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2021年4月30日 (金)

Vixen ATREKⅡ HR8×42WP

先日30年来使ってきた双眼鏡を落としてしまいトホホ…単眼鏡での天頂は緊張から非常に見辛いため買い替えることにしました。

Minisd-3235 「Alaris540がなんでEDGじゃないんだよ!」などとは誰もツッコミませんよね。これまた先日某所の「COVID-19(変異株)流行で更なる不況の先で大増税が、今から倹約を」に縮み上がってしまいまして「当面は一先ず見えればOK」、家電量販店でちょっと廉くなっていましたし。

近年は各社ともこの辺りの口径はダハプリズム機を重視するようで、エントリー・モデルもまた「雰囲気だけ上位機」が多く見られます。緩いカーブを描くデザインは私が宮内にかぶれ、美術学校で本機のような双眼鏡・スポッティングスコープの絵を描いていた「あの頃」を思い出させますが、1980年代に流行ったBaK4ガラスでプリズムハウスを小型化したポロプリズム機カートン「アドラブリック」シリーズが火付け役のような指の取っ掛かりが無く、持っていて意外と神経を使わされます、慣れだと思いたいですが。公称アイレリーフ19㎜は私の眼鏡を通してMinisd-3237Minisd-3236全視野が見えるギリギリ。ストラップはクッションの厚い、些か大袈裟なものが付いていました。ソフトケースはきつめで、収納には折り曲げを戻しきる必要があります。

値段を考えればこういったチェックは野暮というものですが…射出瞳はパッと見真円たぶん。鏡胴の内面反射が所々目立ちます。昼間は色滲みが目につくので覗いていて快適とは言えません。ピントの山は掴みやすいと思います30ン年前の同社機は結構迷った。夜間のLED街灯はゴーストこそ目立つもののフレアは抑えられており、シュミット・ペンシャン型ダハプリズムへのフェーズコートが利いています。視野中心より8割辺りから像が円周方向へ流れ出し、周縁ではこれにコマ状の乱れが加わりますが、輝星のソレ以外ではあまり気になりません、意外以上に「健闘している」。

てなワケで流行が収まるまでは我慢です。

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