その理由が本記事。ウェルフェアのエントランスで配っていたチラシを見て「近そうだ、まだ時間あるしなァ」名古屋駅からDAHONを展開、太閤通りを西へ西へと走らせました…
ハイ、大いに困りました!だって行けども行けども辿り着けませんでしたもの。あんな地図じゃジモティーはともかく域外の人は絶対解りませんよ!!!クシャクシャなのはアタマにキていたからではなくポケットに入れていたため
…どうにか着きました。(-'‵-;)所は中村区城屋敷町の閑静な住宅街、どろメッキの非常階段が無ければちょっと大きいアパートかワンルーム・マンション、と言った風情で施設っぽさがやや希薄、それも近頃の流行りでしょうか周辺区画を延々走り回り「見つからなかったら…」焦っていたので全景撮るの忘れてる。駐輪場は…ありません、事実上クルマ通勤オンリー。画像に「ローズちゃん」とある住宅型有料老人ホームは3階建てのうち2・3階です。
居室はこんな感じ、住宅を謳うせいか老健・グループホームのソレよりも余裕があります。夫婦あたりで入れる2人部屋があるのもこれまた流行りかな、需要あるようですね広さは3種類、月額使用料は4種類。TVのアンテナ線コネクターが見当たらなかったのが気になるところ、以前も書きましたがTVをどこに置くかでレイアウトだなんてもんじゃない、今後の生活そのものが決まってしまいます、三種の神器とともにあった人達にとっては。画像は白くトンでいて見えませんが窓の向こうは法人理事長宅、職員にプレッシャー!?コールのスイッチはTAKEX製の無線式。利用者様、どっかへ無くして大騒ぎになること請け合い?それを受ける端末はコンパクトなモノでしたが、たぶんアンテナが尻ポケットの中で引っ掛かり職員を苛立たせる、思わずにおれません。
その居室を出るとパブリック、というより広い廊下。画像は2階、壁にテーブルが付けてあるのを見ると「廊下で食べさせるな」「病室(で食べたん)じゃ一般棟じゃないか」「介助の要る方を分散させたままじゃ見守りが出来ない」等々、私の以前いた療養棟で繰り広げられた事務局との不毛な諍い一般棟or回復期リハビリ病棟への移行で「問題」自体が消滅したがを思い出してしまいます。テーブル天板&椅子座面高は一律でした。3階パブリックにはリハビリ機器が据えられる、ということは3階利用者様は食事の度に2階へ下りる?椅子は2階に全員分があった後でパンフ見ていて気付きましたがどうするのかな。
いつも通り「施工は新しいがコンセプトは古い」トイレ。U字・ピックアップ型歩行器の方向転換はなかなかどうして面倒で、意外以上に広さが要るもの。壁全てに手すりを渡すのはあらゆるケースに対処するつもりなのでしょうが、あんなモノでも車椅子+介助者には結構邪魔で、はたまた歩行器・シルバーカーを使う方はなぜかそれらと壁の手すり両方を掴むオカシナ挙に出ることが多く、「本当に必要なんだろか? σ('、`;)」。右画像のトイレは独歩・杖歩行には広いがそれ以外の方には?便器に対し扉側の空間がやや余分かも、扉の開口量は不足を感じました。ココにもありますナ、手すりと間違えられるドア把手と問題のグラブバーが…起倒式前手すりは完備されていました、移乗に使えないのが返す返すも残念。コールのスイッチがあそこにあるのも昨今の流行り、手洗いシンクは館内一律で750㎜位だったかなァ車椅子に高過ぎます。
コレとほぼ同一仕様の旧型機、前の職場で使ってました。一応ベルトはありますがあまり使わない。そのくせ片付けで洗うのが面倒転落から守るのは実質中央の言い訳ガードだけ、少々なりとも動ける方にとってアレはかなり以上に恐怖です。リフトのギャッチUP画像左下、判り難くてスマン。ノーファインダー撮影だったのでは気管切開の方の洗身に有効ですが、私には昔話。「そういや夏場はジェット浴槽♪あわのでってぇくるびぃ~がぁ~ん~き(嘉門達夫『ルームランナー』より)にすら入れなかったよなァ」こちらもまた当時を懐かしんでしまいました。なお本機があるのは1階のみ一般家庭型ユニットバスは2階、エレベーターは雑居ビル並みに狭く、重症度の高い方施設長さんより「ターミナルOK」との階間移動は現実的ではありません…さァ職員の皆さん、技量が問われますよッ!
ココは「ドルフィンくん」こと就労継続支援B型事業所(1階)とセットになっているところが「まだ珍しい」、障害者の方も調理や洗濯をなさるそうです勿論階上の入所高齢者のぶんも。また施設で畑を持っていて入所高齢者も携わる、と私のトコはプランターだけだなァ、今後増えるかもしれません。乾燥機を一度に3台回せるのはポイント高し、このくらいなければ1人夜勤は乗り切れませんもっとも朝までに乾くのとそれらを畳んで各居室の箪笥に仕舞えるのとは別問題だったりするが。
使用物品(消耗品含)をちゃんと見せているところも珍しいでしょ利用者様の持ち込みも可、病院・施設向けアテントは吸収がお話にならない程遅く、側臥位90度でしか寝られない方・股をぴっちり締めて寝る方には…あぁッ、考えただけでも恐ろしい!!!自動おしぼり巻き機&お掃除ロボットなんてェのがあるのも今様ですね、ウチにも欲しくなってしまいます。施設長さんからは入所手続き・料金体系・職員の勤務体系コレは私がツッコんだので教えてくれた。Drは月数回・Nsは日勤帯のみ・当直は1フロア1人だが「当面は入居状況を見て」etc.地域密着を掲げているので入居も近隣優先、入居中に入院しても家賃さえ払っていれば契約存続・部屋もそのまま、経管栄養の方はとらない…とのこと。礼状はパンフレットに添付されていましたが後日入居相談会の案内を送って下さいました、わざわざ県外にまで有難う御座います。
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ウェルフェアの内容の薄さそりゃ毎年行って見慣れてるからだろに退屈気味だったので丁度イイ暇つぶしになりました、新しい話も聞けましたしね。変な疲れ方をしてしまったので帰りの新幹線はこだまを選び地元まで爆睡、翌日の静浜に備えた?のでした。
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