周回遅れの水際防疫?
「検査したことまで責めるのはやり過ぎ」とは同僚・Zの言。
去る15日、部署に法人から(COVID-19に係る)文書が落ちてきました。直接のきっかけは「当事者が報告を怠った」ようですが、法人の、当事者への非難は苛烈を極めるものでした伏せてはいるが当事者の職種及び家族の続柄から氏名を類推しうる、保健所がPCRでなく簡易な抗原検査を指示している等ツッコミどころが。安全・安心がいまだ担保されぬ中、各人の注意以上の対策が見当たらないのは一応ごもっともではあります目指すのが緩やかな集団免疫であろうがが、組織とやらに幾度となく欺かれてきた私は額面通り受け取れない、Z同様訝らずにおれませんでしたね。本書が示すは一往には職員・事業所への注意喚起でも再往には
管理コストの抑制
であろうことは論を待ちません、感染云々(でんでん)より検査及びその後の手当てが面倒だ、と本件と直接関係は無いがウチの上役をして「調べなけりゃいいんだ」言い放った程。
雨曝しの自称・駐輪場、職員通用口で下履きを脱いだら所属階毎に設けられた下駄箱まで靴下のまま歩かねばならない、今もなお実質男女共用の更衣室、ナップサック1つ入らないロッカー、病室並に暗い照明、休憩場所を求めて放浪する職員、深刻な備品不足…県の優良事業所事例発表会でカマシた「働きやすい環境づくりを」諸施策はウソではありませんがそれらが即座にひと・組織を守るものと言い切るわけにはいきません。私の薄給もまたそんな法人の露骨な福利厚生切り捨てことハードウェアの不備は外部の目に触れ難い、ときているの上に成り立っているわけで…。
(2021年2月24日UP)
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