The raw Ibis titanium stem
知る人ぞ知る、HENTAIパーツのご紹介。
コヤツに対抗出来るのはCinelli GRAMMOだけでしょう…ショップのショーケースに転がっていた中古を頼んで売って貰いました。Ibisがカーボンにカブレる前の貴重な1990年代製、ライズ角は勿論ロードフレームに合わせた-17度。フレームとステムの素材、或いは色が揃うと自転車の統一感がグッと強まります。細かいピッチで丁寧に盛られたビードをヤスリでフィレット状に削りハンドルクランプのダボの凹みにほんの少しだけ残っている、剰えポリッシュ仕上げときたもんだ。
突出しは100㎜。それまで使ってきた日東が110㎜チョイと思うところがあって10㎜短いモノに交換していたで、ブラケットのポジションを変えたくなかったのでその分リーチの長いハンドルも併せて発注してしまいましたそちらについてはまた後日。身体の硬い私はやや近いところでポジションを選べた方がいい、何のことは無いドロップバーを使いだした20年前に戻っただけです。溶接ステムにしては珍しくハンドルクランプのネジが引っ込んでいるのもGood、ブレーキのケーブルが干渉しません。重量は187g(実測)、突出しが同じでアルミ鍛造の日東テクノミックが318g(同)ですので何と130gも軽量化♪1990年代初頭ロードで溶接ステムが流行ったアヘッド普及前夜のも頷けます。もっとも私の場合その上にライトを載せますので相殺、だったりしますが。
骨董品趣味は無い、つもりでいましたが、昨今の規格乱立はコンナモノ1つ手に入れるのも困難にしてしまいました。どうして良いモノから無くなってしまうんですかねェ?次はステムもオーダーかなァ、3Dプリンターの普及を待つことにしましょう。
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