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2013年10月31日 (木)

シーティングステップアップ講座その1

「フランシスコはどうした?なぜここにおらぬのだ」
「フランシスコは…少し、遅れているのでは、ないかと」
「ん?そのような筈はない」
「既に3日前に」
「こちらに向かったと聞いておるが」
「いったいフランシスコは何をしておるんだ」

S.E.T.「フランシスコは死にました」より。27号のフランシスコなど、別名が出るのは気象庁の台風情報ページくらい

去る26・27日、東京は林野会館でうたれたシーティングステップアップ講座へ行ってきました。
五輪開催決定・消費増税発表直前の専門家会議などほんのスタンドプレイに過ぎぬNHK人事操作特定機密保護&国家安全保障会議創設法案を天も祝福!桜島噴火恥ずかしながら忘れかけてたも、竜巻の狂暴化も、「今年は少ないなァ」と思ってた台風がここへきてたたみかけてきたのも全ては政治が悪いから、ほかに何がありますか?御存知でしたら教えて下さい。台風27号の進路が以前の予想より南寄りだったとは言え停滞前線とセット故やっぱり…国鉄Jr.東海が新幹線をダイヤ通り動かす、と前日に聞いていましたので「タオルを1枚余分に持って行けば何とかなるでしょ」、ずぶ濡れになりつつ駅を目指したのでした。

漸くここからが本題です。
Minisd_177Minisd_1781日目は福部節子さんの「介護現場でのシーティング・ポスチャリング」坐位へ導く介助の基本、ポスチャリングのための評価法、日用品の活用も含めた現場におけるシーティング・ポスチャリングの実際学生看護の協力を仰ぐのは「ホント大変…」と。どこも同じねェ、等々。

2日目は光野有次さんの「シーティングのための車椅子の機能と使い方」。高齢者の姿勢或いは加齢に伴う変化と生活様式・時代背景、日本と海外との「坐り」事情の違い、快適な坐位をつくるための姿勢管理、パンテーラの車椅子やでく工房の製品群を用いたシーティング・ポジショニングの実際を体験的に。

Minisd_190この10円玉は何かと申しますと、車椅子のバックサポート角による骨盤・腰椎下部支持量の変化を実感させるためのものです。パンテーラはココが3度の中で微調節でき、各人の骨盤の角度女性は男性より前傾する傾向あり、とや腰椎(体幹)の保持力に合わせられるそうです。一方Otto bock M2/M3/M4は3段階でやや大きく倒せるようになっていて、骨盤の後傾した高齢者への適合を慮っている我見のに対し、より立位に近い状態での支持を目指すパンテーラはやはりアクティブ・ユーザー「~になって欲しい」との願いを感じる向けと言えましょう。

今年両氏のシーティング・ポジショニング勉強会に出るのはこれで8回(コマ)目、光野さんに会うたび「毎度同じ話ですが…」、当日は「今回は何か新しいものをつかめましたか?」と気遣われてしまいましたが、1回ではとても理解できませんのでこのくらいがちょうどいい、と思うことにしています科学的立証と車椅子シーティングの共通点は「繰り返し反復することでより確かなものになる」、「これくらいでいいや」の慢心に打ち勝つのは「また行こう」の決意だけです…なァんて大言壮語はカマせましぇん、小心者なので

それから…中途半端に離れたところを行ったり来たりするのは自身の宿業かもしれませんが、トランジッション込みで片道1時間半の通勤が身体に堪える歳に差し掛かってきましたいずれは職場の近くに引っ越すことを考えろ、と上司からは面接当初より言われているが。今の生活様式で3勤が乗りきれなくなった[早番+夜中まで残業×3]で迎えた秋祭り、死ぬかと思ったら介護(直接処遇)はもう終わり、取りためた資格を活かし物的環境整備で介護・福祉を側面から支える役にまわるつもりでいます。それまでは悔いが残らぬよう頑張りますよッ。

タイトルにその1とあるように「その2」もあります、11月13日・同じ林野会館で今度は三好+福部ゼミです。公休申請が重なっているので行けるか凄く心配!

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2013年10月 6日 (日)

USAVICH Season5

Minisd_176放っとくと古ネタになってしまいますので…発売直後に買いました。既にYouTubeあたりで全てUPされていますが、そのままパソコンのHDに落としてしまえばいいところをわざわざ形に残そうとする私は毎度のことながら感覚が古い。

街を抜け出し、不思議の森へ駆け込んだことでシリーズのポイントだったロシアン・テイストが影をひそめ、新キャラ・ケダムスキーとの追いかけっこに内容が絞り込まれて案外「フツーの!?動物アニメ」になっています。個人的イチオシは第61話「居眠りの森」。そして毎回「次はどっちだ?」気になる最終話「ダッシュの森」、飛(跳)んでいってしまったケダムスキーとキレネンコを追うべくプーチンがメカネンコをヘリコプターに改造、処を辞する様はファンの期待通り、今後に含みを持たせています。サントラは基本同じですが、プーチンのテーマはフワフワした音色の、空間を強調したアレンジに改められました「3・4」は「1」と同じで、個人的主観では「あれッ?」だった。よしんば「6」が出るとしたらそこがどう変わるかにも興味が。

しかしながら各タイトルを見ただけである程度展開が読めてしまうのはこちらが慣れてきているとはいえちょっと残念、そろそろいい意味で裏切って欲しくなりますね。

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2013年10月 3日 (木)

Canon PowerShot SX50 HS

Minisd_122カメラを3年で新調するなんてこれまでの私では到底考えられないこと…発売からはだいぶ日が経ちましたがPowerShotの最新型です。以前某所のデモ機をいじって好感触を得ていましたので近所の家電店で尋ねたところ「人気機種につき納期1ヶ月」と、やっぱりねェ~。外観はSX30 IS(以下「30」)からやや直線的となり、四半世紀前の「T90→初代EOS」をちょっぴり髣髴とさせる、とは私もトシだなァPENTAX X-5に至ってはもはや「ナウの焼け跡(泉麻人)」。本機のレビューは1行で十分、

相変わらずカッタルイなァ、もっと賢くなれるでしょ。

で、終わったのでは記事になりませんので…「30」は電気に強いキヤノンのイメージを著しく損ねた、との思いを禁じ得ません。何しろイマドキのカメラはピントが合わなきゃ何も決められませんから!フォーカスセンサー強化で本機は一応使えるレベルになりました、ただし望遠側で応答が鈍る傾向は変わっていません。またAF補助光が利いてくれるのは条件次第かな。もっとも「30」登場以前からEOSが遥かに高度な制御をこなしていたことを考えますと「まだまだ」、買い替えを煽らんと技術を小出しにした、或いはプログラマーがエンドユーザーを見くびった、との謗りは免れませんノせられてる私がきけた口ではないが…同じ理由でSX40 HS掴まされた人は可哀想だ

基本操作は「30」と同じ。録画ボタンと画像データ呼び出しボタンの位置が入れ替わったのはクレームでもあった?そして主電源ボタンが押し辛くなったのは「狙って」のことでしょう、たぶん気に入らん。自動電源OFFの時間を引っ張らずにおれなくなる。ズームは相変わらずシャッターボタンと組みになったレバーですが、これこそ鏡胴へ戻してリニアモーター化す可き。画角調整はメーカーが考えるほど大雑把なものじゃありませんよ。

虚仮脅しと見られがちなその高倍率ズームですが「30」でもブースの前でカメラを遮る口やかましい営業を避けて展示品をこっそり撮るのには重宝しました。傾きセンサーのお蔭でBlogへのUPにあたり面倒だった回転補正の手間が省けます、たぶん私のはデフォルトでちょっとズレていたので水準器を用いて調整した。ただしフォーカスレンジは従来通りのため撮影対象・ポジションによっては倍率を稼げず、大幅なトリミングを余儀なくされることになるでしょう。いちいち専用アダプターを介さねばフィルターが使えないのも一緒。そして私が撮る画像はほんのメモ書き程度ですのでレンズの描写云々は問いません、もとよりキヤノンを買うこと自体が、なんて言ったら怒られるかな。

Minisd_12398k様のトコ見てて気になっていたのが電源。バッテリー・パックは見た目こそ「30」用と同じ画像・向かって左が本機用ながら容量など微妙な違いが認められ、共用しないほうがよさそう。電池にコンパチビリティーがあれば片方がドロップしても「共食い」でその場をしのげるばかりでなく、充電ユニットを別売りにして売価を切り下げられる近頃のケータイはみんなそう、とは素人考えでしょうか?Li-ionも日進月歩ですので3年前と同じわけにはいかないのかもしれませんが、何でもかんでも専用化は「もしも」へのリスクを高めるだけでは。

Minisd_174Minisd_175肝腎な時ほど指が届かないフレーミングアシスト・ボタンに悩まされレンズ鏡胴に移す可きつつ撮ってみました。いずれも光学ズーム50倍域・VGA・ノートリミング、アンシャープマスキング以外の加工はしていません。キャッチAFはピントを拾った対象とは別のものを追いかけだすことが時々以上にあり、話半分程度に受け止める可きでしょう。

実質的初陣は8月末のDIYショーでした冒頭・チケットを持ってる画像以外は全て本機に依る。何がどう変わったのかはよく解りませんがその殆どがサイズ圧縮とアンシャープマスキングをかけただけ、他機画像で頻繁にいじったカラーバランスと彩度に手を付けることなくUP出来ましたH.C.R.は一部手を加えてる。評価測光が何となくプラス気味なのはキヤノンの伝統でしょうか、αほど露出補正を気にせずシャッターを切れます。

…とまァ、本機は「30」が本来ある可き姿に近付いたこと以外特に新しくなった様子はありません、1200万画素はおよそ最新鋭機種のスペックとは言い難いものがあります一昨年替えたケータイだって1600万よ。それでもHX-300AFは同機が断然優るにしなかったのはモニターを裏返してしまっておけるから、ズボラな私には欠かせませんSONYもハンディーカムではやってるのにねェ

キヤノンさん、是非PowerShotシリーズにも被写界深度優先AEを仕込んで下さい!アレをやってこそのオートフォーカスです、きっぱりと。

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