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2015年7月24日 (金)

セントケア八坂東 朝市(+内覧会)

Minisd_674去る11日、セントケアが9月・清水にオープン予定の小規模多機能施設・セントケア八坂東を覘いてきました。呼び込み且つメインである朝市はサラッと流し館内へ…職員の随伴+説明が無く、また備品らしい備品も入っていなかったためあまりマットウに検証は出来ませんでした普段のソレがマットウか?なんてェのはナシよが、見た範囲内を。

Minisd_680Minisd_678まだ何も無いデイルーム。エントランスとを仕切る扉は電磁ロックがかまされていました、そんなもんでしょ。奥のキッチンを使うのは職員だけ?利用者様の体格に慮った形跡は認められません。洗面台シンク高さは全館750㎜で統一、Minisd_675_4Minisd_679_4「重い人はとらない」はっきり打ち出されています?通所に携わったことがありませんので確かなことは言えませんがこの広さですと車椅子の方が半分くらいで20人は狭く感じるかもデイは詰め込み効率が命ですからね。ピクチャーレールはありませんでした、知りませんよォ~、利用者様の共同作品、どこへ飾るつもりなんでしょうねェ。

Minisd_668Minisd_673鉄筋コンクリート、即ち構造体としての柱は更に中にある?あちこちコンコン叩いてみましたが硬く当たるところが見当たらず、コーナーRの大きさと相まってとかく剥がれ易いクッション材を省略した飽くまで想像、としたら読みが深い。オーバル断面の「添える」「掴む」折衷型手すりと併せて今後流行るかもね。

Minisd_681Minisd_682そのデイの奥にある居室は5つのみ。比較的元気な方のショートステイを念頭に置いたものでしょうか、扉は内側から施錠出来ます、長期入所しか知らない私には意外。照明の人感センサーはその扉を開けたすぐ、足元のコンセントにビルトイン、たったあれだけの出っ張りでも車椅子と接触→破損の危険があり余計な心配をしてしまいます。Minisd_667自動/手動のセレクターとセットになっているのは重要、というより当然至極!私は夜勤で重症度の高い方以外、居室の明かりを点けない主義です。扉は基本ロック無しで半端に開けてもおけますが閉まる手前5㎝程からダンパーだかスプリングだかが効いて勝手に閉まるようになっていて、これまた夜勤でちょっとだけ開けておいて入らずに部屋を覘く、といったことが出来ません、考え過ぎですよ。

Minisd_677Minisd_670トイレも至ってフツー。グラブバーは所謂L字型ではなく縦のみ、横を便器側のアームサポートで受けているのが他所と異なります。便器蓋が無く全てにバックサポートが付いており円背の進んだ方の背骨が蓋の裏にゴリッ、の怪我は多いのダ、また二重引き戸もケーブルで2枚が連動する、ちょっと値の張るヤツで手厚い印象を受けますが、小規模故トイレも数が少ないからでしょうか。Minisd_669Minisd_683介助量の多い方向けの広いトコも洗面台シンクが高く、手すりで囲まれているあたり車椅子では難儀しそう。ペーパーホルダーはTOTO製の、ペーパーを前から差し入れるヤツ。大嫌いなんですよ、すぐ抜けちゃうから。

Minisd_685Minisd_676浴室は居室の並びの向かい。コレも流行りなのでしょうか?一般浴槽はアイランド「みたいな」レイアウト、手すりだけはたくさん張り巡らして左右それぞれの片麻痺に対応する、ということになっています。奥まったところにある機械浴槽、一応座位で、が言い訳がましい?とはいえこのテのオモチャが好きな方、デスクに限らずお年寄りの中にも少々はいらっしゃるようですので、特に介助者にとっての機能性は案外問われないのかも。Minisd_684その機械浴室への通路は廊下と一般浴室との間に挟まっている都合上、途中で手すりが途切れてしまうためこんなデザインの起倒式が画像・左半分の壁の向こうが一般浴室、右端・通常の手すりの付いた壁の向こうが廊下。皆さん手に取りつつ首を傾げていましたよ。

建つは清水特別支援学校の向かい、閑静な住宅街ですが、目と鼻の先にニチイケアセンターがあり「よくこんなトコへ」もはやコンビニ状態。Minisd_672本命の内覧会は8月23・24日だそうですので時間が合えば実際どう使われるかが見られる、かな。

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