付け焼刃・第11弾
先月横浜でもたれたJAWS車いすシーティングエンジニア養成講習を修了、認定試験に合格しました。
本年最大の目標達成!\(≧∇≦)/
「坐り」ケアのコーディネーターとでも申しましょうか、主に車椅子の選定・調整に係る資格です。ちょっとくらい驕ってもよろしいでしょうか?車いす安全整備士とシーティングエンジニアの2つを持ってる現役介護職はまだ全国で何人といないと思います、勉強を始めてから5年かかりました。
車椅子に関わるからにはフィッティングとメンテナンス両方とも、とかねてより思っておりました。有難いことに第5回となる今年より応募要件が「事例1件の提出を以って実務経験と見做す」大幅に緩和、それこそ私のような介護職であってもその気さえあれば挑戦出来るように。なんでも第4回までで業界の主立った人は粗方取ってしまったとか狭!で、今後はPT・OTをもっと呼び込みたいからだそうです。受講料は張ります懇親会込みで9万もするのだ。併せてウレタンカッター代・交通費・宿泊費、私の場合基礎講習、そして足掛け1年半通った光野・福部ゼミの諸々まで入れたら幾らかかったか判らないが我こそは、と思う方は是非。
会場は先日の基礎講習と同じ横浜総合リハビリテーション病院、何と後ろの席はタオルクッションの達人・串田さんでした。テキストは同じですが内容はより深くなり、小児・重度身障者の事例検討演習も何から考えればいいのか全く分からず「ううッ、ついていけない…」。各グループごとにスーパーバイザーとして入った講師には「ウチのテーブルに2人きょとんとしてるのがいる」と言われてしまった!串田さんも「ウチ等が関わっているのは脳血管障害と骨折と認知症だけだからなァ、わっかんないよねェ」串田さんは各コマの度に講師陣へ質問をぶつけていた。流石地域の牽引役は違う。シミュレーター採型・ウレタン削りに至ってはもう「ゴメンナサァ~イ」レベル美術学校でスタイロフォームなら削った切った貼ったしたことがあるが、当然あのやり方は通用しない、したがって私の資格はかなり以上に「なんちゃって」が入ってます。最終日に入った光野さんからは「ウチの講座から卒業生が出た」と喜ばれました、いや、試験この後ですけど…。
普段アルコールに縁の無い私がほぼ毎晩飲んでました!画像左は2日目の懇親会、右は最終日・閉講後の有志での打ち上げ。このほか新横浜ラーメン博物館はもとより横浜中華街へ繰り出した方々もいらしたとか。学生時代幾度となく乗り降りした新横浜駅、十数年前イベントのリハーサルで行った横浜アリーナ、また今後当分の間は素通りするだけになるでしょう。
…
「介護(直接処遇)を続けるか、取りためた資格を活かして真に道具屋を目指すか、3年で判断する」一応の目途は立ったかに見えます。
しかしながら、
仕事は資格よりも資質、知識よりも判断力。肝腎要の思考・判断が障害されてしまっている私にしてみれば何処に就くかはあまり問題ではない、それ以前にそんな講釈叩けた口か、だったりしますエゴグラムで「適職無し」ッて出ちゃったものなァ。ひとまずは近日入所される利用者様の検討を一緒に、と声を掛けられていますので自分に何が出来るか、考えてみることにします。
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