付け焼刃・第8弾
「♪にごぉっさんでぇもぉ~~かっこえばぁ~~~っ、しぃあっわせぇ~にぃ~なれぇるという~~~(はっぴいえんど『はっぴいえんど』より)」…介護職員等による喀痰吸引等の実施のための研修「第二号研修」「等」「研修」を2つずつ付けるなんてクドイを修了、漸く登録証が届きましたハママツ県知事の名前でもらうのはチョ~癪だが。思い起こせば介護福祉士取得当時の厚労相は邪教信徒・尾辻だった。
少し前に物議を醸した介護福祉士450時間研修にも組み込まれるものだそうで、既に職に就いている介護も同じカリキュラムを経る、施設・事業所はその介護職を置くことが求められていくとか医療職・機関だけではカバーしきれない在宅・施設の医療ケアを、と言えば聞こえはイイが…現状の追認とはいえ介護に受け持たせることでコストを抑えるのが眼目だろう。裏を返せば介護職の給料は今後も増えない、ッてことよ。前の職場で医療保険療養棟への異動下命に「日慢協の特定介護福祉士講習でも受けて喀痰吸引を覚えようか」と冗談半分ながら思ったのは1年半も前のこと、まさか現実になるとは正直コワイ。
通ったのは県下2会場のうちの東部・聖隷沼津病院、中部会場が無いのはこれ如何に?どうもデスクのバカ共は静岡が横に長いのを理解出来ないらしい実は案外以上に縦にも長かったりする。上司からは「報告書は終わってからでいい」と聞いておりましたが内容は多岐に渡っており、加えて半年も前のこと故どう書けばいいのやら!?医療・社会福祉概論に始まり救急救命法、感染予防、事例を基にした危険予測・事故対応のロールプレイング、キモである喀痰吸引・経管栄養のシークェンス…等々。
2号で認められる吸引範囲は口腔・鼻腔及び気切カニューレ内筒長まで、看護が言うところの「気管まで引ききる」は出来ませんなぜか対象者の家族は無制限。これってドーナノヨ?「身体の中でおきることは介護じゃ判らない」と居直るのは簡単ですが、受講者からは「実際には(危険を承知で)やっちゃうよねェ」との声がちらほら。
此度の研修で最も大変だったのは朝4時起き・睡魔との闘いでもなければ「正答率90%以下は不合格」筆記試験でもない、日々目まぐるしく変わる職場の本体業務(工程)についていけなくなることでした。悪いことに監査及びその準備期間とバッティング身動きが取れなくなる主任クラスでなく私に白羽の矢が立ったのはこのため、新たな打ち出しがたたみかけられる最中に部署を離れるのは恐怖そのもの!それでなくてもヘボい仕事が…入職から半年、ほぼ決定的な躓きに。そのうえ「日本の気候は最低最悪だ」沼津行の度に雨にたたられ、駅への道すがらどうしても通らざるを得ない道路工事の未舗装区間でDAHONは砂噛んでジャリジャリ数年来頼んでいたフェンダーは結局間に合わず。「誰かッ、私をただ絵を描き、星を観るだけのガキに戻してくれ、叶わぬのならさっさと死なせろ!」土砂降りの暁闇に向かって何度も、何度も叫びましたね。5年前も似たようなことを、と?体験の加工など田舎の体育会系同士でやってればいいのです。
折角機会を戴いたとはいえ今の私にとっては「ウ~ン…」。冒頭で触れたとおりスキルとしては身につけたかったのですが残念ながら今の職場にいたのではその練度が上がりません、それでなくてもウチの同僚は私が学んだ以上の仕事こなしてますから!あ~また咽頭の不随意運動とやらに跳ね返されちゃった、トホホ。
コヤツのせいで昨年末申し込んであった同行援助従業者養成研修は泣く泣くキャンセル、またの機会に。
TOMO様に倣い私も小噺を…
「喀痰吸引が白人の仕事ッて知ってたか」
「あれのどこが?」
「アングロ・サクション」お後がよろしいようで。
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