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2015年3月24日 (火)

企画展示 静岡大空襲からの復興 ~瓦礫から立ち上がる人々~

企画展示「静岡大空襲からの復興 ~瓦礫から立ち上がる人々~」の会期が残り僅かとなり、地元ラジオ局からも所謂「押し出し」の案内があったことから「久々に行ってみようか」去る20日、約2年振りに静岡平和資料センターを覘いてきました。例によって例の如く寝坊してしまいましたのでCurve SLでのんびり列車に乗り込み、普段あまり近寄りたくない静岡市街とにかく一たび入ると身動きが取れなくなるのダ。あのせせこましさ・流れの悪さを直さない限り幾ら再開発を繰り返したところで結果は同じだろうは伝馬町通りへ…

Minisd_558平日午後とあって来場者は私だけ。70周年を間近に控えた静岡大空襲B-29とてUFOの如く突然同地上空に現れたのではない。特に若い世代にはソコに至るプロセス、「滅びへの坂を転げ落ちた」自称・近代日本史をおさらいしてから観ることをお勧めするに係る展示はほぼ常設、そして今回はその空襲を挟んだ前後、更に現在へ至る街の変遷、今や生存ギリギリの年齢に差し掛かった爺ちゃん・婆ちゃんが辿った「あしあと」に力点が置かれています。会場の狭さもあってか写真、こと肝腎要の敗戦直後のものが少ないのはチト残念ではありますが、勿論そこは時代の息吹を伝える貴重なものばかり、ジモティーに訴えるは如何ばかりでしょうか。

あと27・28・29日だけとなりました。また同センターでは今夏葵区役所で開催予定の企画展に向け広く作品を募っているそうな。我こそは、という方は是非。

さて、元・皇国臣民にとっての平和主義とは「痛い思いをさせられたから米(ソ)にだけは楯突かないでおこう」畜生レベルのソレであった、と書いちまってもあながち出鱈目ではないと思います。とは言え動機はともかく対外侵略をせずに70年間やってきたその代償行為が「身内への侵略」だったわけだが、そちらについてはまたの機会にのは一応評価していいでしょう。しかしながら残念なことにそれすらも決して本意ではなかったのは「子供はいつも親の悪い所ばかり真似をする」安倍、或いは安倍を挟んだ前後+α世代の愚行の数々を見ればそれは火を見るより明らか。自称・戦後という大脳新皮質が壊れ始め、再び滅びへの「この道しかない」舵を切りやがった奴等を止めるには「それでもやはりならぬことはならぬ」今こそ元・皇国臣民達が立ち上がる・ソレによって何がもたらされるのかを自らの体験を以って←ココ重要。戦後生まれには到底真似が出来ない、つーかするわけにはいかない喝を入れるほか無いのでは?と思うことがありますが、まァ不可能でしょうナ。

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2015年3月20日 (金)

AddressV125S ライト交換

先日イグニッションONとともにLoのフィラメントが昇天なさいました、電装系の電圧が高いとかいうAddressV125Sとはいえ8000kmは早過ぎますよねェ~。てなワケで私も先達に倣いヘッドライトのバルブを交換しました、2度目ですので工具も揃え呼吸を整えて前回は某ショップで工具を借り、夕闇迫る中パニパニしながら交換、バイク小僧さん達に笑われたものだ

Minisd_557先ずウィンドシールド私の場合ミラーはウィンドシールドのマウントに留まっているので着脱にはラチェット+ソケットレンチが使えるを外し、続いて非常に厄介なカウルを…ウ~、ちょっと傷つけてしまいました、トホホ。そしてリフレクターに嵌っているバルブユニットからコネクターを抜き、エイッと回して付いていたバルブは御役御免。どこがヤラレていたのか見ただけでは判りませんでした。新たに付けたのは黄色のカラーバルブ、決して「喧嘩売ってる」わけではなくたまたま駆け込んだショップにコレしかなかったから。またリフレクターへ嵌めるバヨネットのロックがシブいことシブいこと!このくらいでなければ振動に耐えられないのかしらん。それはそうとこの黄色でホントに見易くなるのか?次の出勤で確かめてみることにしましょう。

記事を起こすにあたり検索かけておりましたが皆さん弄ってらっしゃいますね。ウェイトローラー交換や「やっぱりあるじゃないの」LED化はいずれやってみたくなりました、どこぞの魔改造には遠く及びませんが。

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2015年3月 9日 (月)

日進医療器 TY157(B-SL)アームサポート高調節について。

Minisd_530Minisd_531「alaris540、コレ回せるかなァ」先日のこと、職場で使っている歩行器のアームサポート高を決めるクランプハンドルが途中までしか回らない、とのこと。画像1枚目・メモ帳の落書きは問題の箇所を前額面から見た断面図のつもり、アームサポートに繋がるコラムの穴にクランプネジが通って正しくは「引っ掛かって」留まるわけですが、穴の縁がネジ山を潰してしまうんですねェ、高さを変えるにはネジの先がフレームに溶接されたナットに引っ込むまで戻さなくてはなりません。見れば稼働中の歩行器のほぼ全てに同様の症状が見られ、「すわ」私もクランプハンドルをプライヤーで咥え画像・クランプハンドル外周(ローレット)がギッタギタなのは以前誰かが試み挫折した痕らしい恐る恐る…どうにか外せたものは雄ネジ・雌ネジともさらって一応「元通り」にしましたが、1つだけ手強いのが「オゲッ」固着してしまいました、チョ~トホホ。

「もうこの高さでしか使えない」と部署のOT(作業療法士)達は諦め顔。このテのトラブル(オシャカ)を町工場で修復した先輩に直してもらったことの方が多いがことがある私は「ネジぶっ壊せば直せますよ」、ギョッとされつつもいそいそと部品と工具の手配を始めたのでした。

Minisd_552Minisd_553Minisd_554クランプネジはディスクグラインダーでぶった切り、ドリルで破壊。そして残骸を取り除いたところでナットの雌ネジをさらいます。新しいクランプネジ(六角ボルト)は頭に手回しハンドル「チェンジノブ」ッて言うのね、初めて知りましたを被せ、ナットへ捻じ込み…ハイ、直りました。(^ ^)v 自慢げに書いておりますがMinisd_556_7Minisd_555_14機械屋であればこんな仕事はものの10分とかからないことでしょう、はヘボなのと雌ネジ壊したら厄介なことになるなァ~に、ヘリサートがあるさためおっかなびっくり、そしてダラダラやっとりましたチェンジノブの蓋を閉めるのに力を入れ過ぎてキー溝(マイナス穴)傷めてるし

ただしこれでは元に戻しただけで本質的解決とは言えず、またいずれ同じことが起きてしまいます。旋盤があればコラムの穴が当たるところのネジ山を削って無くしてしまう、といった対策が考えられますが所詮は対処療法、もとよりネジは剪断荷重に弱いので機構そのものの再考をお願いしたいところ。それだけではありません、「本機を使うと利用者様がよく転ぶ」とリハビリから不満タラタラ。質量分布?折り畳みのピボットからフレームがヨレる?設計に疎い私では掴みかねますが、どうもその根本においてスタビリティが足りないようです。

「お前らさっさと製図板に戻れ!(C.ルメイ)」

話は変わって、私が今いる職場は母体の法人がスッゴくデカく、職員育成プログラムに力を入れています。事業を拡大し、常に組織を若返らせるためには「これから」の、就中マネジメントに長けた人材の薫陶は必要不可欠です。が、真に申し訳ありませんがやはり「私とは違う道だ」、今後はより専門性の高い、これまでの経験と言える程のものではないがを活かしつつ1つのことに集中できる仕事へ進んでいきたいと思うところです城繁幸「若者はなぜ3年で辞めるのか?~年功序列が奪う日本の未来~」を読めば解りますよ

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2015年3月 6日 (金)

FJC施設見学会#6

Minisd_550Minisd_549去る2月14日、FJC(福祉住環境コーディネーター協会)/NPO静岡ユニバーサルデザインシステム主催の施設見学会に参加してきました。処は三島の特養・いづテラス/ショートステイ・いづテラスアネックス。「東京の高名なデザイナーに設計を依頼した」バウハウスの向こうを張ったような施設外観は案内を見た当初より「ナンジャコリャ?」と思っておりました。壁の茶色は赤錆でこれまた「設計者の意図。地域では誤解されたが最近はかなりいい色になってきた」のだとか…沿革に係る説明はサラッと聞き流し失礼、住まう・勤める者にとって如何なる場であるか、例によって例の如く不徹底検証していきましょう。

Minisd_533Minisd_538悪しきにつけ悪しきにつけデザイン優先、館内はどこもかしこもガラス張り。竣工当時はカーテンすら無かったそうで「光熱費が嵩んでしょうがない」と看介護長さんこぼしてました追加装備の予算折衝はさぞや厳しかっただろう。高所恐怖を煽る可能性は「慣れ」と。その一方で「部署を跨いで同僚の顔・動きが見える。Minisd_547利用者様も隣(系列施設)のサービスに関心を持つきっかけとなりうるのでは」他には無い意外性も。ガラス張りは一部間仕切りにも及び「職員は夜勤の度、映った自分の姿に肝を冷やす」、変に鍛えられちゃいますね。

Minisd_545Minisd_548「両者で異なる基準故こうなった」いづテラスとアネックスの廊下、広い方がアネックス。病棟でストレッチャー引き回してた身としては広い方が何となく良さそうに感じてしまいますが「よろめいた先に取りつくものが無いので危険」と、滑り易く、指が巻き込み難い手すりも確かに怖い。いづテラス側の狭さは明らかに歩行レベル向け、車椅子同士のすれ違いは職員介入を要する?

Minisd_535その狭い廊下の途中には「飽くまでおしゃれに」三角形の張り出しスペース及びベンチが設けられていました。面会御家族にはイイかなァ、座面は深く、私が坐ってちょうどいいくらい。ツルツル合板にツルツル座布団は危険です!角がとんがったままなのもねェ、「BE  ON    EDGE (際どくいけF1ジョーダンチームをスポンサードしていたBenson & Hedgesがタバコ広告規制対策でロゴをこう加工してた)」ッてこと?

Minisd_537食事は基本厨房で作り手裏剣配膳用ワゴンで各ユニットへ、パブリックでは米飯を炊くだけだそうで、狭いキッチンは「置き場所が無いので」IHレンジをベニヤ板で覆ってありました、勿体無い。これまた結構狭いパブリックは「利用者様が生きてきた家庭環境を考えて」モノがゴロゴロした所もありましたMinisd_539_2「施設に住まうお年寄り、こと認知症の方は私物の多い処ほど気持ちが落ち着く、己を確かめられる場たり得る(三好春樹)」が、個人的主観ではこれでもまだ「整然と」していると思います。南北に面するパブリックはガラス張り故足下まで外から丸見えで、職員は気が抜けないでしょうナ。利用者様の多くが午睡の時間とあってか職員の関わり、動線の実際はあまりよく判りませんでした。またアネックス共々そこここでデッドスペースが目立ちます。

Minisd_536Minisd_541ユニットは直線型とコの字型の2種類、建物は一見回廊型ながら処によってはこれまたデザイン優先・迷惑千万な吹きっ晒しで分断されています。こういった場合ユニット間の連携は「階を跨いで」、ただし夜勤は1ユニットに1人就く、即ち1人で看るのが10人とあってどこぞの2ユニット連結型程ハードではない、かどうかは判りません。またテラスの中には畑もあって、野菜が育つ様を日々パブリックから窓越しに眺めることも。電飾は職員の持ち込みで「電気代が…」。

Minisd_543トイレは全居室設置画像撮りそびれました。介助者のワーキング・スペースに乏しく詰めのあまさが目立ちます。画像はそれらとは別の共同用で「ノロやインフルエンザといった感染予防のため居室のを優先、こちらは使用を控えている職員が介在するのは一緒だけど」。便器前側の起倒式手すりはもうちょっと低くてもいいのでは?オバサンとイナカモノには掴ませたくないグラブバーは便器から遠く、私ならダメ出ししますね。

Minisd_534Minisd_540ココにもありました、問題のアイランドが。スペース効率の悪さは絶望的で、車椅子とシャワーチェアとの差し換えに困難が付きまとうのは想像通り、脱衣室とを仕切る扉の狭さと相まって浴槽側面はフットサポートあたりがブチ当たった痕だらけでした。カプセル型座位浴槽は「移乗こそ容易だが故障が多い」。Minisd_546Minisd_532_2機械浴室もありましたがそちらは一度に1人しか入れないにもかかわらず無駄にだだッ広く、私が以前いた病棟のソレがテレポートしてきたよう。「職員の頭が暑いだけ」のヒーターも完備。一方アネックスの一般浴槽はカタログ写真に出てきそうなアレ、厚いエプロンで囲まれていて「跨ぎ越しがしづらい、失敗だった」。

画像撮りそびれました、デザイン優先故多目的室(ホール)は狭く、加えてユニットから遠く離れておりおよそ全体行事に耐えうるものとは言えず、ただの物置と化していました。「その代り行事はユニット単位でより密度の高いものを打つようになった、各ユニットで独自色も」怪我の功名だそう。

Minisd_544コチラはアネックス。これまたデザイン優先しつこい!のお洒落なテラスは夏の行事以外使い道が無い、とのこと。風の通りが悪いとかでせっかく植えた木が枯れてしまい、後から鉢植えが持ち込まれていました。実際の広さは画像の倍くらい、超広角レンズが欲しくなります。コレとは別に富士山を間近に眺めるバルコニーもありましたがやっぱり寒かった。

組織が力をつけるにはある程度の「負荷」が要るのかもしれません。Minisd_551「よい経験になった」看介護長さんは強調されておりましたがそのテの昭和的遠回り、介護保険制度施行から早15年を経た今この時にあっていいことではないと思います。また目下指導的立場にある団塊の、或いは「なんクリ古ッ!」世代が抱く介護へのある種の現実逃避に根差した思い違いは今後当分の間、己が子孫を苛むことになるのでしょう。ヤッテランネ!

Curve SLは出掛ける前、整備中に倒してXFIREのブラケットを壊してしまい、大慌てでリフレクターを宛がい、帰宅後絶望に打ちひしがれつつ納屋に転がしてあったBONTRAGERに換装しました。雨の心配こそありませんでした安倍がまた軍国主義メッセージを出しやがった矢先とあって去年のように嵐に見舞われるのではないか、と戦々恐々だったが今冬最強の寒波襲来で朝縮み上がりながら出発するも日中はむしろ暑いくらいでウェアの調節が面倒でした、また嫌な季節がやって来たゼ。

期間限定のつもりでしたが勿体無くもコメントを戴いてしまいましたのでここに残しておきます…光物と言っても懐中電灯ねを愛でる人なら知らぬ者はいない?趣味の物置小屋98kが去る3日を以って開設10周年を迎えました!98k様が特大プレゼントをもらう企画が目下進行中ですので何方様も奮って処分に困ったガラクタを送り付けて心のこもった贈り物でこの佳節を祝おうではありませんか、イッヒッヒ♪ ψ(`ー´)ψ

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