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2016年4月14日 (木)

富士・富士宮地区シーティング勉強会#4

Minisd_881_2コレも急いでageなくちゃ…去る3月17日、例によって例の如く串田さん・光野さんの勉強会へお邪魔してきました。先ず以って趣旨説明の前に折り紙を渡され「しっかり坐って、続いて崩れた坐り方でそれぞれ鶴を折って下さい」…ムムムッ、ズリ座位では折り目が見辛く、角を揃え難いですねトーヨー製?正方形の精度が出ておらず、対角線に折るとちっとも角が揃わなかった、他受講者からも「集中出来ない・折り方間違える・手元見えない・力入り難い・身体あちこち痛い」等々。お題は「食べこぼしと誤嚥防止のシーティング其の一」、姿勢と活動性の関係を疑似的に体験するためのものだそう。なるほどより良い動きにはそれぞれ適した姿勢が必要ですね…ッて、ちょっとちょっと、あんた(私)何を折ってるの!

年度末に相応しく?当日は内容盛りだくさん。マツナガの渡邊さんからは目下同社が力を入れているNEXTCOREシリーズの1つ・くるりの紹介。串田さんも「良さげなものが出てきた(要旨)」と推してらっしゃいましたが私は過日の駒場苑でアイムエイムの木村さんから「坐りに関して同シリーズには疑問を覚える。フレームはヨレヨレだし座布の弛みも大きい」と聞いておりました、それだけではありません、その木村さん同席ですよ!案の定顔が曇ってましたね同機についてはまた後日Minisd_880Minisd_888続いて木村さんからは御自身が開発中・駒場苑にも持って来ていた車椅子用後付けヘッドサポート・しっかりヘッドを。背張りならぬ「頭張り」で従来機の形状・クッションの柔軟性だけでは対処しきれなかった、よりきめ細かいサポートを目指すもので、更にその程度違いで2バージョンがあります、シーティングもここまでキたか。「飽くまで骨盤・体幹サポートがあってのもの。ここ(頭)だけでは首吊りになってしまう」とも。ドウデモエェことですがリンク先・光野さんの記事、同機のフィッティング風景を撮ったのは私です、ムヒッ。光野さんからはでく工房が長年手掛けてきた「すくいやすい食器」を主に若い世代へ向けて。そして長野の福村Drが試みている完全側臥位(90度)法についても。これで誤嚥が防げるといいな、ただし施設ですとそれをどこでやるか?がポイントになりそう。安定した側臥位を採れる車椅子は機種が限られておりじゃあストレッチャーかよ?、ベッド上で、となりますとユニットではパブリックとの動きを分断しかねません。なお光野さんの側臥位三兄弟は外装を防水化した新型を準備中、とのこと。

本会・今年度の予定は以下の通り。

  • 5月 19日 食べこぼしと誤嚥防止のシーティング其の二
  • 7月 21日 食べこぼしと誤嚥防止のシーティング其の三
  • 9月 15日 食べこぼしと誤嚥防止のシーティング其の四
  • 12月 1日 車椅子駆動とシーティング
  • 1月 19日 車椅子駆動とシーティング
  • 3月 16日 車椅子駆動とシーティング

いずれも18:30開会・湖山リハビリテーション病院5階・多目的ホールにて、興味のある方は同病院の問合せフォームより。実は串田さんからは「本会は裾野を広げるための呼び水。これとは別により突っ込んだ集まりを持ちたい」と声を掛けられ、当日はその初顔合わせを兼ねていました。今後公休申請のやりくりが難しくなりますナ、職場との調整を要するかもしれません。

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