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2013年12月10日 (火)

天文年鑑/天文手帳2014年版

えェ~ッと、以前も書きましたっけ?誠文堂新光社と地人書館では天文現象、こと比較的地味なものの受け止め(取り上げ)方にかなり差があり最近は縮まったか。アストロアーツは双方のカラーを併せ持ってると思う、同じ来年のプレビューも両書に目を通さないとイメージし難いとは私の神経が鈍いせい、ということにしておきましょう。

Minisd_205天文年鑑の表紙は今春M31に接近したパンスターズ彗星(C/2011 L4)。手に取るとスッゴイ絵に見えちゃいますが、尾が扇形=拡散してるワケでこれはまさに光学系と撮像素子、そして然る可き加工のなせる技もとより見づらかったのに加え近日点から約1ヶ月後、捉えやすい位置とは言え光度もだいぶ落ちていた。また扉は閉鎖の決まった白川天体観測所。地震と放射能汚染もさることながら創設メンバーの1人だった村山さんの他界は大きく、時の流れを感じさせます。一方の天文手帳は昨年のM17に続いてM16わし星雲、こちらはこちらで今は無き「月刊天文」のノリまんま死んだ子供の歳を数える(多分違う)。ISON彗星の消滅に至る直近の動向は発売に間に合いませんでしたが、それでも天文年鑑は巻頭口絵に2ページが割かれ、校了時点の「期待度」が偲ばれます。天文手帳にはアの字すらありませんそういえば11月10日発売の「子供の科学」12月号はISON彗星がデデデェ~ンと、「天文ガイド」「星ナビ」は先月下旬の「オッ」「ナヌッ」までしか記事になっておらず、紙に落とすタイムラグは如何ともし難いものが

  • 4月 14日 火星最接近(-1.4等・14″5)4月9日衝
  • 4月 15日 皆既月食ただし近畿以東で部分食のみ
  • 8月 27日 C/2012 K1パンスターズ彗星が近日点通過
  • 9月 28日 土星食昼間
  • 10月 8日 皆既月食
  • 10月25日 C/2013 A1 サイディング・スプリング彗星が近日点通過

2度の月食と火星以外は地味、或いは条件が際どいものばかり。2彗星も観測好機には南天に下がってしまうため期待薄です。主要流星群は月明かりに因る好/悪条件が半々くらい。惑星の会合は7月の水星と金星、8月の火星と土星に9月は水星が加わります。

また来年はESAの「ロゼッタ」がチュリモフ・ゲラシメンコ彗星に到達しランダー着陸に挑戦、そしていよいよ!暮れに宇宙研の「はやぶさ2」が打ち上げられます。彗星騒動で「罹患」したミーハーを切り捨てるどころか、より星・宇宙に関心を高めてもらう、極めて重要な1年になるのではないでしょうか。とは言え目立った天象は少ないので私にしてみれば「少しは仕事の書類書け」天界からの叱咤かも、ゴメンナサァ~イ。

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