも」な機械浴。リフト(ボトム)の幅が広がって安全性がドーノ、と口上がありましたがそれは昔と比べれば、の話。同所は有料ですので訪問入浴サービスの出入りもあるとのことで、目を惹いたのは専用の給湯栓が4箇所も!設けられていたところ、珍しいでしょ。

Minisd_1727Minisd_1731こちらは木村さんが開発中の重症者向けティルト/リクライニング車椅子。バックサポートにかかっているメッシュシートもなかなかどうして快適なモノ。フレームはかなり大きく、「小さいものばかり作ってんじゃない」とは高齢日本人も小さい方ばかりとは限らない、或いは軒並み体格が豊かになる「今後」を見据えて、でしょうか。木村さんが各地で公演なさっているシーティング論が随所に織り込まれた「何故マスプロメーカーにコレが出来ないのか?」作り込まれたもの。Minisd_1730また木村さんの「車椅子は本施設を利用されるような難病など重症者向けと高齢者向けとでシステムをたて分ける可きではないか」にもフムフム。スマートフォンのマウントが横付けされているあたりは施設のカラーを反映?人工呼吸器などを収めるラゲッジ・スペースも。レッグサポート・フレーム(エレベーション)は松永製、こき下ろすわりには使ってるじゃありませんか。

Minisd_1728これでティルト/リクライニング最大、かな。アームサポートは腕を預けやすい幅広、「ティルト/リクライニングには高さの調節だけで足りる。座に合わせて傾ける必要は無い」目一杯下げられますので移乗介助を妨げません。難病患者様には欠かせない人工呼吸器など諸装備を収めるラゲッジ・スペースも。そしてティルト/リクライニングをかけると十中八九介助ハンドルも低くなってしまいます、そこで木村さんが提案するはこんな形。使用感は自転車のアナトミック型ドロップバーに似たもの、Minisd_1729アレをひっくり返したと思って下さればおよそ間違いありません。勿論ブレーキの位置も最適化。あちこち持てるとなりますとグリップではなくバーテープを巻くことになるのでしょうか。

Minisd_1732松永マイチルト用サブフレーム「肩まで支えて!」。バックサポートフレームが途中(画像右下・「曲」)から後方へ屈曲する同機でとかく問題となる肩甲帯の支持を改善します。来る3月発売予定のマイチルトミニでは背折れで対応出来るようになるわけですが、木村さんの仰る通り座奥を350㎜に詰める必要は無かった、私も思うところ。高齢者で上背は無くとも手脚の長い方は意外以上にいらっしゃいます、そのくせ座幅は400㎜のまま、小さく作る意味を取り違えている?

Minisd_1726Canon EOS-3登場から二十数星霜、数年前までならTV特番で観るだけだった視線入力コミュニケーション・ツールもいよいよ。私が「みかわあんじょうえきからじてんしゃできました(三河安城駅から自転車で来ました)」をやっとこさ入れて「ふゥ~ッ」だったのに対しデモビデオ・難病患者様のタイピングの速いこと速いこと!ふうわりふうわり動くカーソルも慣れられるものなのでしょう。

Minisd_1715Minisd_1713クルマ立県・愛知のいやらしさをまざまざと見せつけられたのがココ。庇付きの駐輪場はそこそこの広さがあるものの本館の敷地と道路を挟み、且つその道とは反対側へ遠く遠く隔離されていました。エントランスを出たスロープから見る見えない!駐輪場と駐輪場からエントランスとの両視点で。

国是として医療費抑制が推し進められる中、病院とは別に医療依存度の高い方向けの生活の場は今後需要が高まっていくものと思われます。但し同所はピック病やアルツハイマー型認知症を受け入れる一方で脳血管性認知症はシャットアウトだそう、「そういう処」と言ってしまえばそれまですが、やはり医者というのは原因がはっきりしている・成果が見込めるものにしか興味が無いのでしょうか??いびつなロマン「とやら」を感じずにおれない、とはひねくれ過ぎですかねェ。

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2017年12月29日 (金)

教えて鳥海さん! 看取りケアの心得

Minisd_1688去る17日、東京でうたれた合同研修会「希望としての介護フェスタ」に御邪魔してきました。2会場×4コマの全てをココでは書ききれませんので特にいい話だった第2会場・1コマ目「教えて鳥海さん! 看取りケアの心得」について少しだけ。

9年前静岡で映画「おくりびと」を引き合いに出し「だったら生きてるうちにやれよ」とカマシたのは鳥海房枝さん。「高齢者介護はそれ自体が看取りである」当日は「看取りそのものなど訊かない」の予告通り坂野悠己さんからの日常業務における個別案件に答える形で明快に咀嚼して下さいました。「そもそも御老体に三度三度の食事が必要か?」「その人の必要な水分摂取量はDT(管理栄養士)なら個別に出せる・何時でも自由に飲めるようにした方が合理的」「栄養課(調理師)が食事介助に入るなど当たり前」「行事運営、それに係る物品請求は事務が請け負う、日常の雑務はインフォーマル活用を。介護は直接処遇に注力を、余計な仕事を課すな」…私の部署の業務(構造)改善案のかなり多くが示された、ウチの看護やユニットリーダー達が聴いたらパニック起こすんじゃないかな。

何が何でも全量摂取「意味が無い」残食調査も、10時の補水に15時のおやつ、更には「グループ研究発表に」と14時にレクを押し込み、ユニットリーダーはドッカと座り内容の無い記録でカルテの2行を埋め経過記録は早番業務ということになっているが、ユニットリーダーが早番を取り、夕の食事介助に一部入ることで軋み出したローテーションを守って「見せている」日が増えた、残った1人それが誰かはチカラ関係で決まるがトイレ誘導にパブリックを駆け回り、それでもやりきれなかった故意にはねた(?)利用者様の排泄物汚染は全て夜勤が始末…こういった力ずく・面倒なら後回しのことを「昭和の昔」ッて言うんでしょッ。

あッ、感情的になってしまった!

要するに、髙口・坂野メソッドから全速力で逆走する自己矛盾を更にスピードで糊塗しているわけで、職員が耐えられなくなったら…代わりを注ぎ込めばいい、と?来れば、の話ですよ。そのユニットリーダー(バブル景気の申し子)達が業務改善アンケートと銘打って部署に紙切れを撒いていたようでした私のトコには来なかったな、知らんぷりしてよッとが、どのみちオトモダチ同士で額付き合わせたところでロクなことにならないのは目に見えています、「文句あんならここまで来やがれッてんだ」。

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2017年12月17日 (日)

リンゴの正しい食べ方

去る12月3日、湖西でうたれたすずちゃんの介護セミナーに御邪魔してきました大阪を1日残してヒィヒイ言いながらのとんぼ返りは全く気持ちが落ち着かったが、それは別の話…

内容はリンク先を御参照願うとして…当日講師の1人・芦原さんから戴いたのが御実家のリンゴ、蜜が多くてメチャ美味!この時主催の荻野さんから聞いたのがMinisd_1686「リンゴは薄く輪切りにすると芯が簡単に抜ける」、ヘ~ェ (・o・) 帰宅後試してみました。一人で食べるのでそこは超テキトーに、全国発送するほどの良いリンゴは美味しいだけでなく芯が細くて食べ易く、どう抜けるかは実際のところよく解らぬまま食ッちまいましたが、これは他の品種でも比べてみたくなりました。皆さんも如何?

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2017年12月16日 (土)

富士・富士宮地区シーティング勉強会#9

去る11月30日、夜勤明けでダウンしたまま湖山病院へ行ってきました

Minisd_1658今回の御題は四肢拘縮の進んだ方のシーティング、こういった方、病棟で何人見てきたことでしょうか…想像するに事例の方も、脳血管障害による不自由さもさることながら何の支えもないまっ平らなベッドに寝かされたのがきっかけではなかったか?思わずにおれません。褥瘡対策と称した側臥位30°で宙ぶらりんになった四肢の重さを体で受けようと縮めようと曲げる→両腕が胸郭を押さえる→呼吸妨げられる→呼吸補おうと首周りの筋群が胸郭引っ張ろうとする→逆に引っ張られた頭は後傾、顎は開きっ放し→口腔内乾く、口呼吸常態化、誤嚥(サイレント・アスピレーション)誘発…下肢につきましてはは脚の上に脚を乗せようとする、或いはリンク先に倣えば膝を立てようとしたところからどちらかに倒れる→すぼまったまま固まる→褥瘡発生→介護困難…原因を作ったのはケアする側ですので「といったところでしょうか」なんて無責任なことは書けませんが、書いてしまったので今後は気を付けます。

Minisd_1659こういった場合でもプロセスは同じ、臥位でアライメントの異常を定量化、目下可能な坐位を決めたところで(車)椅子上にあっては骨盤の位置をまず決め、生じる隙間にクッションを挟む≒体幹・四肢を支える、ことになります。楽に身体をあずけて頂くことで身体機能(残存能力)を守れるでしょうか、す可きことが沢山!あらためて見の引き締まる思…居眠りしてましたが、私。

Minisd_1660画像は不良姿勢が最悪死をももたらす諸々のトラブルをチャート化したもの。もともと大渕さんが紹介していたソレを串田さんが時系列及び医療・介護それぞれの角度で束ねるなどリファインを重ねた超力作。教科書に載せられますよ!

閉会後「良いことを伝えようにも解ろうとする人とそうでない人がいる」串田さんの口から出たのは組織、ことジェネレーションギャップへの悩み。そこは17日の「希望としての介護フェスタ」最強の女子会での検証に期待しましょう。

せんだって大阪で撒いたコマセをここでも。
来る1月11日、本会主宰の串田さんと同スーパーバイザーの光野さんとのジョイントセミナー第4弾が福岡でうたれます東京・大阪・名古屋に続いて福岡、もはや大相撲。実は私も先月名古屋で出ましたが、大渕理論と横倒れ座位の事例検討が加わったことで坐りケアにかかる要点がかなり出揃ってきて、シーティング入門として充実度が増した感があります。西日本の皆さんは是非。

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2017年12月13日 (水)

リハビリデザイン研究所プロダクツ(生活リハビリまつり)

一頃この辺りをうろついてた記憶の切れ切れを辿りつつ…去る10月14日、武蔵野で催された生活リハビリまつりに御邪魔してきました。武蔵境入りはHALのデモ以来6年半振り。内容は他所で殆どを書いてしまいましたのでココでは主催であるリハビリデザイン研究所の製品群についてほんの少しばかり触れるにとどめましょう。画像・同会冒頭でMinisd_1612_3Minisd_1610_3「オムツを売って歩いていた私がオムツ外しを」語るはリハビリ研究所の山田穣さん。私が振られたギャッチの件、開腹手術後にでしたっけ、上体・大腿をそれぞれ45°ずつ上げた背座角90°ファーラー位をとらせるために考案された、とは去年大渕さんのセミナーで初めて知りました。

Minisd_1608Minisd_1618まずは木製浴槽。左画像手前の1人用に仕込まれたスライド式内台は「首まで浸かれる」60㎝の深さのまま下腿長との差を如何にカバーするか、検討の跡が窺えます。私も内台アロン化成製を「エイッ」と動かし、利用者様に踏ん張って頂きつつ出浴を介助することがありますが、やっぱコッチのほうがいいなァ。蛇足ですがフリーCADソフト・Jwwは福岡のきさく工房もお使いだそう山田さんのトコもガッポリ儲かればいずれダッソー製に?

Minisd_1611b環プロダクツ製とほぼ同等の立ち上がり補助テーブル、近頃重症化で移乗介助が難しくなった利用者様が私のトコにも何人かいらっしゃいまして、コレが欲しくてなりません、自分で作れ、と?手前の椅子は座のベース中央が抜けていてアンカーサポートになっていました、「見えないところにこだわるのが本当の男BVDフジボウ・ラジオCMより」。

Minisd_1619テーブル裏を覗いたところ。3つぶら下がっているのは脚の延長パーツで、画像に見る細長い鉄板に磁石でくっついており、石突へもその磁石で着脱します、木でちゃんと嵌合も作ってあるのが素敵。ココがネジですとオバチャン介護が面倒臭がりますので粋な計らい。

Minisd_1609b私もアンチ・グラブバー、同製前手すりは画像に見るのものの他ちょうど45°に渡されたものもあります。トイレの移乗・着座環境整備は未開発の部分が多く、良く言えば可能性に満ちている、悪く言えばこれまでおざなりにされ過ぎた、思わずにおれません。

Minisd_1620ほんの少しばかりの心算でしたがちょっとだけ、本講終盤「ほろよいセミナー」は懇親会と異なる飲食付きの珍しいものでしたシンポジウムの原型に近いか。講師陣のみならず主催でもあるとうきょう地域ケア研究会の面々やMinisd_1623Minisd_1615その筋では有名な皆さんが次々に一言発言を。小林さんはブリコラージュ誌・はいこんちょ特集号アンコール版を「是非!」と念押しして場内の笑いを誘いもはや芸、Facebookでは御名前を拝見していた東田勉さんの「認知症は薬害である」には受講者から「あそこまで言い切ってくれると現場としては気持ちいい(心強い)」との声が。

Minisd_1625たいへん楽しく、且つためになるひと時を真に有難う御座居ました。リハ研の山田さんにはまたの機会にあらためて物的環境整備についてご教示願いたいものです。

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2017年12月 1日 (金)

危機管理産業展2017

Minisd_1578去る10月12日に行ってきました。ビッグサイト西館の2階も使っての開催は初めてでしょうか、全体に展示スペースが狭くなり、何処もやや窮屈そう、館内を行ったり来たり上がったり下がったりと足を使わされました。更に昨年まで正面ゲート前のテーブルで書かせていた入場登録証をゲートのカウンターで書かされこの1点だけでも随分面倒に、オンラインで済ませろ、と?主催は当日までしつこくメール送りつけてきてましたがこっちのアドレス知ってるならそれで見做し登録とは何故ならないのか??毎度のことながら赤いゲートを目の前にして鬱陶しくなってしまいました。だいぶ日が経っているのと昨年以前のキャリーオーバーが目立ったので今回はなるべく簡単に。

Minisd_1583来年発売予定、独LED LENSERの新シリーズ・ATEX。ダイバーライト・D14を除けばこれまで装飾的でラフな使用には耐え難いモノばかりだったのがいよいよヘビービューティーユースにも食い込むらしい、10年遅い。私のマークは画像左のヘッ電、コリメーター・レンズはH14と同じ?電源が3AAでしたので「4AAに」と頼んでおきました。

Minisd_1598Minisd_1599何処のブースだったか忘れました、マネキンの頭についていたのが日動工業 SHL-8W-BL-CH。バッテリーパックの大きさから想像するに電源はLi-ion 18650あたり?日動工業は別にブースを構えておりましたが訊いたところ「持って来てない」、ナンジャツマラン!

Minisd_1586陸自一〇(ひとまる)式戦車は同90式より小振りに作られていて…昨今の道路整備・区画整理はヤツの機動性に合わせて進められているのでは?なァんてホラーは置いておくとして。どこもそんな「都合の良い」現場ばかりとは限りませんのでこういった小回り・機敏さも求められるのでしょう…例年ド派手な水陸両用車を出展していたトーハツも今年は新普通免許で乗れる消防車を、オッチャン2人が観ているのはポンプ。このほかパネルのみではありましたがダイハツHIJETベースの救急車などコンパクトさを強調していました。

Minisd_1592ACTヨコイのグローブシャンプー。手にはめ、そのまま水を使わずともスリスリするだけで頭皮スッキリだそうで、元は非常用でありますが、急性期の病棟でも使えそうな気が。介護施設なら「四の五の言わんと風呂連れてけ」になりましょうが。

Minisd_1591ワンワンのぬいぐるみが勇ましく見えます?東北大学未来科学技術共同研究センターの災害救助犬用サイバースーツ。救助活動中におけるワンワンの情動をリアルタイムでモニター、捜索/休憩を客観的に判断出来るのだとか。これッて将来、人間の勤怠チェックに使われたりして!?

Minisd_1582火事では当然エレベーターは動きませんので階段で避難することになりますが、高齢者・障害者施設の場合利用者様のADLレベルなどどうこう言っていられない筈、少なくとも私はそう考えます。まさかそのための筋トレ???昨年ここで紹介したトライリンクスBest-Chair。はその階段を「ソレッ」と降りるための椅子、いわゆる階段昇降メカより軽量で、普段は畳んでしまっておけます。今年は階段に登れるVer.が登場しました。モーターが付いて便利なぶん重くなりましたが。海岸沿いですと津波が、という話にもなり、現場としては下りれるだけじゃ足りない、ッてこと?ウ~ン、やっぱ岡田慎一郎さんに人の担ぎ上げ方教わりましょうか。

Minisd_1590火事の「煙は一度なら吸ってもどうにかなる、だが二度吸ったら命に関わる。私もそれで死にかけたことが」とは職場に天下ってきた元消防士の言。一息で逃げ切る、まず不可能でしょ。ワタベのLifeKeeper Sは袋型の防煙マスクマネキンの「演技」がイカシてる、これなら数揃えられそうですね。おっとそこの貴方、「訓練」などとフツーのビニール袋を被らないこと!

Minisd_1593「小型軽量・持ち運び簡単」は私が道具を選ぶ最重要ポイント、だからではありませんがこれは施設ごとに備えてみては、ニューメディカ・テックの可搬式浄水キット・Crystal Valley。以前から広く出回っているとは知りませんでした、日常・災害時はもとより、飲料水の生成システムは将来人類が外宇宙へ出るうえで必要不可欠であり、JAXAとの技術提携も頷けます。バッテリーが小さいのにも感心させられました、後は自家発電との連携ですね。

Minisd_1604防犯機器・用品は「サイバーセキュリティーワールド」と称し併催の体裁を採っていましたが展示エリアの縮小で分割せざるを得なくなったのが真相だったりして?IHIのAUV(警戒監視型水中無人機)は主に港湾で沈船・不審者或いは船舶の監視・捜索にあたるモノで自律潜航はもとより地上とリアルタイム連携可能なのがセールスポイント。この蛍光イエローは目立ち過ぎる?水中ならべつにいいのかしらん。

北海道が最前線だったという冷戦時代、某国戦車部隊の上陸に同じく戦車部隊での迎撃をと息巻く陸自を空自が「ナパーム弾の絨毯爆撃なら10分と掛からず始末出来る。だからさがっていてくれ」と一蹴、と渓由葵夫さんが書いた(要旨)のは20年以上も前のこと。Minisd_1605何が言いたいかッてェと、今日にあっても包丁1本で押し入る不埒者はいることはいるとは言え、その包丁を執る腕力に腕力で応酬する発想が古過ぎる、更にはそこに至らしめる原因そのものを取り除くのが真のリスクマネージメントである、強く確信するものであります。TVのバラエティー番組でも紹介され戦争機運を煽っていたのがコレ。ネーミングのケルベロスとはギリシャ神話に登場する冥界の番犬、でもケルベロスもヘラクレスに生け捕られちゃうんですけどね。

Minisd_1596原発にもかかわっている関電工が出展していたル・マン用V8エンジン、2008年と言いますから随分前ね。でもこっちはほんの客寄せで売り込んでいたのは自家発電機。燃料がLPGで連続24時間の稼働が可能ガソリン機は約2時間。災害といっても程度に拠りましょうが、落雷の停電くらいなら再給油にアタフタ、が無くせます。

Minisd_1600クルマのダッシュボード下とかに嵌っているのが発煙筒、細谷火工が出展していたのはマウンテンマーカSOS黄緑のボディーと「水中にも持って行ける使うのは勿論水上で」ダイバーマーカSOS黄色のボディー、何れも「火薬を使わない」のがミソ。隣の丸いのは打ち上げ花火のカッタウェイ・モデルで、「元が花火屋だから」ですって。

同日夜に富士・富士宮地区シーティング勉強会をひかえていたため寄り道もせず足早に東京を後にしてしまいました。ゲートを裏側から撮る人も珍しいでしょ?SEECAT(テロ対策特殊装備展)Minisd_1607その審査とやらで入場に時間がかかる画像手前がそのゲートのもお判り頂けましょう。

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2017年11月19日 (日)

松永製作所 マイチルトミニ3D

アレとはこれ、来年3月発売予定。部署のOTに「デモ機ブン取って来い、シーティング見直そう」とせっついているところ。

Minisd_1526座奥行きは350㎜まで短縮されましたが座幅が従来機と同じなので坐りは「それなり(古)」?寸法変更は対応座クッションが変わることでもあります、ついてこれないオバチャン介護、結構以上にいますよ。キャスター軸のコラム突出しが弄れるのと、主車輪の2系統1ブレーキ前後ともペダルリンクを介してドラムブレーキを働かせることで効きが空気圧に左右されなくなったもNEXTCOREくるりと同じ。

Minisd_1529バックサポートには背折れ機構がやっと付きました、円背の方の背~ヘッドサポートの隙間へクッションをモコモコ押し込む必要などありません。営業さんは「他機のいいとこ取り」と豪語されていましたがどういう方がリクライニング型車椅子を使うかを考えればこのくらいはあって当然。背張りベルトもNEXTOCOREと共通、円背にはなかなかならわず、実は片手落ちだったりします。

Minisd_1527cMinisd_405レッグサポートフレームはロープロ化されたもののスイングアウトしか出来ないのは従来機のまま、「ここもNEXTCOREと共通に」伝えたところ営業さんにボヤかれました。同じく新デザインのフットサポートは前後の調節範囲が広がり、ハムストリングスが縮み膝関節可動域制限の進んだ足も受け止めてくれることでしょう。幅広のヒールループも新型かな、ウチの職員達はヒールループをいつもフットサポートの下に引っ掛けています、5年間使ってもなお意味と価値が解らないらしい、更生不能ですナ。

Minisd_1528マイチルトプロだけのオプションだった後輪リフトアップ機構が本機にも対応。黒いペダルを踏むと後ろで隠れていたキャスターが主車輪を持ち上げ、ベッドだの便器だのへのファイナル・アプローチで問題になるあの「ヨッコラショ」が解消されます。余談ですがOASISで整備泣かせだったホイールカバーは廃されました。あんなモノ何故付けてたのか訊いたところ営業さんも「解らない」と。

Minisd_1525本機と共に登場したのがスネークヘッドサポート。1レバー・2ロックしかもボールジョイントは精度がウルサく、私は20年前これをロストワックス(鋳物)で組まされ、トルクが揃わずさんざん悩まされました。こちらがCNC削り出しなのも宜なるかな…後日光野さんには「介護はおろかPT・OTまでもが偏心カムレバーを使いこなせない。ブリコラージュ誌の『モノづくりのヒント』で取り上げて欲しい」と頼んでおきました。多関節IREM「R-TYPE」以降ゲームで流行ってからもう30年か(遠い目)マウントを受けるパイプは従来機と共通のようです。

フレームがヨレヨレなのは相変わらず。同シリーズには「~リジッド」もありますが、折り畳みなど全機廃してもいいくらい。ピボットのガタを抑え込めばもっと評価が高まるのに。

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