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2014年4月10日 (木)

シーティングの基礎講座(地元編)

地元と言っても私じゃなくて光野さんの、ね。

今回は日本シーティング・コンサルタント協会の木之瀬理事長とのジョイントとあって、昨年までとは違った切り口に期待し去る5日、立川へ…「日本の気候は最低最悪だ」なんで外に出てる間だけ雨が降るのッ!生れ落ちる星を間違えたワ。ア~それから、駅舎から広範囲に歩道橋を張り巡らし周囲のビルとつなぐのを無碍に悪いとは言いませんホントはクルマの都合でそうしているに過ぎないが、だったらコンビニも自販機も2階に設ける可き、その度にDAHON抱え階段上り下りだなんて拷問だ!

閑話休題。

前半は木之瀬理事長から「高齢者の生活と車いすシーティング」と題しICFケアマネ実務研修以来?すっかり忘れてたから見た環境因子としての車椅子、「自立支援と2次障害予防、援助者の負担軽減」シーティングの目的、厚労省の腰痛防止指針と移乗の問題負担軽減→リフト導入は否定こそしないが短絡思考が過ぎないか?、不適切な坐位に起因するずり落ちと身体拘束、ADLレベルに応じた機種選定…。

続いて光野さんからは定番メニュー。坐りにあたり人間の構造的問題点、1945年型車椅子がおざなりにしたもの、猫背及びハムストリングス収縮が座位にもたらす影響、でく工房製品群紹介を交えつつこれからの車椅子に求められる機能、など。

Minisd_291勿論各種用具の体験も。画像・椅子にかかっているのは木之瀬さんが持ってきた、座面にかかる荷重をモニターするもの。東海ゴムのスマートラバーセンサで体格・性差・身体状況etc.で各々の坐り癖が一目瞭然。モデラートやノビットシステムは何度も見ているので受講者の反応を観察するのが面白かったりします、私も側臥位三兄弟でゴロゴロしましたよ。Minisd_296_2そして手ぶらで帰るのは面白くないので木之瀬さんの本を著者割引で♪買いました、介護職向けに図説を多用した平易且つ詳細な内容で、病院・施設に1冊あれば…誰も読まないだろうなァ。

次回も同じ構成で7月26日・八王子でうつそうです、「坐り」の気になる方は是非。

本題からは外れますが自転車で出かけましたので時機を逸せぬよう、先日疋田さんが紹介していた通り、近頃国鉄Jr.のバカ共が輪行規制強化へ外堀を埋めるプロパガンダをうっています。邪推で書いてやる、輸送コスト低減・収益拡大は車両への乗客詰め込み密度で決まる列車の本数は今より減らしたいのが本音だろう、即ちその妨げ≒自転車は極力排除したい筈、それでなくとも日本人の多くは具合のイイことに「畳まずとも自転車乗り入れOK」海外の列車事情を知りません。また輪行袋からの突出云々トレンクルの、狂気なまでに嵩張る輪行袋は車体を完全にカバーしている、テメェの立場だけは守る巧妙さに注意されたしは言いがかりもいいとこ…なんてことはドウデモエェ、自転車に手荷物料金を課していた昔に戻りたがっているんですよ。他人事だと思ってるそこの貴方、自転車の次はサムソナイトが狙われます、間違いなく。

民営化したとはいえその態度は「今もなお国家機関を詐称している」駅員がケチをつけてきたら自転車乗りはこう答えるべし、「レールの上しか走れないくせに」。それから転倒防止コードは必携です、己が明日を守るため。

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