富士・富士宮地区シーティング勉強会#6
去る9月15日、いつもの湖山病院勉強会へ行ってきました。冒頭1発目は次回・12月1日のご案内、PT・大渕哲也さんの講演予告。今年4回に渡ってうたれた「食べこぼしと誤嚥防止のシーティング」もいよいよ核心へ!ですね受講申込が相次ぎ、もう殆ど空きが無いらしい。続いて串田さんからは光野さんが全国のセミナーで取り上げている日本人と西洋人の食事姿勢の違いを更に掘り下げて下さいました。腰の動きにも違いが、とは気が付きませんでしたねェ。
画像は誰でも簡単に?出来る臥位評価の御紹介。上前腸骨棘腰骨・文字通り前側の出っ張ってグリグリするところ。ナニ、肉が邪魔して判らない?を押さえながらグゥ~ッと脚を曲げ(体を丸め)ていって仙骨が浮き出すところで大腿の角度を測ると、特に股関節可動域制限のある方の適正な座面角が判る、というもの。円背の方には背中(頭側)にクッションを詰めて、仙骨が床(プラットフォーム)面にぴったりつくところから。私の部署でも何となくバックサポートを倒しちゃってることがあります。但し頸部後傾もある方ですと無闇に起こすわけにもいかず、悩ましいところ。またノビットシステム・円背の方へのセッティング法もあらためて。
当日いらした伊東の福祉用具ショップ・レタスワールドの片山さんから。画像がブレててゴメンナサイ、なんだか節足動物みたいな体幹サポートシステムは各部が細かく調整出来るらしい、「脇が当たるのが気になる」との声がありましたが、それもセッティング次第でしょう。またそれが引っ掛かっていた車椅子、
LAC SmartにRevoの背・座布を組み合わせた「Smart Plus」だそうで、レギュラーモデルで出てるのかなァ?SmartもRevo同様、背張り調整をするには木村さんの突っ張り棒イレクター管を組み合わせたモノが要ります。
光野さんからはシーティング財団設立及び来る10月10日のイベント案内、そしてシーティング議連設立と活動内容をおさらい。PT・OTのシーティングが点数として認められた件もあらためて強調されておりましたが、若いリハビリ職の命に刺さったかなァ??
いすizuふじのメンバーと「またテキスト読んどきましょう」と申し合わせ同地を後にしました。大渕ゼミは来月横浜でうたれるそうですが、CYCLE MODEもあるので公休申請がキビシくなります。
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