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2014年4月22日 (火)

転倒予防・足爪ケア研修

Minisd_293以前ブリコラージュ誌で特集が組まれていたこともある「転ばないからだづくり」フットケア研修会に行ってきました。今年も来たぜ、名古屋企業福祉会館。画像は大都市圏の研修会ではまずないであろう、申込みだけ1番乗りだった証拠物件を記念に。

Minisd_294臭いまでは写りませんので御安心を!?前半はクニ整骨院院長で柔道整復師・田中国彦さんの腰痛予防体操、そしてお手玉を使った、身体も頭も使う体操。お手玉は手で投げ上げるだけでなく持ち替える向きを変えたり、投げ上げた間に手を叩いたり、足で掴んで飛ばしたり…これがなかなかどうして難しい。受講された皆さん、身体の活性化だけでなく、レクのヒントも見つけられたのでは?氏が強調されていたのは「継続は力なり、ではなく、継続しか力にならない」「何を伝えるかではなく、どう伝えるか」。健康は勿論のこと対人援助の基本のキですね、私はスッゴく苦手です。

後半は介護者の健康を考える会代表で保健師・川崎美織さんの、外反母趾の測定に始まり足の清拭及び縦横アーチを出すマッサージを重点的に…記事読んで想像していた以上に心地いいです♪皆さんも是非。足の爪をスクエア(オフ)に切るのは「荷重がかかった足指は形が四角ココはひとつ『石鹸型』と呼ぶことにしように近づくから爪もソレに合わせる」、介護の仕事に携わって13年、これほど明快な答えを戴いたことはありません。ただし当日は概論だけで直接爪を切って、には至りませんでした。この日のために足の爪を伸ばしてきたのですが、ちょいと残念。また「爪は無荷重だと巻こうとしてしまうものである」とも。後日試みましたが意外なほど切る量が少なく、深爪が癖になっていた私は正直面白くない。しかしながらカーボンソールの硬さにかまけて指を使わない、ただ軸を踏むだけのぺダリングになっていたことから横アーチが無くなって足の裏がカチカチになってました、爪ともども見直さなくてはッ。

Minisd_295当日の模様は後日ビデオソフト化されるそうですが会場は大須観音から目と鼻の先、隣は演芸場ときており、外からチンドン屋の奏でる蒲田行進曲が大音量で…ノイズキャンセルされているか確かめんがために買ってしまうかも、楽しみだ?

両氏の著書とともについ勢いで爪切りなんぞも買ってしまいました。「手は通常の曲がり刃でもOKだが、足はスクエアオフにするのと、お年寄りの爪は割れ易いので直刃講師は『ちょくば』と言っていたが正しくは『すぐば』を」と。また資料とともに戴いた趾間ブラシは早速職場で使ってみることにしましょう。

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2014年4月15日 (火)

KING ISO Disc Hub

Axiom SG再納車当時からロード用ディスクに係る状況が若干動いていますので、あちらと一部内容が重複しますが改めて書き起こすことにしました。

Mini_sd_448_3ディスク化のメリットはカーボン+アルミダストが飛ばないのでボトルを気兼ねなくケージに突っ込める・ツーキニスト リフレクト(反射材付タイヤ)が履ける、右前でもケーブルの取り回しに無理が無い、そして勿論、雨に降られても効きが安定している、耗ってもパッドとローターの交換だけで済み、ホイールを組み直す必要が無い超重要。その反面パッドの当たりが出るまで意外と効かない、トーインが付けられないのでビビり対策に手こずる、サイドプルより重いetc.ただ昨今もてはやされるソレはヘッド/BB大径化がトップモデルで概ね一巡したのでそろそろ目先を変えて、ということみたいですVだのセンタープルだのも同じ。せんだってコルナゴ(フォーミュラ)がエンド幅130mmのままC59をディスク化したのに対しシマノは135mmに拡げてきましたね。「(拡げなければ)多分耐えられないだろう」とはショップのオヤジ…多くの方はまだ模様眺めではないでしょうか。

それからプロロードのディスクブレーキ移行はUCIの老人たちの目が黒い青い?間は絶対に有り得ません「ワシ等の若い頃にはあんなモノ無かったゾ」自世代中心主義ッてヤツだ。ついでに言えば競技用自転車にディスクブレーキをあてがったのはアメリカ人、効用は認めつつもヨーロッパ人の感情がソレを良しとする筈が無い(邪推)、熟成不足TRP HY/RDが105サイドプルと同じくらいの出来」、品定めの目安となろうもさることながら規格が固まらないことにはニュートラル・サポートカーが動けませんので。あとホイールチェンジには欠かせないQRを系統のどこに設けるか、でしょうTEKTROならレバーで出来るが、ピンが不用意にズレるのでおよそ「使える」レベルにはない。ともあれ、これまでの「何となくそんなことも出来る」からそろそろ1歩踏み出した姿が見たいものですナ。

さてここからが本題。再納車から5年弱、フリーのラチェットが時々噛まなくなる持病が近頃酷くなり発進→空回り→コケそうになる、ショップ経由で修理を頼みました。聞いたところ「A&Fがそこをアッセンブリーで持っている」、どうもかなり以上の方が悩まされているようです。Minisd_298実際戻ってきた部品はところどころ歯が欠けていて、「ピッチが細かいぶん歯が小さく、トルクに耐えられない」ラチェットの歯ッて多い程良いモノだと思っていましたがトンデモナイ6万もするんだゼ、しっかりしてよッ!。その点D/Aはよくしたもので6年間、本機よりぞんざいに扱ったにもかかわらず文句1つ言いません、KINGで組んだからッて殿様になれるワケじゃないのね。

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2014年4月10日 (木)

シーティングの基礎講座(地元編)

地元と言っても私じゃなくて光野さんの、ね。

今回は日本シーティング・コンサルタント協会の木之瀬理事長とのジョイントとあって、昨年までとは違った切り口に期待し去る5日、立川へ…「日本の気候は最低最悪だ」なんで外に出てる間だけ雨が降るのッ!生れ落ちる星を間違えたワ。ア~それから、駅舎から広範囲に歩道橋を張り巡らし周囲のビルとつなぐのを無碍に悪いとは言いませんホントはクルマの都合でそうしているに過ぎないが、だったらコンビニも自販機も2階に設ける可き、その度にDAHON抱え階段上り下りだなんて拷問だ!

閑話休題。

前半は木之瀬理事長から「高齢者の生活と車いすシーティング」と題しICFケアマネ実務研修以来?すっかり忘れてたから見た環境因子としての車椅子、「自立支援と2次障害予防、援助者の負担軽減」シーティングの目的、厚労省の腰痛防止指針と移乗の問題負担軽減→リフト導入は否定こそしないが短絡思考が過ぎないか?、不適切な坐位に起因するずり落ちと身体拘束、ADLレベルに応じた機種選定…。

続いて光野さんからは定番メニュー。坐りにあたり人間の構造的問題点、1945年型車椅子がおざなりにしたもの、猫背及びハムストリングス収縮が座位にもたらす影響、でく工房製品群紹介を交えつつこれからの車椅子に求められる機能、など。

Minisd_291勿論各種用具の体験も。画像・椅子にかかっているのは木之瀬さんが持ってきた、座面にかかる荷重をモニターするもの。東海ゴムのスマートラバーセンサで体格・性差・身体状況etc.で各々の坐り癖が一目瞭然。モデラートやノビットシステムは何度も見ているので受講者の反応を観察するのが面白かったりします、私も側臥位三兄弟でゴロゴロしましたよ。Minisd_296_2そして手ぶらで帰るのは面白くないので木之瀬さんの本を著者割引で♪買いました、介護職向けに図説を多用した平易且つ詳細な内容で、病院・施設に1冊あれば…誰も読まないだろうなァ。

次回も同じ構成で7月26日・八王子でうつそうです、「坐り」の気になる方は是非。

本題からは外れますが自転車で出かけましたので時機を逸せぬよう、先日疋田さんが紹介していた通り、近頃国鉄Jr.のバカ共が輪行規制強化へ外堀を埋めるプロパガンダをうっています。邪推で書いてやる、輸送コスト低減・収益拡大は車両への乗客詰め込み密度で決まる列車の本数は今より減らしたいのが本音だろう、即ちその妨げ≒自転車は極力排除したい筈、それでなくとも日本人の多くは具合のイイことに「畳まずとも自転車乗り入れOK」海外の列車事情を知りません。また輪行袋からの突出云々トレンクルの、狂気なまでに嵩張る輪行袋は車体を完全にカバーしている、テメェの立場だけは守る巧妙さに注意されたしは言いがかりもいいとこ…なんてことはドウデモエェ、自転車に手荷物料金を課していた昔に戻りたがっているんですよ。他人事だと思ってるそこの貴方、自転車の次はサムソナイトが狙われます、間違いなく。

民営化したとはいえその態度は「今もなお国家機関を詐称している」駅員がケチをつけてきたら自転車乗りはこう答えるべし、「レールの上しか走れないくせに」。それから転倒防止コードは必携です、己が明日を守るため。

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