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2016年12月19日 (月)

ハートフルホーム開北 見学会

Minisd_1062沼津にオープンしたアクタガワのグループホーム(以下「GH」)・ハートフルホーム開北の入居相談会/見学会を、去る10月30日に夜勤明けの強行軍でチョコッと覘いてきました。当日は終日曇り、スクーターが寒いのなんの!今秋初めて冬装備を纏いR1をカッ飛ばしました…それにしてもやっぱりアクタガワってチカラ(カネ)がありますよね、何しろ地元紙のタイトル下ココが最も広告料が高いで告知するんですものだからすぐ気付けたわけだが。処は沼津駅北口からR1へ向かった途中の一区画、あの辺りでGHが建つのは初隣の工場が地主さん「協力的だった」となのだとか。

Minisd_1108既に稼働中とあって見学は2階のみ。アクタガワですので例によって内部は撮らせてもらえませんでした、が、GHですのでハードウェア自体に特別なモノはありません。画像は戴いたパンフから1階を、2階はエントランスが会議室になっている以外はほぼ同じ。回廊型・1フロア9室なのはともかく…どう思いますか?認知症とは言えそれなりに動け、解る皆さんがどうこう、ではなく、コの字型に並んだ居室に遅番が背を向けるんですよ。水回りは壁で囲まれ洗い物に入ると視界が狭く、パブリックを見渡すのにいちいち身を乗り出さねばならない有様、当方GH勤務経験が無いのでデカい口は叩けませんが遅番だけならしょっちゅうだゾ少なくとも星のしずく・よりあいの森を見た後では首を傾げずにおれません。「問題行動の陰に問題介護あり」と三好さんは仰いますが、私は更にその陰に問題組織あり(ハード・ソフト挨拶しない、同僚を大声で罵る、業務割当が朝8:30で全て変わる、オフィスやHQに近い部署程そこより離れたところを見下すetc.共)、と睨んでおります。

居室・トイレとも造りは系列の有料老人ホームと同じ。浴室も然り、一般家庭向けユニットバスに手すりを足しただけで、介助者のワーキングスペースに慮った形跡は認められませんでした。GHは介護度が上がったら他所へ送れば済みますので問題は表面化しない問題扱いされないことでしょうが、利用者様の元気に依存した環境整備(不備)「こうしたい」を引き出すソレとは別物は後々手痛いしっぺ返しを食らいますよマリアナの七面鳥狩りが21世紀に蘇る、ッてこった。パブリックや廊下にピクチャーレールが無いのを尋ねると「作業レクを『子供っぽい』と御家族が嫌がるから」と言い訳しやがりました、「何もするな」と?施設はオンカロじゃないゾ!

見学会とは直接関係ありませんが、他で書く機会がなかなかありませんのでココに押し込んでおきます…アクタガワがISO9001認証を受けたのは2003年のこと、県下の介護事業者では最初とか。世界標準「誰が見ても解る形で示す」、己のしている・出来ていることがどの程度かを測るものさしになる、と言えば聞こえはイイのですが、病院機能評価と一緒で要は書類のための書類書かされ、会議のための会議にヒラは休日・夜勤明けを問わず呼びつけられたイイんじゃない?女学生の議題はいつも「如何に座り、如何に休むか」だから、ッてことでしょ、可哀想に。でもって詰まるところは「幾ら包めばいいの」「デスクが上で現場が下」…よく思うのですが自らの理念を掲げているわりにはより強い者それもアングロ・サクソン、狩猟民族の末裔だぜの顔色を窺う、ヒラメとは、修羅道とはこういうことなのでしょうか?私は目の前の仕事をこなす・同僚の背中を追いかけるのがやっとですのでソンナコト考える余裕などありません。

子供の頃沼津は列車で片道2時間もかかった別天地、その所要時間こそ殆ど変わってはいないものの夜勤明けで富士くらいまでならともかくあんなトコまで行ってしまった、だからと言って自分の世界が広がったわけではないのでしょうが。

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