« 2015年1月 | トップページ | 2015年3月 »

2015年2月19日 (木)

Selle Italia SLR 「フツー」Flow

Minisd_525Minisd_526毎度お馴染みSLRシリーズの1つ、以前より気になっていたので「つい出来心で」買ってしまいました。発売から日が経っており、自転車乗りの評価も概ね固まっていることでしょうか、私からは簡単に。チタンレール機では比較的安い方でしょうか?パッケージ及び自身のグラフィックはイタリアらしい派手なもの、ただしSuperFlowLadyFlowと異なり無彩色で統一されているせいか両機よりは落ち着いて見えてしまいます慣れだね。重量は176.5g(実測)。穴が小さくなったのを除けばデザインはSuperFlowとほぼ共通、パッドは「EXTRA PADDING」とありEVAではないらしいのですが指で押した感触は酷似しています。ウ~ン、コイツも硬ソ~。

セッティング、こと角度調整はシビア。Selle SMPよろしく坐骨結節がちょっと線接触になるところを狙ってみて下さい、シートポスト(ヤグラ)は2本締めの方が追い込み易いでしょう。

距離を走り込んでいないので確かなことは言えませんが…硬さは予想通り、良いパッドのレーパンが要ります。それ以上に気になったのがキモである坐骨結節が当たる近辺の形。画像で平らに見えるのは後端付近だけ、Selle Italiaのロゴのある面は急激な前下がり。そして穴を挟んだ左右はハの字型、両者は坐骨結節が当たるところでぶつかり、側面・SLRロゴのある「崖」へ向けて「谷」を成しています。コレで何が起きるかと申しますと、「SLCのトラウマ再び!?」疲れで脚の踏ん張りがきかなくなってくるとこの「谷」に沿って骨盤が前へズレだし、内股を穴の縁にギュゥ~~~ッと押し付けちゃうんですねェ。頻繁に角度をいじりたくなるところはSELLE san marcoの初代ASPideにそっくり、坐りどころが意外以上に判り難く、お尻が全く落ち着きません。どのみち坐骨結節が痛み出したら何をしても無駄でしょう。

粋な外観とは裏腹にその扱いは難しく、程無くLadyFlowに戻してしまいました。私は当分オカマがよろしいようで。またSelle SMPのようにガックンと曲げずも同じことは出来る、証明にはなっているのでしょうか。そこは老舗、「うまくやった」と?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年2月 5日 (木)

2×2

先日の会見で國中教授から「順調」の言葉がありほんのちょっぴりだけ、ちょっぴりだけですよ、安心しているところ。そりゃ貴方、「鬼が出るか蛇が出るか」1999JU3への旅は始まったばかりですからねェ。

Minisd_523遅まきながら買いました、両書につきましては既に発売から日が経っていますので私からは簡単に。睡眠時間消失の恐れがあるため平日の夜には開けません!はやぶさ(MUSES-C)初号機の更なるステップアップイトカワ軌道上で迷子になっていた同機の代替でもある・プロジェクトとして始まったはやぶさ2は政府筋をはじめとする周囲の不理解から当初全くと言ってイイ程予算が付かず、あろうことか宇宙研の古参所員の妨害!まで加わり一時は生殺し状態に。真の進展は2010年、初号機帰還・サンプルリターン達成まで待たねばなりませんでした…「小惑星探査機『はやぶさ2』の挑戦」はその打ち上げに至る茨の道がスタッフへのインタビューと併せて綴られています。

一方の「現代萌衛星図鑑 第2集」、前作では刊行時期故未完だったはやぶさ(MUSES-C)が、SELENE(かぐや)がおさらいを兼ねて堂々の完結。続いて3.11後惜しくもダウンしてしまったALOS(だいち)と後を受けたALOS2(だいち2号)、人工衛星の民間運用への道を開くPRISM(ひとみ)、忘れちゃいけないHTV(こうのとり)シリーズ…そして多分「第3集」への布石となろう、PLANET-C(あかつき)の顛末と漸く打ち上げなったはやぶさ2が、毎度お馴染みの擬人化イラストを織り交ぜつつ紹介されます。

はやぶさ2もさることながらこれまた先日、PLANET-Cの金星周回軌道投入リトライが12月7日と、宇宙研より発表されました。コンビを組む筈だったESAのVenus Expressは昨年運用終了、独りになってしまいましたが「めげるな」是非ともミッションを果たして欲しいものです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2015年1月 | トップページ | 2015年3月 »