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2021年1月20日 (水)

介護職へのハラスメント対策強化について

私がこの話を聞いたのは約3年前、いよいよ本格化ですね。

大日本帝国・未来への侵略から21世紀の日本は守れるのか?昨秋の社会保障審議会介護給付費分科会で厚生労働省が示した、利用者による介護職へのハラスメント対策強化がこの4月から全ての介護事業者に求められることになりました。
ここいらでざっとおさらい…

1945年のポツダム宣言受諾は日本人にとって、当事者達が感じる以上に大きな節目となった、またその時何歳で、何処で何をしていたか、は対象者の人格形成或いは介護従事者が対象者を知るうえで極めて重要なファクターである…この仕事に就いて早20年、そんなことをしばしば以上に考える日々でした。昨今関わっているお年寄りと呼ばれる人々の多くはその無条件降伏当時ティーンエイジャーだった、チカラに訴えたくてショーガナイ御年頃の、その行使の「機会」を奪われた鬱屈が、大脳新皮質の歯止めが外れだした今ネチネチと子孫を蝕んでいる…人の、いのちの本質が戦中だか戦後だかで変わるわけではないにせよ、世代のカラー、「クライメイト」などと言われるものはやはり無視出来ない、更には今日まで積み重ねられた裏切りの内面化・人格化とどう向き合うかがこれからの介護では問われていくのではないでしょうか。

辛いんですよ、仕事が。

本題からは外れますが…身体ガタガタでも、学級崩壊世代の抑圧・制裁に苛まれても奴等がもたらす「介護現場におけるハラスメント」がクローズアップされるはそう遠くないだろう介護施設のローテーションにぶら下がり続けているのは、そこからこぼれ落ちた先で待ち受けているのは棄民政策の淵だけだから。そして他人様の年金を積み立ててぽっくり逝くのが自身最後の社会貢献です、もう暫く踏ん張らねばなりません。

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