KING ISO Disc Hub
Axiom SG再納車当時からロード用ディスクに係る状況が若干動いていますので、あちらと一部内容が重複しますが改めて書き起こすことにしました。
ディスク化のメリットはカーボン+アルミダストが飛ばないのでボトルを気兼ねなくケージに突っ込める・ツーキニスト リフレクト(反射材付タイヤ)が履ける、右前でもケーブルの取り回しに無理が無い、そして勿論、雨に降られても効きが安定している、耗ってもパッドとローターの交換だけで済み、ホイールを組み直す必要が無い超重要。その反面パッドの当たりが出るまで意外と効かない、トーインが付けられないのでビビり対策に手こずる、サイドプルより重いetc.ただ昨今もてはやされるソレはヘッド/BB大径化がトップモデルで概ね一巡したのでそろそろ目先を変えて、ということみたいですVだのセンタープルだのも同じ。せんだってコルナゴ(フォーミュラ)がエンド幅130mmのままC59をディスク化したのに対しシマノは135mmに拡げてきましたね。「(拡げなければ)多分耐えられないだろう」とはショップのオヤジ…多くの方はまだ模様眺めではないでしょうか。
それからプロロードのディスクブレーキ移行はUCIの老人たちの目が黒い青い?間は絶対に有り得ません「ワシ等の若い頃にはあんなモノ無かったゾ」自世代中心主義ッてヤツだ。ついでに言えば競技用自転車にディスクブレーキをあてがったのはアメリカ人、効用は認めつつもヨーロッパ人の感情がソレを良しとする筈が無い(邪推)、熟成不足「TRP HY/RDが105サイドプルと同じくらいの出来」、品定めの目安となろうもさることながら規格が固まらないことにはニュートラル・サポートカーが動けませんので。あとホイールチェンジには欠かせないQRを系統のどこに設けるか、でしょうTEKTROならレバーで出来るが、ピンが不用意にズレるのでおよそ「使える」レベルにはない。ともあれ、これまでの「何となくそんなことも出来る」からそろそろ1歩踏み出した姿が見たいものですナ。
さてここからが本題。再納車から5年弱、フリーのラチェットが時々噛まなくなる持病が近頃酷くなり発進→空回り→コケそうになる、ショップ経由で修理を頼みました。聞いたところ「A&Fがそこをアッセンブリーで持っている」、どうもかなり以上の方が悩まされているようです。実際戻ってきた部品はところどころ歯が欠けていて、「ピッチが細かいぶん歯が小さく、トルクに耐えられない」ラチェットの歯ッて多い程良いモノだと思っていましたがトンデモナイ6万もするんだゼ、しっかりしてよッ!。その点D/Aはよくしたもので6年間、本機よりぞんざいに扱ったにもかかわらず文句1つ言いません、KINGで組んだからッて殿様になれるワケじゃないのね。
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