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2013年10月 3日 (木)

Canon PowerShot SX50 HS

Minisd_122カメラを3年で新調するなんてこれまでの私では到底考えられないこと…発売からはだいぶ日が経ちましたがPowerShotの最新型です。以前某所のデモ機をいじって好感触を得ていましたので近所の家電店で尋ねたところ「人気機種につき納期1ヶ月」と、やっぱりねェ~。外観はSX30 IS(以下「30」)からやや直線的となり、四半世紀前の「T90→初代EOS」をちょっぴり髣髴とさせる、とは私もトシだなァPENTAX X-5に至ってはもはや「ナウの焼け跡(泉麻人)」。本機のレビューは1行で十分、

相変わらずカッタルイなァ、もっと賢くなれるでしょ。

で、終わったのでは記事になりませんので…「30」は電気に強いキヤノンのイメージを著しく損ねた、との思いを禁じ得ません。何しろイマドキのカメラはピントが合わなきゃ何も決められませんから!フォーカスセンサー強化で本機は一応使えるレベルになりました、ただし望遠側で応答が鈍る傾向は変わっていません。またAF補助光が利いてくれるのは条件次第かな。もっとも「30」登場以前からEOSが遥かに高度な制御をこなしていたことを考えますと「まだまだ」、買い替えを煽らんと技術を小出しにした、或いはプログラマーがエンドユーザーを見くびった、との謗りは免れませんノせられてる私がきけた口ではないが…同じ理由でSX40 HS掴まされた人は可哀想だ

基本操作は「30」と同じ。録画ボタンと画像データ呼び出しボタンの位置が入れ替わったのはクレームでもあった?そして主電源ボタンが押し辛くなったのは「狙って」のことでしょう、たぶん気に入らん。自動電源OFFの時間を引っ張らずにおれなくなる。ズームは相変わらずシャッターボタンと組みになったレバーですが、これこそ鏡胴へ戻してリニアモーター化す可き。画角調整はメーカーが考えるほど大雑把なものじゃありませんよ。

虚仮脅しと見られがちなその高倍率ズームですが「30」でもブースの前でカメラを遮る口やかましい営業を避けて展示品をこっそり撮るのには重宝しました。傾きセンサーのお蔭でBlogへのUPにあたり面倒だった回転補正の手間が省けます、たぶん私のはデフォルトでちょっとズレていたので水準器を用いて調整した。ただしフォーカスレンジは従来通りのため撮影対象・ポジションによっては倍率を稼げず、大幅なトリミングを余儀なくされることになるでしょう。いちいち専用アダプターを介さねばフィルターが使えないのも一緒。そして私が撮る画像はほんのメモ書き程度ですのでレンズの描写云々は問いません、もとよりキヤノンを買うこと自体が、なんて言ったら怒られるかな。

Minisd_12398k様のトコ見てて気になっていたのが電源。バッテリー・パックは見た目こそ「30」用と同じ画像・向かって左が本機用ながら容量など微妙な違いが認められ、共用しないほうがよさそう。電池にコンパチビリティーがあれば片方がドロップしても「共食い」でその場をしのげるばかりでなく、充電ユニットを別売りにして売価を切り下げられる近頃のケータイはみんなそう、とは素人考えでしょうか?Li-ionも日進月歩ですので3年前と同じわけにはいかないのかもしれませんが、何でもかんでも専用化は「もしも」へのリスクを高めるだけでは。

Minisd_174Minisd_175肝腎な時ほど指が届かないフレーミングアシスト・ボタンに悩まされレンズ鏡胴に移す可きつつ撮ってみました。いずれも光学ズーム50倍域・VGA・ノートリミング、アンシャープマスキング以外の加工はしていません。キャッチAFはピントを拾った対象とは別のものを追いかけだすことが時々以上にあり、話半分程度に受け止める可きでしょう。

実質的初陣は8月末のDIYショーでした冒頭・チケットを持ってる画像以外は全て本機に依る。何がどう変わったのかはよく解りませんがその殆どがサイズ圧縮とアンシャープマスキングをかけただけ、他機画像で頻繁にいじったカラーバランスと彩度に手を付けることなくUP出来ましたH.C.R.は一部手を加えてる。評価測光が何となくプラス気味なのはキヤノンの伝統でしょうか、αほど露出補正を気にせずシャッターを切れます。

…とまァ、本機は「30」が本来ある可き姿に近付いたこと以外特に新しくなった様子はありません、1200万画素はおよそ最新鋭機種のスペックとは言い難いものがあります一昨年替えたケータイだって1600万よ。それでもHX-300AFは同機が断然優るにしなかったのはモニターを裏返してしまっておけるから、ズボラな私には欠かせませんSONYもハンディーカムではやってるのにねェ

キヤノンさん、是非PowerShotシリーズにも被写界深度優先AEを仕込んで下さい!アレをやってこそのオートフォーカスです、きっぱりと。

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コメント

まずは新機種導入おめでとうございます。
つーか、キャノンのコンデジでカッタルイとかいってどーするの!!!
ニコンなんてねえ・・・リコーなんてねえ・・・(^_^;

投稿: 98k | 2013年10月 3日 (木) 23:16

98k様、ド~モです。^^
1眼レフと同じTTL2次像位相差検出方式なら超音波モーターと相まってもっと速くなった筈…仕様書には詳しく書いてありませんのではっきりは判りませんがコントラスト検出方式でしょうか。またPowerShot SXシリーズのメインCPUは同Gシリーズ上位機よりグレードが劣るらしく、そこが価格にも表れている、とは下衆の勘繰り。それにEOSで本機と同じ焦点域をカバーするには100万じゃ足りませんからねェ!

1眼レフも新機種に惹かれますがα100すらまともに使いこなせてませんので当分お預けです。

投稿: alaris540 | 2013年10月 4日 (金) 10:47

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