2017年11月19日 (日)

松永製作所 マイチルトミニ3D

アレとはこれ、来年3月発売予定。部署のOTに「デモ機ブン取って来い、シーティング見直そう」とせっついているところ。

Minisd_1526座奥行きは350㎜まで短縮されましたが座幅が従来機と同じなので坐りは「それなり(古)」?寸法変更は対応座クッションが変わることでもあります、ついてこれないオバチャン介護、結構以上にいますよ。キャスター軸のコラム突出しが弄れるのと、主車輪の2系統1ブレーキ前後ともペダルリンクを介してドラムブレーキを働かせることで効きが空気圧に左右されなくなったもNEXTCOREくるりと同じ。

Minisd_1529バックサポートには背折れ機構がやっと付きました、円背の方の背~ヘッドサポートの隙間へクッションをモコモコ押し込む必要などありません。営業さんは「他機のいいとこ取り」と豪語されていましたがどういう方がリクライニング型車椅子を使うかを考えればこのくらいはあって当然。背張りベルトもNEXTOCOREと共通、円背にはなかなかならわず、実は片手落ちだったりします。

Minisd_1527cMinisd_405レッグサポートフレームはロープロ化されたもののスイングアウトしか出来ないのは従来機のまま、「ここもNEXTCOREと共通に」伝えたところ営業さんにボヤかれました。同じく新デザインのフットサポートは前後の調節範囲が広がり、ハムストリングスが縮み膝関節可動域制限の進んだ足も受け止めてくれることでしょう。幅広のヒールループも新型かな、ウチの職員達はヒールループをいつもフットサポートの下に引っ掛けています、5年間使ってもなお意味と価値が解らないらしい、更生不能ですナ。

Minisd_1528マイチルトプロだけのオプションだった後輪リフトアップ機構が本機にも対応。黒いペダルを踏むと後ろで隠れていたキャスターが主車輪を持ち上げ、ベッドだの便器だのへのファイナル・アプローチで問題になるあの「ヨッコラショ」が解消されます。余談ですがOASISで整備泣かせだったホイールカバーは廃されました。あんなモノ何故付けてたのか訊いたところ営業さんも「解らない」と。

Minisd_1525本機と共に登場したのがスネークヘッドサポート。1レバー・2ロックしかもボールジョイントは精度がウルサく、私は20年前これをロストワックス(鋳物)で組まされ、トルクが揃わずさんざん悩まされました。こちらがCNC削り出しなのも宜なるかな…後日光野さんには「介護はおろかPT・OTまでもが偏心カムレバーを使いこなせない。ブリコラージュ誌の『モノづくりのヒント』で取り上げて欲しい」と頼んでおきました。多関節IREM「R-TYPE」以降ゲームで流行ってからもう30年か(遠い目)マウントを受けるパイプは従来機と共通のようです。

フレームがヨレヨレなのは相変わらず。同シリーズには「~リジッド」もありますが、折り畳みなど全機廃してもいいくらい。ピボットのガタを抑え込めばもっと評価が高まるのに。

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2017年11月 8日 (水)

国際福祉機器展 H.C.R.2017見てある記

Minisd_1492去る9月27日に行ってきました。Facebook上でも同日行く旨のカキコを幾つか拝見しており、約5時間場内をウロウロしておりましたが、なかなか会わないものですね。夜にいすizuふじをひかえていたため大急ぎで、「寝る→起きる→坐る」を重点的に見たつもり。他所でだいぶ書いてしまったのでこちらはもう「出がらし」感が…気を取り直しイッてみましょう。

Minisd_1495社長から直々に「Facebookへageろ」とこられてしまった、橋本エンジニアリングの新型ソリッドタイヤ・NEXO、画像はそのカットサンプル。従来より40%の軽量化を果たしたそうで、加水分解にも強いらしい。ゴム自身のビードに加えTボルトと称するアンカー白いのがソレでリムに留めるところはちょっと珍しい、とかくソリッドタイヤは着脱の難儀さがネックで、今後の開発のポイントになるのでは。2本セットで9000円。Minisd_1494そして昨年もプロトタイプが出ていた、折り畳みフレームの新型・X70は来年発売を目指すとのこと。サイドガードをリベットで留めると隙間に詰まった汚れを取りづらくなる、と以前言っておいたのになァ。社長からは「フラッグシップモデル・MC-Xも折り畳みにする」と、モニターで要望があったのでしょうか。また同社もいよいよ高齢者市場への参入するそうで、私からは「Panthera S3 swingの作りをよく視ておいて欲しい」旨伝えておきました。

Minisd_1519国立障害者リハビリテーションセンター研究所(UCHIDA・exiii)のC-FREX(脊髄損傷用カーボン長下肢装具)。バネと振り子の力で歩行を助けるとかで、営業さんは「電気仕掛けを廃せば故障も減らせる」と。機用の車椅子へは殆どちょこんと乗ってるだけ、Minisd_1520装具のぶんトレッドが拡がってしまっており、スタディーモデルとは言え「まだまだ」。とはいえ営業さんが強調されていた「カッコ良さでモチベーションを引き出す」は極めて重要、今ドキの50・60歳、勿論私の世代もが福祉機器のの世話になる近未来にあってはある種のファッション性、そして更に福祉用具であることを意識させない方向へ変わっていくものと思われます。

Minisd_1510Minisd_1555「立ち上がりを諦めない(松本健史さん、8月12日・ムツ外し学会in埼玉より)」イデアシステムの乗助さん、「Ⅱ」になって何処が変わったのかはイマイチ判りませんでしたが、それはともかく…同等構造のトイレ用手すりも。こういったモノは何故か現場でなかなか理解され難こと永遠の女学生達は道具を使うのをとにかく面倒臭がります。ついでに書きますとスライディングボード、あれはぶら下がり移乗むしろ移送と呼ぶ可き?を誘発し易いので運用には慎重にならざるを得ません、極めて特殊なケースを除けば正直使わせたくないのよん。

Minisd_1530Minisd_1531「アクティヴ・ユーザーの肩は30年しか持たず、その後は皆電動に乗り換える(光野さん)」Wheelchair88の電動車椅子・Foldawheel PW-999ULの展開/折り畳みをそれぞれ。バッテリーがどこまでもつのか判りませんが、同じく場内を走り回っていたRASRELといいフォールディング(折り畳み)は需要があるのかも。デモンターブル(分割構造)のWHILL Model Cは走破性こそ優るのでしょうが開発の方向性は「!?」。

Minisd_1533Minisd_1534その光野さんが「高齢者向け車椅子の新たなベンチマーク」と世に問うanimato(アニマート)のプロトタイプ、フレームは日進製。車椅子の多くはフットサポートがキャスター回転圏の前に来るためハムストリングスの収縮で膝が伸ばしづらくなった方はフットサポートへ足を乗せるだけでもなかなかどうしてキツく、結果落ち易くなります。本機はフットサポートとキャスターの関係そのものを変えることで足を引き易く、より安楽な坐りを目指すのみならず、足漕ぎのし易さ、更には前屈み或いは立ち上がりでの前転予防も狙ったもの。但しそれを実現させるべく大きく張り出したくキャスターはベッドや便器へのファイナル・アプローチを甘くし、移乗介助の妨げとなります。フレーム或いはキャスターのデザイン見直しを要する?「このままでは出さない」囁きも…背・座クッションはセットになっており、座を前へスライドさせることで然る可き座圧分散を図りつつ後傾した骨盤及び円背を支えます。たぶんクッションカバーは分割のうえそれぞれを連結させたほうがいい筈。排泄物汚染などで洗濯する際、中のクッションを全て引き抜くはかなり以上に面倒ですので。

Minisd_1523だいぶ前から出ていたとは知りませんでした、岡田製作所楽々きれっと。ロボットアーム(矢印)がお尻を拭いてくれるのだそう。メーカーサイトに見る本機のコンソールは機能相応?であるのに対しこの巨大さが何を意味するのかはよく解りませんでした。便座は高さを変えられますが足は引けません。

Minisd_1570これまただいぶ前から出ていたとは知りませんでした、東邦テクノス(イー・アーム扱)の手動レバー式車椅子駆動ユニットe-arm。ハンドリムとリプレイスして取りつけ、キコキコレバーを動かし、また左右のコンビネーションで前後左右のみならずブレーキングも、より少ない力で出来るもの。これで横転だの迫撃砲が撃てたらナムコ「アサルト」に…アミューズメント・マシンへの可能性が開ける?

Minisd_1537Minisd_1538もうウレタンカッターは要らない?766が出展、今月発売なった日本ジェルのモジュラー型座クッション。ジェルトロンそっくりのケージ型ゲルクッションに22~110㎜・7種類の高さのウレタンキューブを詰めて気分はもうLEGO形状の最適化を狙うもの左画像・ゲルクッションの下にあるウレタンシートはキューブの上に被せる。こういうの、流行るかなァ?坐った感触はカクカク感の全く無いフツーに座布団でした。フツーだから大したことないのではなく、使っていることを意識させない道具ほど優秀なのですよッ。シーティングエンジニア養成講習で一緒だった営業さんにチタン製車椅子を尋ねると「引き続き開発中、ビルダーが先日修行に行ってきた。本展には間に合わなかった」と、ほほォ~。

Minisd_1571Minisd_1536光野さんの勉強会に出て以来小児・就学児向けの車椅子やバギーに目を惹かれます、画像左がTigMinisd_1569右は766そして右下はテクノグリーンこれらに見る機能の数々が高齢者向け機にもにも活かされればいいのに、願わずにおれません。ホントよく考えられてるんですよ。

Minisd_1518Miki NEXTROLLERはてっきり移動全介助の方向けだとばかり思っておりましたが、電動であれば御自分で動ける、要望があったのでしょうか。ユニットは毎度御馴染みのYAMAHA製、このテのモデルチェンジは今後増えるかもしれません。

Minisd_1524Minisd_1522眼鏡ネタを2つ。画像左は文字を読んでくれるOTON GLASS、リンク先にある通り音読・視覚障害者や海外渡航者の需要を見込んでいるゲンピーの電訳機みたいとか。同右はメガネスーパーが今春立ち上げた新会社・Enhanlaboのb.g.(beyond glasses)といってこちらはいわゆるウェアラブル端末。ブースでは掛けるとあたかもそこに在るかのようなポリゴン画像を視野に映し出していました。

今回はここまで。気になったアレにつきましては某所同様別記事立ててみましょうか。

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2017年10月26日 (木)

安全な現場の騙し方#2

去る9月17日、ふじのくにケアフェスタ(静岡介護フェア)でのこと。

Minisd_1482bパラマウントの自称低床ベッド画像奥を紹介していたブースで、アドバイザーとかいう方が床ベッタン・シンパである私に突っかかってきやがりました、「19cmでも十分低いじゃないか」ということにしたいらしいパラマウントは床ベッタン(超低床ベッド)を作っていない

床上20㎝は埃の滞留ゾーンとかで、壁のコンセントもソコを避けてあのくらいの高さなのだそう、防塵シャッター付コンセントなら床面にだって埋め込めるじゃないか!要はシールを徹底すれば済む話で、電気屋の都合でモノを作るとロクなことにならないのは福祉機器でも同じ、もっと言っちゃえばベッド、こと高齢者の転落事故は電気屋が仕向けていた、謗りは免れません20年前、最初に就職した町工場で電装・プログラミング担当の「自分の仕事がうまくいかないのは製造現場のせいだ」放言、絶対に忘れんゾ。柵受けがサイド中央で切れているので車椅子が付け易い云々も現行の基準では四隅にしか掛けられないのでそこが「要らなくホントはソコにこそ掛けたいのに」なっただけのこと、詭弁もいいとこ。

剰え「パラマウントは業界に先駆け様々な新しい提案をしてきた。私はメーカーとお客様の橋渡し(要旨)」には呆れるほかありませんでした。

Minisd_1541イヤミカマシてしんぜましょう、Blogでは先行でと言ってももう1ヶ月前だH.C.R.2017より、パンフ画像でスマン。以前もここで紹介したLowLand BedがシェイプアップされていましたまだメーカーサイトにはUPされていない。もっとも6.8㎝の上にマットレスを敷きますので「だいたいソノくらい」になってはしまうにしても…そのボトムを下ろしきっている間は柵を外しておける点が大きい。中国からいらした営業さんは「日本語あまり解らない」とのことでしたが、「私は御社で超低床型を知った。Minisd_1568今後介護現場は間違いなくコレがスタンダードとなっていく、宣伝しますよ」と伝えると大いに喜んでくださいました。蛇足ながらいざって動ける方には昔から床ベッタン車椅子があるワケで。電気屋の怠慢もさることながらこういった機材が普及しなかった最大の理由は「(西洋から輸入された)リハビリに床への着座/立ち上がりは無いから(三好春樹)」、古文書の読解だけでは介護現場が成り立たないわけですナ。

Minisd_1567騙された現場の1つが私の職場。オープンからこれで何例目?転落対策とかでベッドサイドの座敷(床)へマットレスを展開、ベッドから転げ落ちた利用者様をココで受けとめられればインシデント扱い。「敷くな」と言っているのではなく構造的問題が全く解決されていない失礼千万な物言いだが困るのは中途半端に動き回れる方、起き上がりを妨げぬよう手すりで囲うがこれが曲者で、職員臥床すすめる→寝たふりしてすぐ起き上がる→職員困り再び臥床すすめる→利用者様勿論聞く気さらさら無い→職員更に困って寝て頂くべく手を出す→「かかったな」言わんばかりによろけてみせ職員にぶら下がる→手すりだサイドレールだ、はたまたベッドのフレームだにぶつかる、と相成るわけで。マットレスは立ち上がった足下をぐらつかせ、転倒、ひいては手すりやポータブルトイレへの接触・衝突リスクを更に高める、もっと言えばこれで守られるのはベッドのメーカーとディーラー、そしてこの程度の環境整備しか思いつかない学生リハの立場であり、決して利用者様ではありません!誤解なきよう挙句の果てには「トイレ訴えある時だけマットレスを外しポータブルトイレ設置を」などと言ってきやがった!だから奴等も夜勤のローテーションへブッ込む可きなのダ

ベッドは未だ日本人の生活環境たり得ていない、西洋「医学とやら」との齟齬は少なくともあと1000年続くのでは?夜勤明けに事故報告書を書きつつ溜息だけが増えていくのですよ、あくびばかりじゃありませんゾ。

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2017年9月 4日 (月)

介護氷河期を生き残れ!(TEKTRO M730)

Minisd_1464Minisd_1465去る8月27日、知る人ぞ知る岐阜のデイサービスセンター・介護まめ屋がうったセミナーに御邪魔してきました。お題は「介護氷河期を生き残れ!」、小規模潰しと言われる来年の介護保険法改正に向けその小規模施設がどう立ち向かい、何を取り組み、生き残っていくかを業界著名人の講談を通じ考えていくというもので、受講者の中には実際施設を経営されている肩書き付きの方が多くいらっしゃいました。私は某氏から「おいでおいで~」されて行っただけですが、それはさておき。

Minisd_1454Minisd_1457制度論は他所に詳しい去る4月のNHK「日曜討論」を観た部署のユニットリーダー達(バブル景気の申し子:努力が嫌いなくせに権力志向は強い)からは「他出演者の制度論に髙口さんは制度論で応じない」と現場にあるまじき的外れな暴論、コイツ等とはもう組みたくないと思ったのでソチラにお任せするとして…定番メニューへ政権批判を織り込む巧みさは流石三好さん、やはり介護の世界は全て御自身の「怪しげな経歴」もが活きます。小池さんのゼミは自身初。南房総でアロマテラピー介護に取り組んでいるそうで、無闇に薬に頼らないことから地元医師会医療マフィアと相当やりあってきたのだとか。「逃げるようにやって来た」と伊永さんは仰るが地域も大事だがそれが世界の全てではない、自由は足で稼ぐもの、話の解る人のもとを訪ね歩く、当然のことであります。2氏が介護の今とこれからをアツく語る一方で…

Minisd_1458この落とし方は一体何だ!?どうしようもなく笑う受講者達…それでも「抽象論には具体性で」「地域で必要とされる施設となるために」小林さんははいこんちょの取り組みを普段通りユルく語ったのみならずMinisd_1460Minisd_1459伊永さんとの共作曲「Sign」まで歌って下さいました、出だしからズッコケてたけど。歌と言えば日高さんも飛び入りで、あれは伊永讃歌?を熱演、但し当の伊永さんは「時間が押す…(ー'‵ー)」顔が曇っていました。

Minisd_1456でもって、こちらが昼休み中に小池さんが実演して下さったアロマテラピーの模様。オイルの芳香漂う中、リンパだったか循環だったか…しかもブリコラージュで連載が始まり、全国各地でセミナーが展開されるらしい、介護の何かが変わる予感。

Minisd_1462怒涛の懇親会へ。中心?メンバーのテンションが比較的低かったのは前日から呑んだくれてたかららしい。画像中央は過日の湖西ゼミを企画された方、当日も気さくにお話して下さいまして真に有難う御座いました三好さんの組織論も舌好調だった。また此処でも某所での広報を御存知の方々から声を掛けられ恐縮至極でした。この後一部のメンバーはまめ屋へ処を移し…会場でもアピールがありましたが何でも来夏へ向けスッゴイ企画が進行中とか、コアな皆さんが結集しそう私も「もう行く気でいるでしょ」と言われてしまった

Minisd_1467こちらが一泊させてもらった2泊された方もいたとか羽島の介護まめ家さん。中は利用者様の休憩用ベッドがあるほかはフツーに民家、Minisd_1468その宿泊メンバーを送り出した直後レギュラーのデイサービスをなさったそうで「マジかッ!」の声も。講師陣の皆さん、まめ屋の皆さん、そして各地から「思い一つで」いらした皆さん、たいへんお世話になりました。また今後とも宜しく御願い申し上げます。

私も先達に倣い。タッチを改善すべくVブレーキにD/Aのシュー(R55C)を組み合わせておりましたがアーチワイヤーを外してもシューがフォークブレードに引っ掛かりすっきり開けない、アーチ(アーム)がシマノと同じアングル材みたいなデザインのKinetixですとカートリッジ固定ネジが前はフォークブレードに隠れる、後ろはアーチそのものに引っ掛かる、と整備難は全く改善されませんでした。「ソレでいい筈が無い」と注文したのがシューをアーチへ留める位置が異なるTEKTRO M730、同等のデザインはTRPあたりにもあるようで。ところが納品当日になってあさひより「出荷遅延」の電話。次月度シフト未確定のまま勤務月度末を迎えていた私は「即答不能」、結果通販とは思えないほど遅れに遅れ、埼玉行には間に合いませんでした。

Minisd_1453本機のシューセットはこれまで使ってきた旧CAPREOを移植同シリーズはフリーハブとスプロケットだけになっちゃったのね、相当不評だった?。シマノ純正のカートリッジ固定ネジは六角穴のガタが大きく舐める恐れがあるためフツーのアーレンスクリューへ換装ココ凄く大事、M4ですので折れ難い3㎜アーレンキーが使えます。ネジもネットで注文、こちらはどこぞの問屋のようなお粗末はありません。「ネジも通販に限る街のネジ屋は工場を相手にしていることから小口の注文に応じない」、取扱いの幅が狭い地域のホームセンターが少し遠い存在になりました。更にこれを機にカートリッジも「効く」とロード乗りの間で評判のBBB BBS-26HPへとスイッチミーハーなだけ。シューホルダーへ指1本でスコンと入るのに超感動、否、それが工業製品ですッてば。その着脱に難行苦行を強いるシマノもSWISSSTOPも金輪際使うものか!心に誓ったのでありました。

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2017年8月26日 (土)

TOPVALU BESTPRICE 背もたれ付きフィッシングチェア

Minisd_1439Minisd_1438これまで職場の荷物置きに使っていた100均フォールディングチェアの座布が綻びだしたため近所のEAON SCで季節物コーナーの片隅・段ボール箱に押し込まれていたのを買いました。同商品リスト及びネットスーパーには存在せず、もしかして不良在庫処分???画像・バックサポートを倒したままなのはこの状態で使うため。またタグの口上に注目、「釣りにも最適です。」フィッシングチェアと銘打つにもかかわらず開発目的はどうも違うらしい。

BESTPRICEを謳うだけあって原価はかなり廉そう。座布が左右にズレ易く展開の度に気を遣います。その座面の割にフレームがデカくチューブをキツく曲げたくなかった?コストに響くだろうから折り畳みのくせに意外と嵩張り、あまり気軽に持ち運ぶ気になれませんがその大きさ相応にコケ難くなりました。座面高は座布の弛み込みで230㎜位。

荷物置きと別、もう1つの目的が食事介助であります。当方座高があるので部署備え付けの丸椅子では小さなバァチャンの喉仏「ゴックン」が見えないんですよ。食わせ者のユニットリーダー(バブル景気の申し子)は「こっちを使え」とセラピストチェア「キャスターの付いた椅子でチャカチャカ、ゲンゴロウだか(髙口光子)」をよこしますがそれでも高過ぎます。しかしながらテーブルが高いままなのと「立ち上がりの3要件は足を引く・前屈み・適度な高低差」極端に低くすると利用者様が突如立ち上がった等々といったイレギュラーな動きに反応し辛くなるので本機あたりが現実最低ギリギリでしょうか。

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2017年8月18日 (金)

オムツ外し学会 in埼玉

Minisd_1441去る8月11・12日、3年振りにオムツ外し学会へお邪魔してきました。介護・福祉絡みでの埼玉行は自身初。日本の気候は最低最悪、時間が1ヶ月前に戻ったかとしか説明のしようがない、小雨を伴う粘りつくような湿気に苛まれ汗グッショリで列車に乗り込み…内容につきましては既に講師陣・スタッフ・受講者各位のFacebookあたりに詳しいので私からはなるべくポイントを絞って。

Minisd_1442特に印象的だったのは清藤大輔さん(介護老人保健施設 志木瑞穂の里施設長Drでありながら三好・髙口ゼミに通い詰めた変わり種だ)が紹介した竹内理論「お年寄りの活動性は歩行・移動能力の上に乗っかっている。一定時間坐っている能力が先ず求められる」、独歩は勿論のこと(車)椅子にしても然るべき「ささえ」の必要性を説いているともとれるもので、シーティングエンジニアとしては大いに勇気づけられると同時に職場(部署)に見る危機的状況に忸怩たる思いがしました。

意外にも初受講の方が多いとかで髙口さんからはやはり外さぬわけにはいかない「基本の『き』」定番メニュー。タイトルがタイトル故個人的主観では4月の駒場苑で出た昨今の集団処遇回帰問題の続きを期待していましたがそこは三好さんの守備範囲だから?そして大いなる理解・共感こそあれ現場を離れて久しい三好さんにいつまでも「ちょっと私の話を聞いてよ野村克也さんが阪神監督在任中の手記でマズローの5段階に触れ「(照らし合わせれば)レギュラーを獲れるようになった選手でも『愛して欲しい』という欲求はあるだろうし(要約)」と」を求め続けるのは否定する気など毛頭無いにしても「…、ちょっとねェ~」を感じ始めています。そこは自らが聞く側にまわる、そういった職場(環境)をつくっていく「新しい施設を作りたい人!」と振られ受講者から手は挙がらなかったが「心の中では皆挙げている」と、本会スタッフ・受講者はその歳を考えればそれが出来る、していく可きところまできていると考えます自戒の念も込め。Minisd_1446また思想とかイデオロギーといった言葉を持ち出されると日頃脊髄だけで仕事しているであろう介護職達はアレルギーを起こすかもしれませんが、目の前の1人にどう関わるかだけではおよそ説明しきれない「そこに至る考え方或いは国土世間・クライメイトと言ったもの」をどうしても無視出来ません、少なくとも私は…三好さんは状況を俯瞰する、進む可きところへ進んでいると思いますよ。

Minisd_1443約70人も集まった!懇親会はかねてより楽しみにしておりました。実は私も茂木社長より挨拶の席を設けられてしまい、何故か有名人ということにされてしまいました、違うんだけどなァ~…。これに先立って送迎バスの階段から自転車抱えたまま転げ落ちて左大転子部をしたたかに打ちつけてしまい、まだ痛いフェルビナク・インドメタシン・ジクロフェナクはカブレてしまうのでただ我慢するのみ…良いモノあったら御教示をのですが一先ず仕事には差し障っていません。

運営のいちごクラブの皆さん、全国から馳せ参じた皆さん、楽しく、そして大いにためになる2日間を真に有難う御座いました!またいつかどこかでお会いできるのを信じて。

先月のシーティング技術者交流会ではことりっぷのサブバッグを試しましたが一泊にはやや大き過ぎ、リアキャリア付属のゴムバンドがかなりキツかったため100均の保温/保冷バックとオバチャリ前カゴ用ひったくり対策ゴムネットを組み合わせたところ着替え・折り畳み傘・折り畳み椅子・三脚がギリギリ収まり、ゴムネットはことりっぷでもイケそう♪久々にいい買い物しました。自転車もBROMPTONやそのモドキといった、キャスターでガラガラ引っ張っていける機種に惹かれますが折り畳みにあたって荷物をキャリアから降ろさねばならないのね、チトメンドクサイ。

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2017年8月 5日 (土)

富士・富士宮地区シーティング勉強会#8

去る7月27日、定例の富士・富士宮地区シーティング勉強会へお邪魔してきました。今回も事例検討、リクライニング型車椅子に何となく坐らされていた方のシーティング見直しが課題でした。串田OTがアチラで触れていた通り今回は新卒と思しき湖山病院の若手リハビリ職が多数参加。問題解決のプロセス、こと言葉の組み立て方が理路整然としていて流石国家資格を取っているだけのことはある、と実感させられました。介護職はほぼリピーターだけ、そろそろかの面子にもシーティングエンジニア養成講習を受けてもらいたい、思わずにおれません。

光野さんからは加齢に伴うハムストリングスの収縮に因る姿勢変化をおさらいのうえ新型車椅子・アニマート実証モデルの紹介、また先日の記事でチョコッと触れた来る9月・東京での光野×串田ゼミの案内も。Minisd_1437「ココは助成金貰って運営しているが、いよいよカネ取って一席打つことになった(要旨)」と、串田さんも更なる飛躍の時?凄いですねェ。

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2017年8月 4日 (金)

これからの施設ケア

Minisd_1436Minisd_1425去る7月17日、湖西商工会館でうたれた坂野・小林ゼミに御邪魔してきました。直近の駅は鷲津ですのでそこまで楽して列車で行けばいいものを、つい弁天島を走りたい衝動に駆られ…画像1発目・道路標示は9年前のアレと同一のものです。それはそうと、確かに「湖西商工会館」と検索掛けた筈なのに出てきた湖西市役所近辺の地図を目的地と勘違い、当然辿り着けず1時間余りに渡りウロウロ、余裕をもって出掛けたにも拘らず遅刻してしまいました、チョ~トホホ。

両氏ゼミ受講は自身初、当日模様他所詳しいのでココでは繰り返しません手抜き!。足掛け16年三好ゼミに通い続けた耳には特に新しく感じられませんでしたが、これまで全国に蒔かれてきた三好メソッドの種が芽吹きだした、どこかにそういった理想がある、何となく崇め奉っていればOKな気分だったものがいよいよ各々の実践課題となり出した、思いを強くしました。小林さんはメディアのイメージまんま、一方の坂野さんは副施設長を務めるだけあって若くても厳しさを持っており、ヒジョォ~に近寄り難いオーラを放って、少なくともチャラポランの私はそう感じられました。自分がなりたくないから管理職は苦手なんですよ。

全国ツアー展開中の小池さんと福嶋さんは閉講後足早に処を辞されました、随分と忙しそう。

Minisd_1423Minisd_1422懸案だったテールライトも。CATEYE 5445620はネジ穴をさらい、付属のタッピングネジでなくキャリアで余ったM5アーレンスクリューで、但しライトは納屋の肥しだったTL-LD500-Rと組み合わせる都合上キャリア上面から突出してしまう上下逆さに留めています以前も書いたがアリミゾ・アリガタが共通に見えても同社ライト・ブラケットはモデル・生産時期によって組み合わせに相性があるので要注意、1㎜にも満たない爪で引っ掛かっているだけですのでいつ落っこちるか心配。5年前記事にしたTL-LD570-Rは訳あって納屋に放置していたところセンサーだかが動かなくなってしまいました!センサー無しのTL-LD560-Rは海外でしか流通していないのでしょうか、同機入手の暁にはブラケットの向きも戻すことにしましょう。

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2017年7月31日 (月)

ツクイ静岡駿河下川原デイサービスセンター 内覧会

Minisd_1409フォレスタの後宇津ノ谷峠を越え向かったのは安倍川の畔・下川原のツクイデイサービスセンター、内覧会のハシゴは4月のアンジェスやまや以来、滅多に出来ることではありません。表通りに面しているとはつゆ知らず、地図検索で出た「この辺り新規の施設は十中八九検索に引っ掛からない」を狙い1区画手前で回り込もうとしたため一方通行の迷路にハマッてしまいました、こんな処には絶対住みたくありません!エントランスの庇は利用者様のトランジッションのためのもので、自転車及び二輪は雨が降ったら何処にも停められません。敷地に入った瞬間「何が何でもクルマとコンビナート、それ以外は排除」大企業らしさを嫌と言うほど思い知らされました。

Minisd_1410兵隊ケアマネさんと形式ばった挨拶の後に先ず案内されたのは静養室。デイフロア(パブリック)と別の部屋になっているのは良いと思いました。カーテンで仕切られていればまだイイ方、比較的新しくとも同じ場に寝かしちゃってる施設もありますので。

Minisd_1412Minisd_1413皆さん信じられます?これが新設ですよ!私は遺跡を見ているかのような錯覚を覚えました。こと画像奥のプール型浴槽、リンク先で「手すりが回り全体や階段昇降部そして中央部にもあり、階段昇降部の一段一段踏み面のことに色を分けているといった細かい配慮がなされていました。Minisd_1411Minisd_1414_2と記者は巧妙に忖度していますがさもなくば、否、それでもなお怖くて入れないであろうこと請け合い。となりますと手前の一般家庭(的)浴槽「城壁」で囲っているのは「何処からでも跨ぎ越し」の心算かとチェアーイン型機械浴、浴室の狭さと相まって「一度に2人だけかァ」職員の溜息が聞こえてきそう。洗い場は銭湯風ノが2箇所、脱衣室は温水循環に拠る床暖房…「はァ、そうですか」。

Minisd_1416Minisd_1415すっかり脱力…続いてトイレ。近頃は重症度の高い方でも御自宅で暮らし、通所施設にもいらっしゃいます。左右勝手違いはともかく便器或いは周囲の「ささえ」の少なさ、便器前方の介助スペースの狭さズーム広角域で撮ったため広く見えるが実際は職員がしゃがんだら身動きが取れなくなるは点数を稼ぐうえでネックになるかもしれません。

パブリック全景撮りそびれました、リンク先参照願います。テーブルは「水平線の如く(髙口光子)」同じ高さ、よくは確かめませんでしたがたぶん椅子も。床はコチコチでした、たぶんコンクリートにゴム貼っただけ。

Minisd_1417Minisd_1420ツクイは食事に力を入れているそうで、厨房こそパブリックから窓越しに眺めるだけだったものの実際に出される食事のデモが充実していました。画像はソフト食、これらとは別に職員さんの案内で私が注文したデザートとドリンクも、こんなことだったら見学前にラーメン屋寄るんじゃなかった!何しに来たのか忘れるくらいたらふく食ってしまいましたよ。些か貧相に見えちゃうおしぼりはインフィックも扱ってる自動巻き機から出てきたそれ。

Minisd_1424でもって、食べた後でやりますか!私のBMI(体格指数)・アスリート指数を大公開~靴下脱いだうえ体脂肪計付き体重計にかけられ、閻魔帳の如く私のアレとかコレとかが次々と数値化。私は2足直立が左右対称にならないため筋力だのが左右異なる、とかいう結果が出ました。

Minisd_1418Minisd_1419さて、食べたら運動です。三好さん曰く「介護マフィア云々」小規模ながら電子制御ホットパックやパワーリハビリ機器もありました。脚を漕ぎ漕ぎすると運動効率とか負荷が逐次表示され「ホぉ、これは面白い」Minisd_1387_2はたまにやるからであって、ですよね。昨今はこれらに特化した通所施設もあるとかで、比較的若い人はスポーツジム、歳をとったらコチラ、ということになるのでしょうか。そりゃ元気でいられればイイに越したことはありませんが、セミナーに通い、ブリコだのFacebookだのを読み漁った身には否応なしに「裏二国養成とか」を…。

当日2階への案内はありませんでした、たぶんオフィスでしょう。

通所はどこも稼働(集客)率をウルサく言われ、既に激戦となっているであろうかの地域に業界では名の通ったツクイが入ってきた施設形態こそ違えど4月に覘いたアンジェスとは目と鼻の先だのは勝算あってのことでしょうか??Minisd_1421ちょっと見に行っただけでこれだけの引き出…じゃなかった、謝礼品の数々、「並々ならぬ」圧力にも似たものを感じずにはおれません。

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2017年7月30日 (日)

ルーチェフォレスタ藤枝/フォレスタデイ 内覧会

Minisd_1388Minisd_1405去る7月14日、この8月藤枝にオープンする住宅型有料老人ホーム・ルーチェフォレスタ藤枝/フォレスタデイの内覧会を覘いてきました。料金体系だのといった入所に係る「現実問題」はリンク先を御参照願うとして…例によって例の如く利用者様の生活および働く者の環境としてのハードウェアを不徹底検証していきましょう。

Minisd_1426_4Minisd_1389_4最初に案内されたのは相談室でしたがただの部屋でしたのでスルー…先ず以って1階だったか食堂、テーブルの脚がアンジェスのソレと同じ?そっくりでした、新規の施設では大分広まっている、のでしょうか。アレを全部外して小さいバァチャンに合わせられるか?椅子は全て同じ大きさ(高さ)のように見えました、やはり足台と称してマンガ雑誌を重ね…。

Minisd_1391Minisd_1392Minisd_1393_2個室、洗面台・トイレ完備以外特別な仕掛けはありません。有料ですのであとはレンタルか個人持ち込みになるのでしょう。以前も書きましたが歩行困難のケースを除けば居室レイアウトはTVアンテナ線のコネクターが壁のどこにあるかで十中八九決まってしまいます、TVと共に昭和の昔を生きた皆さんですからね先日私の職場でショートステイの方から「Wi-Fi使えるか」と訊かれ対応に苦慮した、と聞いたが、あと数年でそちらも当たり前になるだろう。飛躍した物言いだが、今日の兵器がチップとプログラムの塊であるように、見たそのまんまが施設・生活環境であると言い切れる時代もあともうちょっとだったりしてMinisd_1394介護保険・福祉施設と異なり(比較的)元気な方がお入りになるわけで洗面シンクの高さですぐ判る、夜間の巡視もいちいち御当人を起こさずに済むよう扉の小窓を開けられるようになっていました、さながらカンシュコフ

Minisd_1395Minisd_1396これが本施設のウリ、多床室。障子風の壁はともかくカーテン画像では未設置が病室っぽさを残しています。設置の動機に些かの不純さを覚えるもののデスクもいよいよ三好メソッドを認めざるを得なくなった、とは調子が良過ぎるでしょうか。トイレは外へ誘導。ベッドはパラマウント製、案内して下さった職員さんは低床「ッて説明しろ」と言われたんでしょ、私はかの19㎝だかを低床とは認めません、マットレスの厚みは幾らだ?ベッドを使うことになっても座敷で寝起きしてきた方々には床ベッタンで応えるのが施設の努めと考えるものであります、きっぱりと。転落対策は重ねたマットレス横付けで段差解消?それとも見守りの強化?この辺りのちぐはぐさを経営陣はおざなりにして現場に本来無用の苦労を強いるわけですね、よく解ります。

Minisd_1427共用トイレは一応左右勝手違いがあります。が…利用者様の重症度が高い、或いは上がった時に何を以ってこの「広さ以外は一般家庭まんま」を補うか、有料老人ホームですので利用者様や御家族の発想・知識・ついでに技能も問われます勿論施設サイドの提案力も。浴室も至ってフツーに一般家庭。従って介助者は身の置き所が無くて困るのではないか?しなくてもいい心配をしてしまいました。Minisd_1431Minisd_1428_2ケアの個別化とは随分と聞かされてきましたが、提唱者の考えとは別のところで他事業者・現場がその言葉尻だけを己が都合よく介護保険の本分・コストダウンの口実に曲解した、道具をバカにした、そうとしか説明のしようが無い施設を幾つも見てきました。何度でも書いてやる、「マリアナの七面鳥狩りが21世紀に蘇る」とな。ア~勿論ありました、「機能よりデカさで威圧」チェアーイン型機械浴槽も。同所も某シュ~キョ~団体を嗤えませんよ。

Minisd_1429Minisd_1397パブリック。キッチンから廊下~居室の利用者様の動きが見辛いところはペリデ長田アネックスにそっくり。TVがちょっと高めなのも昨今の流行、無用な諍いも避けられるでしょう、たぶん。カラーバランスの崩れにお気付きでしょうか、照明は「もう止めてよ」電球色、自分が何食べてるか判らなくなる方も出てくるのでは?

Minisd_1398Minisd_1401福祉機器体験コーナーなるものも設けられていました。先ずは陸の孤島・静岡おそらく初上陸となろうWHILLの最新型・Model C、赤いレバーが分割機構のようですね。過日のシーティング技術者交流会でも「戸外はスマートに電動で」との声がありました、今後は「如何にも福祉機器・障がい者でござい」を排した、より軽く、当然駆動効率も高いものが増えていくのでしょうが、それを通じて各々の自立(律)・幸福追求に繋がっていくかは日本の精神風土からして疑問符が付く、相当時間がかかるのではないか、思わずにおれません。

Minisd_1399ピックアップ型歩行器に座が付いたこれまたたぶん新型、つーか、フツーに椅子じゃありませんか、コレ。シルバーカー同様歩いてちょっと休める、とのことでしたが、押したところからグルッと向きを変えて座る、さぞや難儀されるのではないでしょうか?皆さん股関節が回りませんもの。私の職場で食席から立ち上がり、大きな音で椅子を引き摺りながらトイレへ向かい職員を慌てさせる利用者様を思い出して内心ウケてしまいました、こんなモノがある=やっても構わん、ですから。画像右端から切れているのは同じく歩行器、Minisd_1430左右のハンドル高が個別に変えられるものでした。更にシルバーカーはサークル型歩行器に見るような後輪のフリクション可変装置が備えられた機種が。何の気なしに「電子制御も出ましたものねェ」と話すと同施設の福祉機器担当さん画像・歩行器を掴んでる方驚いてらっしゃいましたそりゃ大阪・名古屋・東京行きますもの

Minisd_1400もう1つ、車椅子は左右ブレーキがリンケージ画像中央のケーブルがソレで繋がり、片方で掛けると反対側も同時に掛かります、こういった凝り方はやはりMikiですね。ブレーキの片掛けはセーフティーたり得ず、恥ずかしながら私の職場でも後を絶ちません。同担当さんの「(介護職の)皆さんは僅かな手間を惜しむのか」には「心が無いのですよ」と答えておきました。同社カタログには病院・施設向けと称したチョ~コストダウン機デスクの食い付きがイイがラインナップされていますが病院・施設向けだからこそフールプルーフならぬ女学生プルーフ・オバサンプルーフ・イナカモノプルーフを充実させる可き自動ブレーキ付低床機とか、喫緊の課題です!何を躊躇う必要がありますか!!

Minisd_1403併設とは言っても同一館内にあります、のフォレスタデイ。画像は利用者様の1日の予定表とかで、コレを決める所から始めるらしい。レクリエーションは午後にSBS学苑の方が入るそうでホント羨ましい!ウチもそうすりゃいいのに「食事・排泄・入浴のレギュラー業務を犠牲にしてまでやることとは思えない。パットびっちゃり濡れたまま歌う『故郷』ッて一体何なんだ(坂野悠己)」

Minisd_1402施設内通貨はアクタガワが先んじていますので県下初ではありません、こちらでは「福」、画像・右端に並んでいる紙幣みたいなのがソレ。「金銭収入の多寡がQOLそのものを決定づける、それがアメリカン・ウェイ」繰り言になっちまいましたが…リハビリなんかをやることで増え、各種サービスを受けられるところもアチラと同じ。以前「トレパチ!と連動云々」と書いたらここでは福をギャンブルに賭けるコーナーもあるそうで、やっぱりやるんですね。でもショッピングポイントよろしくシェアまではしないでしょ、「何倍にでもしてやるぜ」と巻き上げたところからスッちゃった、とかね。

Minisd_1432Minisd_1433浴室は当然入所のソレより広さがあります。通所とあって元気な方がいっぺんに、ッて感じ?Minisd_1435このレイアウト、車椅子が1台入っただけで混乱必至では、そんな気がします。それから脱衣室、1人の、リクライニング車椅子の方にこの位の広さが欲しいと考える私は要領が悪いのでしょうか。

Minisd_1408Minisd_1407敷地周囲を見回してみましたが自転車が停められそうなところは見当たりませんでした、「マズイよ、それ!」どうやらココも何が何でもクルマだそうで。職員の目があったため撮れませんでしたが職員のロッカーは小さく、およそ自転車or二輪通勤に耐え得るものとは言えませんでした。また自家発電装置に囲いが無いのは「イイのかな?」。

Minisd_1390入所エントランスからデイルームへの入口にデェ~ンと鎮座していたのがコレ、皆さんはこれを見てどういったことを感じますでしょうか。私ですか?大書きの実現度はともかくそこはアメリカに「して貰うだけ」の国・自称戦後日本を作った皆さんですからねェ、「進め一億火の玉だ」スローガンで煽るところは昭和の昔と共にあった人達の当り前を守ってあげている?趣旨とは別にチョ~納得してしまいました。Minisd_1404引き際「どうぞ」と勧められたもののスクーターでは運べないので「気持ちだけ画像」の鉢植えハーブを。当日のレポートはこれで終わりではありません、次記事で。

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