変質車 その7’・SEVEN Alaris
6年間に及んだAlarisのパーツ組み換えが落ち着き、どうにか走れる状態に戻せましたのでここいらで「変わり果てた??姿」をUPしておきます、ポイントは2つ。
- ハンドリング改善:実は手放し運転にチト勇気が要るくらいフラフラだった。Axiom SGのポジション・アライメント変更で予想以上の好感触が得られたことから、色気を出して本機も夜勤明けに楽に走れるようオフセットを増やしたフォークを発注
- コクピット(ハンドルバー中心~サドル前端)短縮:ステムを交換。これによりサドル上で骨盤が倒れにくくなる起き過ぎも良くないらしいが、ナップサックの重さに負けないよう過修正気味に、だろうか。但しハンドルバーのリーチを延ばしてフーデッド・レバーのポジションは残してある
先ずはフォーク、「買い物下手だなァ」とつくづく思います…オフセットはストレート+クラウンラグの限界を極める60mm、これによりフロントセンター長は590mmとちょっとだけ増えましたホントはもっと欲しいけど。それから2008年のCYCLE MODEでSchmidtとB&Mに2発ガツンとヤラレてしまったことから、将来のバージョンUPに期待をかけママチャリ用ダイナモライト台座を追加。KhodaaBloomオリジナルのブラケットも同時に注文、あとはスッゴイライトが登場するのを待つだけ♪と思っていたら私の図面のミスでコラムが短すぎた!ため失意の再発注ホントにホントにゴメンナサイ。そうこうしているうちに何と東北の大地震で発注先のエンメアッカが被災!!!B/C 2012年9月号で紹介されたとおり急かすわけにはイカンなァ、と待っておりましたが昨年のハンドメイドバイシクル展で直接訊いたら「まだ図面受け取ってない」!??再々発注…ともあれ、こうして組むことが出来たのはとりもなおさず東北復興の証であります。特に指定したわけではありませんがエンドもラグにしてくれました。そのコラムが短過ぎたヤツは…いつか紹介する機会があるでしょう、か。今回も鍍金してもらいました、Axiom SGのときより綺麗に仕上がってます。^^
肝腎のハンドリングはAxiom SGとそっくり、概ね狙い通りになりました。但し…ここからは理屈、サイドプルブレーキ用フォーク、ことストレートの場合クラウンアイレット~エンド間の距離はオフセットに関係なくほぼ不変の筈。したがってオフセットを増やすとそれに引っ張られてフレームがリアエンドを中心に前へ倒れることになります。変えなくてもいい寸法が変わる(ヘッド・シート立つ、BB下がる)、如何なものか。フツーに乗れていますので素人が考える必要はありませんが、下ワンの下にスペーサーかます5㎜もあれば十分だろう、とか?今のコラム長で可能か判りませんので忘れたことにしておきましょう。
いまだ8sです。ディレーラーがイカレてもCannodaleをバラせば済むこと、リヤコグはシマノ互換機がBBBから出ていますので9or10s化も当分先。11sは「チェーンが伸びやすい」とかでズボラな私は二の足を踏んでしまいます近頃MTBダウンヒルではそのチェーンの耐久性を重視して逆に段数を減らそうとしてるとか。
余談ながらロードバイクのディスクブレーキ、COLNAGOがC59でエンド幅130mmのままだったのに対しシマノは135㎜に拡げてきましたね。UCIが動きを見せつつあるのでスタンダード化はそう遠くはないかも。Alarisも台座追加を検討したものの、手持ち他機との互換性を残したかったエンド幅拡大は困難であろうことからAxiom SGとのホイール共通化は出来そうにないため断念しました。2008年の夏に組んでもらったOpen Proのリムサイドが指で押すと凹む程耗ったのにショップのオヤジが驚き「ディスクならローターとパッドの交換で済むのに。やはりこれからはディスクの時代」。ゴリゴリになっていたFハブはオーバーホールでまだ使えそうですのでダイナモライト搭載もこれまた当分おあずけ。
- フレーム:SEVEN Alaris(チェーンステイのみcyclocross) INTEGRITY325 3-2.5Tiプレーン管、530mmサイズ相当、ノーマルヘッド、エンド幅130mm、チェーンレスト・フェンダーアイレット付、57mmアーチ サイドプルブレーキ対応
- フォーク:エンメアッカ Cr-Moストレート 1”スレッドコラム、57mmアーチ サイドプルブレーキ対応、オフセット60㎜、フェンダーアイレット・ダイナモライトブラケット付
- ヘッド:KING Thread 1”
- ステム:Ibis The raw titanium stem 100mm「沸々と喜びが湧き上がる」とはまさにこのこと^^
- ハンドル:TIOGA TASKFORCE MA 400mm(C-C)バーコンのウスがRitchey 旧々WCSのエンドを割ってしまったため一時期TNIのアナトミック・シャローにしていた。J-carbon arc26はIbisのクランプが通らず断念、しぶしぶ昔ながらのシャローにしたところJ-Reach B LEVERとの相性が良く怪我の功名?ビニールコーティングだかは何とかならんのか、すぐ剥がれてしまった
- ブレーキレバー:Dixna J-Reach B LEVER+Dixna J-Clue B LEVERハンドルバーに当たらないギリギリまで近付けてある。これほどセッティングに手こずったパーツは初めてだ
- ブレーキ:シマノ BR-R600(シューセットのみ旧々D/A)パリ~ルーベにも登場する57㎜アーチの初代モデル。シマノは「売れないから」近年TIAGRAグレードまで落としてしまった、あんなノ誰も買わないゾ
- ハブ:シマノ アルテグラ(Fホイール組み直しに当たりD/A納品の目途が立たなかったため)・D/A(R)
- QR:シマノ D/A(F・R共)丸石の新ホイールに付いてきたモノ
- スポーク:DT Campion #15プレーン(F)・#14プレーン(R)勿論イタリア組みの8本取りだ
- リム:MAVIC Open Pro 36H(F・R共)
- タイヤ:Panaracer ツーキニスト 700×25c
- フェンダー:Dixna ロードフェンダー
- シフター:シマノ 旧D/A バーエンドコントローラー 8s用
- FD:シマノ 旧アルテグラ レーシングトリプル
- クランク:シマノ 初代XTR 170mm
- BB:タンゲ精機 LN-7922-ISOヘタッたので交換。スクエアテーパーは良いモノが無くなってしまった
- ペダル:シマノ PD-M520旧PD-M515の感触からペダルのグレードにはこだわらない。SM-SH56と旧PD-M535との相性が芳しくなかったので勿体無いが現行デザイン機に換装
- チェーンホイール:TIOGA スタンダードピッチ 28-38-44T
- チェーン:シマノ 型式失念 HG 8s用
- RD:シマノ 旧々々XT ミドルケージ(プーリーのみBBB BDP-11 ROLLERBOYS)
- リアコグ:シマノ 旧々々LX 8s 11-30T
- シートクランプ:KCNC Road Lite 1-1/4”Axiom SGに付いてきたSEVENオリジナルはメッキが弱く、すぐ錆びだしてしまった
- シートポスト:WR RSR カーボン シートピラー 27.2mmΦ
- サドル:Selle Italia SLR LadyFlow
- ヘッドライト:物色中だったね(画像はNITECORE EAX)
- テールライト:物色中だったね(画像はPlanet Bike Superflash Turbo)
- ボトルケージ:箕浦 AB-500+AB-100 4.5
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