箕浦 AB-500を再評価する
大上段に構えたタイトルはかつて航空ファンに連載されていた「Fw190を再評価する」のモジリ。
小容量PETボトルは近年その大きさ・形状とも多様化が進み、自称・同用ケージであってもマッチングに難を抱えたままのようです。その中にあって規格があるわけではないのだろうが殆ど変わらないのがキャップ、ソコを捕まえる箕浦 AB-500は「有りそうで無い」貴重な存在でした。以前はどこの店にもあった本機もカタログ落ちしてから久しく、DAHONで使っていた本機のシリコン製ゴムリングが千切れてしまったため昨今流通のPETボトル用とやらを幾つか試しておりましたがやはりしっくりこず、「どうしたモノか」…後日某通販サイトで在庫を知り、まとめ買いしちゃいました。実は納品後、同サイトより「レビューよこせ」Mailが飛んできていたのですが10年程前・他通販店Blogでの一件がありますので当然ココで書きます。
同サイトには「ゴムリングは必ずネックに、キャップだと振動で落ちる恐れ」とありますがそのキャップ掛けでも落ちたことはありません。またネックへ掛けるにはキャップ下のつばを越えるのに少々力が要り、ヘタリを早めるのでは、とは臆病者の言い訳でしょうか?そのゴムリング、現行版・PC-500ではオミットされてしまいました、「部品点数≒コストを減らせ」経営からの圧力とは私の邪推。同機は「輪っか」でボトルの「肩」を押さえる心算なのでしょうが、これが全く合いません!ひん曲げたりしてみたものの全く以て駄目で、程無くして使うのを止めてしまいました、吉祥寺まで行って買ったのに。
幾つか、と申しますのは…Unico Bikeguyは「肩」を押さえる曲げが無いのでどんなものもツッコめる反面横ズレも全く止められません。EAON BIKE(GIZA PRODUCTS)はその曲げが入っているもののやっぱりスカスカで「何」に合わせて図面引いたのやら?PETコンパチを謳うTOPEAK Modula CageII/Modula CageEXはレースボトル用です、但しコーヒー・紅茶用に近年出てきた背の低い500mlPETボトルは形状がレースボトルに近く、両機との相性はわりと良好。一方ネックを咥えるのはOGK PC-2なんてェのがありますが…同機に限らずOGKの造形センスの悪さは絶望的、KABUTOロゴのクドさに堪えられない自転車乗りがいるのにお気付きではないようで。
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