2019ハンドメイドバイシクル展
去る2月23日、5年振りに行ってきました東京モノレールは自身初。会場の流通センター第1展示場Aホールは科学技術館よりも広く、ゆったりと観られましたが如何せん門から駐輪場、更にはホールに至るまでがやたら遠く、駅から入場までDAHON広げたくなる程。本展の性格上個人的主観に於いてゾッとするものはありませんので本記事もなるべく簡単に。
おそらく昨秋の幕張にも出ていたであろう、東京サンエスのフォーク・OBS-RBD 1.25TH。エンド小物の位相変換でオフセット2段階調節、は他社カーボンクランクでも見られた手法、ですが…前輪のアライメントにこだわる程のマニアは大概自転車そのものを乗り分けているのでは?またネジで動かすのはやはり無茶だったと思います。
自身初対面、アトリエキノピオの木製自転車。独特というか大袈裟!?のラグワークはともかく…積層木材こそ同じですがコチラはブナ・カラマツ・クルミ・オーク+カーボンと多彩で、マホガニーにこだわる?サノマジックとは異なる解釈が目を惹きます。
アルミフェンダーを注文しようとしたら「10本単位でしか納めない」と言われ断念した15年前…Alarisがなかなか組み上がらなかった理由の1つが本所工研。正直に申し上げます、チタンフェンダーを出さずして「来た」などとは言わせません!カットサンプルだけならwebカタログに図面示せば済むこと。
名前こそ以前より知っていましたが現品に触れるのはこれまた自身初、江戸川のLIGHT CYCLE。ステムのライズ角が指定出来るあたり国内のビルダーとしてはチタンで頑張っている方だと思いますがSEVENやMOOTSを知る目には
「だいたいこんな感じ」。ディスクブレーキのフラットマウントがリアエンドと別部品なのは「?」。同ブースにはS.ロッシュ・トリプルクラウン達成30周年記念のBATTAGLINも。
SLINGSHOT復活。絹自転車製作所のシルク テンション Ultra Compact Campingはツーリング車ながら快適性向上のため?ダウンチューブをテンションワイヤーに置き換えた意欲作。その考え方はともかく、ワイヤーに提げたバッグって走行中プランプランしないのかしらん?DAHONでもヒンジの保護になるとかで近頃試みられてますね。
…
でく工房の勉強会日程がなかなか出ず→出ました、「もしや」と2月はヤマを張って公休申請を分散させてしまったことから行きたい研修会に合わせきれず、あまり外に出られませんでした。今年はもう少しポイントを絞って動こうかな?多分悪いウソになる
来場者アンケートはくじ引きになっていて見事!外れました、のティシュペーパー。
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コメント
3/9午前零時からのBSフジ「ESPRIT JAPON」で、造船職人が作る総マホガニー製自転車つーのが放映されますね。
ワイヤー製のダウンチューブつーのも面白そうです。
投稿: 98k | 2019年3月 8日 (金) 10:35
98k様、ド~モです。^^
>ESPRIT JAPON
サノマジックのことだと思います。
>ワイヤー
ダウンチューブは引っ張り荷重がかかるので「ならば」、なわけですが、世界中の自転車のダウンチューブがテンションワイヤーに置き換わらないのはやはり「理論そのものに欠陥は無いが…」SLINGSHOTは今でもあるのかな?同構造をウリにしているミシガンのメーカーです。
投稿: alaris540 | 2019年3月 8日 (金) 13:07