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2013年7月11日 (木)

グレイス富士 内覧会

Minisd_092去る7日、夜勤明けにスクーターを走らせハッキリ言って自転車よりも過酷だった!DAHONなら列車で居眠りできたものをチョコッと覘いてきました。小規模多機能正しくはデイルーム併設型要介護者対応マンションは今後も増えていくであろうのと、職場の系列施設に近いことから「ほほォ、どんなんだろ」…

Minisd_105デイルームへはこの狭い道を通って奥からでも入れます。送迎車を降りたところにひさしがありません、なぜなんでしょ?画像で入口に見えるのは機能訓練室の掃出し窓正面玄関は東北東、奥側入口は北北西を向いていました。以前も書きましたが本州南岸に沿って東進してくる低気圧へは北東から雨が吹き込みます。パブリックは日当たりを重視したいところですが、かといってクルマの昇降ポイントをその反対側へ持ってくるただし本施設はデイルーム自体がユニットの北側にあるとひさしの長さが活かせず三角関数持ち出すまでもない雨の送迎で手痛い目に遭うからですMinisd_103太平洋側、少なくとも私の住む地域で南~南西から雨が降る時季・気圧配置は1年のうちでも限られている。用地取得にあたって敷地のどちら側が道路に面しているかでアクセシビリティーのかなりの部分が決まってしまう、とは素人考えでしょうか。その奥側入り口は張り出した壁の圧迫感ほど狭くはありません。

Minisd_098Minisd_099こちらは入所パブリック、デイルームも大体同じ画像右外に厨房がある。天井が低いせいか床面積の割に狭く感じます。その床はクッション材入りのゴム貼り、転倒対策もさることながら職員の足腰にも優しいでしょうか、モップがけもし易そう。テーブル天板及び椅子座面高は1種類のみ、R主任、脚切りに行こうゼ!柱の角(稜)にぶつかり対策のクッション材が貼られ「必要だよねェ」と思いつつもいつ剥がれだすかのほうが心配だったり。パブリックから夜勤者視点でユニットを眺めるとこんな感じ、間取りの都合上壁伝いに歩く人が見づらいかも、ドッカと座ったままでなく意識して職員を立ち上がらせ、注視させるためだとしたら経営者は読みが深い。Minisd_104_2機能訓練室はまだ機材が入っていなかったためただの部屋。広さは画像の4倍くらい、畳は硬めでした。画像左隅から問題の狭い道へ出られます。

Minisd_108居室撮るの忘れたッ、ダメじゃん!「1人部屋にしては広いなチラシ画像の1.5倍くらい」と思っていたら要望があれば中央をカーテンで仕切り2人部屋にすることも出来るのだとか。照明は全てリモコンで操作、「紐が無い」なんて文句が出たりして。ベッドはパラマウント製、ハイトコントロールのリンクが段差解消機のパンタグラフみたいになっていて、その昇降で長手方向の動きが出ません。とかくベッドは壁につけ、周囲に物をたくさん置くことになりますので特に在宅ならシーホネンス、と思っておりましたが今後はその認識を改めなくてはならなくなりました。しかしながら融通の利かない逆位相不可。挟まれ対策だか何だか知らねェがガッタガタのサイドレール(柵)は同社他機と全く一緒フランスベッドよりこじり易く、抜き差しは意外以上にコツが要る。コールの復旧ボタンは廊下に面しており、職員はちょっぴり安心、かな?ほたるの丘みたいにされたら「ワタシが世界の中心なんだから黙って従いなさいよッ」とバアサンがスイッチ握りしめればもうお手上げでしょ。エアコンは勿論全室独立。ただし1階用の室外機が駐車スペースにドンっと出っ張っているのは感心しませんねェ。扉は私の職場より静かで且つ剛性感と適度なフリクションがあり気に入りました。内から施錠出来るところがマンション、なのでしょうか?「職員はマスターキーを持ち歩くことになる」と。

Minisd_094Minisd_093トイレはユニット・デイルーム・機能訓練室にそれぞれ、デイルームのソレが風呂の脱衣所とつながっているのは今の流行り。画像はユニットのもの、廊下からちょっと奥まったところに左右勝手違いが2箇所。リネン庫・洗面台と併せてパブリックとの境に集中配置されているため結構遠くなる居室も。ペーパーホルダーはTOTOのロールを下から押し上げてセットする樹脂タイプ、正面から押し込むタイプはロールが抜け易く、更にステンレスだと紙が引き出し難いためジジババには不評です。照明は人感センサーで作動、そのセンサーが入ってすぐのところ写ってなくてスマンで出っ張っているのが心配。

Minisd_102洗面台のシンク高は全て780㎜でした縁だけちょっと低くなってる。実は各居室にも設けられているのですがトイレは別、というあたり「内」と「外」をどこで線引きするか、他所との違いに興味を惹かれます。首の伸ばせる蛇口は重症度の高い方向け、介助者の前へまわり込みは一応配慮されています。

Minisd_095Minisd_097ユニットの風呂。浴槽は和式と和洋折衷型の更に折衷型、一応縁には手を掛ける溝が設けられています。奥の壁の、位置関係を変えられる手すりに目を奪われがちですが、一般家庭のソレをちょっと改修したような造りにとどめているのは飽くまで生活の場であることを演出するため?シャワーフックも位置を動かせますが画像にある1箇所だけで便利なんだか不便なんだか鏡に映っているのは案内して下さった職員さんMinisd_096浴室と脱衣所を仕切る引き戸の敷居、この下に排水溝があるんですよね、説明はありませんでしたがこの段差、パーキンソンの方にはキツイかなァ

Minisd_101Minisd_100実は釉薬で滑るザラザラタイル、とって付けた感ビシバシの浴槽…デイの風呂は如何にも「洗身作業やったるで」な風情、病院勤務の長かった私は思わず馴染んでしまいそう。チェアー式機械浴槽の、移乗で脚が巻き込まれ難いステップが…そんな細かい話はドウデモエェ。本機はかけ捨て式ですが、これが循環式だと少しでも排泄物汚染のある方は湯に入れず洗身だけでスピードUP!なんてことやってたのを思い出します。

自転車・二輪通勤は雨を除けられないため事実上不可能、建物南側は植え込みで固められていました、チョ~トホホ。

車椅子のアプローチには少々「?」な部分もありましたがそこは新規、取り入れたくなる要素も同時に散見されました。ただ、鶴舞乃城星のしずくを見た後ですと大概のことでは驚かなくなります、これホント。今年の県下は施設のオープン・ラッシュですので、またどこかで日を合わせられたらいいな。

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コメント

オープンラッシュなのですね
面白くなりそうですね

詳細なレポートたいへん読みやすかったです
参考になります

ありがとうございます

投稿: さすらいのOT | 2013年7月15日 (月) 18:24

さすらいのOT様、こちらではしばらくです。

>ラッシュ
近場だけでも3箇所、競争が激化しそう。

デイの出入りは正面玄関からでしょう。
実際にカーテンで2分割されている居室もありました、「何が何でも個室」はやっぱ無茶だったんですよ。

グレイス・グループの理念に「重症度の高い人ほど云々」とありますが、特別な機材を用いないフツーの空間での生活を可能にするための裏付けが、といった説明はありませんでした。ほたるの丘みたいにヒノキ風呂取っ払ってカプセル浴槽に置き換えてるとこもありますからねェ。

機材と言えば近頃厚労省が「ノーリフト」と称して機械式リフトを使わせようとしているようです(「ためしてガッテン」に青山さんを呼んだNHKまでもが宣伝してやがる)が、あれ、三好さんが言うところの「介護マフィア」とつるんでるような気がします。そのうち導入「基準」なんか設けて…。

投稿: alaris540 | 2013年7月16日 (火) 10:19

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