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2018年1月 9日 (火)

Panaracer BFP-02AGEZ-S

Minisd_1181某所での紹介に「いいかも」と衝動でポチしてしまったものの何となく使う気が進まず約1年間放置しておりました。特徴は何よりフレンチ/シュレッダーの口金が独立且つそれぞれがワンタッチで咥えられること。Safasの自動判別口金はどういうワケか?私がヘボいだけなのか?フレンチをうまく咥えられず、買って5年間ずっとシュレッダー専用にしておりました。

質量バランスがよろしくない。こと足下が軽過ぎてちょっと小突いただけでもすぐコケてしまいます、取扱いは意外以上の慎重さが。ゲージの見易さはまさに「サルでも解る」フツーこうであらねば、kpa目盛が振られているのは当然至極TOPEAKのゲージがいまだbar/psiなのはアメリカ市場重視!?。そのゲージ側面にリリースボタン画像・小指で押してるのがソレが設けられたことで空気圧の調整が容易になりました。ポンピングにはかなり力が要り、700kpa入れるのにはちょっとした「決意」が。

Minisd_1700Minisd_1701バルブをしかと咥えねばなりませんのでワンタッチながら口金のキャッチ/リリースはかなりカタイ。赤いチャックがシュレッダー(米式)用、青い方がフレンチ(仏式)用。画像のホイールは何れもCurve SL後輪、16”+内装ハブにもかかわらず背の低いヘッドのお蔭で着脱の煩わしいPRESSURE-RITEが要らなくなりました、この差は大きい。

総じて感触が安ッぽく、はたしてコレでプロユースに耐えられるか?は値段相応ととれば考える必要など無いのかもしれません。とかく虚仮脅しのデザインばかりが目につくPanasonic製品群にあって本機は詰めの甘さこそあれ使い易さを求めようとした跡が窺え、久々のポテンヒットと呼べるでしょうか。

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コメント

わたくしのスペシャのポンプはフレンチバルブ仕様ですが、安定だけはいいです。
シルヴァF8Fにもギリギリ使えます。
エア・リリースはないのでスペシャ屋さんから「目盛りで規定値になったら、もう一回ポンピングして下さい。口金を外す際に抜ける分です。入れ過ぎたらもう一回抜いて規定値にしてね。」とのことでした。
こちらの「サルでも解る」ゲージは良さそうですね。
最近さらに視力が怪しくなってきてるので・・・

投稿: 98k | 2018年1月 9日 (火) 21:31

98k様、こちらではしばらくです。

口金はやはり専用品に限ります。
「もう1回云々」は自転車屋でも教えてもらえない勘所、良いタイヤほど僅かな差が走りに響くそうです、「そうです」と申しますのは私がいつも耐久性重視の廉いモノしか履かないからでして…Panaracerのタイヤは規定通り入れ続けると割れる、と聞きましたのでわざと1気圧ほど抑えています。

>サルでも解る
アナログゲージ搭載機の中にあって本機の感覚的見易さは際立っています。Safasのソレは「kpa…コレのことだよな」少々不安にさせられるものでした。

投稿: alaris540 | 2018年1月 9日 (火) 22:29

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