« 富士・富士宮地区シーティング勉強会#8 | トップページ | アルテミスとアフロディーテー#5 »

2017年8月18日 (金)

オムツ外し学会 in埼玉

Minisd_1441去る8月11・12日、3年振りにオムツ外し学会へお邪魔してきました。介護・福祉絡みでの埼玉行は自身初。日本の気候は最低最悪、時間が1ヶ月前に戻ったかとしか説明のしようがない、小雨を伴う粘りつくような湿気に苛まれ汗グッショリで列車に乗り込み…内容につきましては既に講師陣・スタッフ・受講者各位のFacebookあたりに詳しいので私からはなるべくポイントを絞って。

Minisd_1442特に印象的だったのは清藤大輔さん(介護老人保健施設 志木瑞穂の里施設長Drでありながら三好・髙口ゼミに通い詰めた変わり種だ)が紹介した竹内理論「お年寄りの活動性は歩行・移動能力の上に乗っかっている。一定時間坐っている能力が先ず求められる」、独歩は勿論のこと(車)椅子にしても然るべき「ささえ」の必要性を説いているともとれるもので、シーティングエンジニアとしては大いに勇気づけられると同時に職場(部署)に見る危機的状況に忸怩たる思いがしました。

意外にも初受講の方が多いとかで髙口さんからはやはり外さぬわけにはいかない「基本の『き』」定番メニュー。タイトルがタイトル故個人的主観では4月の駒場苑で出た昨今の集団処遇回帰問題の続きを期待していましたがそこは三好さんの守備範囲だから?そして大いなる理解・共感こそあれ現場を離れて久しい三好さんにいつまでも「ちょっと私の話を聞いてよ野村克也さんが阪神監督在任中の手記でマズローの5段階に触れ「(照らし合わせれば)レギュラーを獲れるようになった選手でも『愛して欲しい』という欲求はあるだろうし(要約)」と」を求め続けるのは否定する気など毛頭無いにしても「…、ちょっとねェ~」を感じ始めています。そこは自らが聞く側にまわる、そういった職場(環境)をつくっていく「新しい施設を作りたい人!」と振られ受講者から手は挙がらなかったが「心の中では皆挙げている」と、本会スタッフ・受講者はその歳を考えればそれが出来る、していく可きところまできていると考えます自戒の念も込め。Minisd_1446また思想とかイデオロギーといった言葉を持ち出されると日頃脊髄だけで仕事しているであろう介護職達はアレルギーを起こすかもしれませんが、目の前の1人にどう関わるかだけではおよそ説明しきれない「そこに至る考え方或いは国土世間・クライメイトと言ったもの」をどうしても無視出来ません、少なくとも私は…三好さんは状況を俯瞰する、進む可きところへ進んでいると思いますよ。

Minisd_1443約70人も集まった!懇親会はかねてより楽しみにしておりました。実は私も茂木社長より挨拶の席を設けられてしまい、何故か有名人ということにされてしまいました、違うんだけどなァ~…。これに先立って送迎バスの階段から自転車抱えたまま転げ落ちて左大転子部をしたたかに打ちつけてしまい、まだ痛いフェルビナク・インドメタシン・ジクロフェナクはカブレてしまうのでただ我慢するのみ…良いモノあったら御教示をのですが一先ず仕事には差し障っていません。

運営のいちごクラブの皆さん、全国から馳せ参じた皆さん、楽しく、そして大いにためになる2日間を真に有難う御座いました!またいつかどこかでお会いできるのを信じて。

先月のシーティング技術者交流会ではことりっぷのサブバッグを試しましたが一泊にはやや大き過ぎ、リアキャリア付属のゴムバンドがかなりキツかったため100均の保温/保冷バックとオバチャリ前カゴ用ひったくり対策ゴムネットを組み合わせたところ着替え・折り畳み傘・折り畳み椅子・三脚がギリギリ収まり、ゴムネットはことりっぷでもイケそう♪久々にいい買い物しました。自転車もBROMPTONやそのモドキといった、キャスターでガラガラ引っ張っていける機種に惹かれますが折り畳みにあたって荷物をキャリアから降ろさねばならないのね、チトメンドクサイ。

|

« 富士・富士宮地区シーティング勉強会#8 | トップページ | アルテミスとアフロディーテー#5 »

路肩上の変質車」カテゴリの記事

ケアデザインから始めよう」カテゴリの記事

来たるべきもの」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: オムツ外し学会 in埼玉:

« 富士・富士宮地区シーティング勉強会#8 | トップページ | アルテミスとアフロディーテー#5 »