シーティングステップアップ講座その1
「フランシスコはどうした?なぜここにおらぬのだ」
「フランシスコは…少し、遅れているのでは、ないかと」
「ん?そのような筈はない」
「既に3日前に」
「こちらに向かったと聞いておるが」
「いったいフランシスコは何をしておるんだ」
S.E.T.「フランシスコは死にました」より。27号のフランシスコなど、別名が出るのは気象庁の台風情報ページくらい…
去る26・27日、東京は林野会館でうたれたシーティングステップアップ講座へ行ってきました。
五輪開催決定・消費増税発表直前の専門家会議などほんのスタンドプレイに過ぎぬ・NHK人事操作・特定機密保護&国家安全保障会議創設法案を天も祝福!桜島噴火恥ずかしながら忘れかけてたも、竜巻の狂暴化も、「今年は少ないなァ」と思ってた台風がここへきてたたみかけてきたのも全ては政治が悪いから、ほかに何がありますか?御存知でしたら教えて下さい。台風27号の進路が以前の予想より南寄りだったとは言え停滞前線とセット故やっぱり…国鉄Jr.東海が新幹線をダイヤ通り動かす、と前日に聞いていましたので「タオルを1枚余分に持って行けば何とかなるでしょ」、ずぶ濡れになりつつ駅を目指したのでした。
漸くここからが本題です。1日目は福部節子さんの「介護現場でのシーティング・ポスチャリング」坐位へ導く介助の基本、ポスチャリングのための評価法、日用品の活用も含めた現場におけるシーティング・ポスチャリングの実際学生看護の協力を仰ぐのは「ホント大変…」と。どこも同じねェ、等々。
2日目は光野有次さんの「シーティングのための車椅子の機能と使い方」。高齢者の姿勢或いは加齢に伴う変化と生活様式・時代背景、日本と海外との「坐り」事情の違い、快適な坐位をつくるための姿勢管理、パンテーラの車椅子やでく工房の製品群を用いたシーティング・ポジショニングの実際を体験的に。
この10円玉は何かと申しますと、車椅子のバックサポート角による骨盤・腰椎下部支持量の変化を実感させるためのものです。パンテーラはココが3度の中で微調節でき、各人の骨盤の角度女性は男性より前傾する傾向あり、とや腰椎(体幹)の保持力に合わせられるそうです。一方Otto bock M2/M3/M4は3段階でやや大きく倒せるようになっていて、骨盤の後傾した高齢者への適合を慮っている我見のに対し、より立位に近い状態での支持を目指すパンテーラはやはりアクティブ・ユーザー「~になって欲しい」との願いを感じる向けと言えましょう。
今年両氏のシーティング・ポジショニング勉強会に出るのはこれで8回(コマ)目、光野さんに会うたび「毎度同じ話ですが…」、当日は「今回は何か新しいものをつかめましたか?」と気遣われてしまいましたが、1回ではとても理解できませんのでこのくらいがちょうどいい、と思うことにしています科学的立証と車椅子シーティングの共通点は「繰り返し反復することでより確かなものになる」、「これくらいでいいや」の慢心に打ち勝つのは「また行こう」の決意だけです…なァんて大言壮語はカマせましぇん、小心者なので。
それから…中途半端に離れたところを行ったり来たりするのは自身の宿業かもしれませんが、トランジッション込みで片道1時間半の通勤が身体に堪える歳に差し掛かってきましたいずれは職場の近くに引っ越すことを考えろ、と上司からは面接当初より言われているが。今の生活様式で3勤が乗りきれなくなった[早番+夜中まで残業×3]で迎えた秋祭り、死ぬかと思ったら介護(直接処遇)はもう終わり、取りためた資格を活かし物的環境整備で介護・福祉を側面から支える役にまわるつもりでいます。それまでは悔いが残らぬよう頑張りますよッ。
タイトルにその1とあるように「その2」もあります、11月13日・同じ林野会館で今度は三好+福部ゼミです。公休申請が重なっているので行けるか凄く心配!
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