福部・光野ゼミと会期が重なり、加えて林野会館から目と鼻の先とあって「行かねばなるまい」終講後DAHONを展開、池袋西武を目指しました。なんでも社団法人ができて最初の展示会だそうで。目を惹いたものを幾つか…
今すぐ職場のオバサン達に使わせたくなります、OXO アングルドメジャーカップ。カップ側面のモールド、或いはプリントは意外以上に見づらいもの、これなら「注ぐ」と「量る」、2つのアクションが完全に1つになりますね。ナニ、字が小さくて見えない!?そのうち水(液)面を通すと数字がピョコピョコ飛び出す仕掛け、なんてェのも出てくるかもしれませんよ。
告知ポスターにもなった自転車用エアバッグ。コレも熟成を重ねれば、と好意的受け止め方も出来ましょうネックレスサイズになれば使ってやっていいゾが、考えたのが女学生、「ハハァ~ン」と思いません?即ち命より髪型、死んでもヘルメットは被りたくない!本音が透けて見えます。高齢者向けと称して腰椎~大腿部頸部保護用に作れば万人を納得させられたものを、生憎私はヒネクレ者でね。
頭つながりで、こちらは保護帽・abonet+JARI。スミキャップによく似た、タコイカの吸盤を思わせる緩衝インナーは外から全く判らず、ファッション性を前面に打ち出ししゃっちょこばらずに被れます、たぶん。これも身体の各部位に合わせたものがすぐ出てきそう。
大和ハウス工業のスライドベンチ付き下駄箱。靴の脱ぎ履きでただでさえ狭い玄関スペース我が家だけ?に椅子を置くのは確かに邪魔ッけです、ただし引き出し量に関係なくどこでも確実にロックさせないと、オバサンとイナカモノは中途半端に引き出しかけたまま座面縁へ寄りかかる(押し込む)ように膝が痛いからなるべく曲げ伸ばししたくない腰かけ、座面が引っ込んでズデン→腰椎圧迫骨折→要介護申請になりかねません。そしてパロちゃん、おしゃぶりが気管内挿管に見えてしまうのは職業病ですね。
テルモの靴下・アップウォーク。各部位で編み方を変え、爪先上がりを促すことでバレリーナ転倒を防ぐばかりでなく、脛と踵上部のフックと言ってもちょっと膨らませてあるだけだがに指をかけ、片手でも履けるなど、高齢者や脳血管障害を抱えた方の自立を助けるのだそうな。爪先が上がって且つ足首をホールド、案外ビンディング・シューズ向きだったりして。課題は値段でしょう、せめて半額にしてくれ。
私の手首にかかっているのはJawbone Upとかいうモニター・センサー。基板と一体か、センサーが独立しているかの違いだけで、やっていることは富士通の杖と全く一緒。リストバンドで出来る、ということはツボ押しパット大になるのも時間の問題でしょう。またアプリがもうちょっと賢くなれば他社製自転車用ケイデンス・センサーからの信号も拾えると思います。
普段ハイブリッドを使ってますと、こんな大理石あたりの造形をただ檜に置き換えただけの浴槽には首を傾げてしまいます。むく材は湿度の管理が非常に難しく、どんなに丁寧に扱ったつもりでも数年でカビが生えたり接合面が剥がれたりしてしまうもの。そして背中を靠れかけさせるためであろうスロープ(カーブ)、年寄りが入ったら沈没必至です!同社製品はデイサービスセンターへの納入実績もあるそうで、「非日常」を楽しむにはいいのかも。でも飛行機のプロペラが木→アルミ→カーボン・コンポジットと移り変わったように、天然素材の良さは大いに認めるところではありますが万能ッてわけではないと思うのです。周辺装備はTOTO製。浴槽や床の断熱材、節水シャワー、寒冷刺激を和らげるエアコン浴室を物干しにも使えるは今後のスタンダードになるのではないでしょうか。
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「居間にソファーを置いたところで酒が入るとそれを背もたれにして床に坐るのが日本人(光野有次)」私たちの身体はいまだ洋式に馴染んでいません。住環境に関して言えば純・和式にも問題が幾つもありますので洋式との折衷が落としどころになる、あっちとこっちを行きつ戻りつ進歩していくものだとは思うのですが、本展にもそこはかとなく「勘違い」感が漂いアメリカン・ウェイにのぼせあがった人達がここへ来て「俺達やっぱり日本人だ」更なる変節で「貧相な繁栄だった」己が生きた証をも破壊しだすのか?、予想外にもその滑稽さを楽しむ結果になってしまいました。
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