CYCLE MODE TOKYO 2024見てある記
6日に行って…出展企業団体減は毎度のことではありますがシマノの不参加はある種の「終わりの始まり」を感じさせるものでした。今回も会場は分割、而も一旦屋外へ出なくてはなりませんでした、雨降ったらどうする心算だったのでしょうか?私からはちょっとだけ。
昨年暮れに発表されたGIRO REGISTERⅡ。(後頭部)サポート機構を頭位ほぼ全周に亘らせフィット性を高めた、とは「(本機を含む)一部のタウンユース機のみ」と。帽体が1サイズしかないのはそういうことだったのですね。チンストラップの調整はスライドバックルのみ、と割り切り感が。値段を抑える可くMIPSは未装備。クイックバイザーの留まる位置が'09辺りまでのATHLONと同じで、ただでさえ短いバイザーの実効長が活かせていません。やろうとしていることは解るものの製品として詰めが甘くホントに本社で開発したんか?グローバルサイトには載っていない「GIROともあろうものが」…diatechにしても四の五の言わんとARTEXをもっと入れておけばこうはならずに済んだのですMERIT Sphericalを持ってきてない辺りにもやる気の無さが。
GROWTACのEQUALコントロールレバー。基本デザインこそERGOPOWERと同じですが変速パーツの差し替えで何速にも対応可「EKARの13速も」、とのことでコチラに取ッ換える走り屋が出てくるかもしれません、シマノのデュアルコントロールレバーは中でワイヤーがよくほつれる、と聞いておりますのでmicroSHIFTが割を食わされるかも。この仕掛けでバーコン作ってくれたら私もSENSAH EMPIRE PROにしたくなります。
個人的収穫はほぼゼロ1800円は堪えた、自転車のニッチな部分しか見ない私には1月の科学技術館がより重要になりました。イベントブースでは子供達への自転車教育充実を、との話が出ていましたが問題は「入口より出口」、ルールだかマナーだかの締め上げで将来のクルマ(来る魔)乗り換えを仕向けるためでは?抑圧される側といたしましては訝らずにおれません。
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東京ビッグサイトはタバコに甘過ぎます。南ホールへの連絡に屋外喫煙所があり地上階のソレも空間隔離が全くなされていない、本展の場合自転車はタバコを吸いながらでも出来る軽スポーツであるとの間違ったメッセージを発しかねません。
タバコとくれば…東京へは勿論新幹線で行きましたがその国鉄Jr.東海は先月16日に同喫煙室を廃止しました。「タバコ代の約半分は国鉄清算事業団へ入る、即ち旧国鉄の借金に充てられている(菅野完朝刊チェックより)」集金システムを手放すのは非喫煙者の1人としても些か不可解です。これまで私は喫煙室の車両を避けて乗ってきましたが今後はそういった「位置関係」が無くなるためジャンキー達がどの車両へも肺に溜め込んだ毒素を撒き散らしに入り込んでくるわけで生きた心地がしません。この際ですのでついでに書いちゃいますと菅野様は「自身の都合で取材が続けられなくなって」しょげているところへ視聴者から茶々を入れられ怒って「国鉄Jr.グループが今の体を成していられるのは誰の御蔭だと思ってるんだ、非喫煙者は鉄道に乗るな、狭軌にしか乗っちゃイカン」と吠えてらっしゃいましたが、そりゃキョウキの沙汰ですよ!公共性が高いとは言え鉄道もまた一企業の私有財産、それでなくとも喫煙は義務ではありません…「国鉄の放漫経営さえ無ければ俺達はもっと廉く吸えるのに」ぐらいにして欲しかったものです。
《追記》
研修ついでに博多のウエムラサイクルへ7年振りに寄ってきました。何処ぞの展示会よりもずっと賑やか!
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