FPA(S) Laboratory

昨晩の月と火星の接近を、赤経の合が同日未明だったためレンズを向ける頃にはだいぶ離れてしまいました。

次回は12月24日、今回と同じく赤経の合は未明です。今後火星は地球から離れやや暗くなってしまいますが白道に近づくことから月との会合現象は見ものとなります。

昨日宵の月･木星･土星の接近を、午後からの雨にヤキモキさせられましたが僅かな時間ながら雲が切れ、３朔望月振りに画像に収めることが出来ました。木星･土星の角距離、前記事のソレとの差に注目。両星の最接近は１ヶ月後です。

おとめ座α星スピカは黄道に近く、惑星との会合が時々見られます。17日未明･金星との接近を、時々とは言ってもそうそう見られるものではありませんので。

今朝の月と水星の接近を、同現象を捉えたのは自身８年振り。両星を包む薄明の、微妙な色合いが｢まァそこそこ｣出せたでしょうか、もうちょっと待っても良かった？ズームレンズのケラレが目立ちます。

本日未明･月と金星の接近をアップとロングの両方で。赤経の合が今朝とタイミングが良く、ぴったり並ぶ様を捉えられました。 アップ画像下部の線は人工衛星。月は明日水星と、金星は17日にスピカ(αVir)とそれぞれ接近します。

来る12月13日の金星食は残念ながら日本から見えませんが、晴れれば今回より際どくかすめたところが見られます。