冨士灯器 ZEXUS ZX-270 LG
Got ZEXUS?
グレイス富士から帰る道すがら釣具屋で衝動買いしてしまったのがコレ、CREE XP-G+5㎜Φ砲弾型LEDを3AAAで駆動するヘッ電です。如何にも「アウトドアでござい」なライムグリーン(LG)を選んだのは店にぶら下がっていた中で最もLEDの芯ズレが小さかったから。重量は114g(eneloop・センターバンド込、実測)、GENTOS DPX-143H(以下「143」)と2gしか違わないにもかかわらず頭の上で軽く感じられるのは同機よりバンドが硬いせいだと思います。樹脂製シールドグラスはレンズ状に出っ張っており、傷が付きやすいので「×」。
電池室蓋はフックでパッチン、パッキンの「ムニッ」とした反発感がIPX-4でしょうか。上下角度調節のラッチが143よりシブく、激しい動きにお辞儀しにくいのは現場向け。センターバンドは有/無が選択可、後ろ側のベルクロ締めがあちこち引っ掛かります、オススメ出来ません。
「Z」ボタンはポン押しを繰り返すことでメイン→サブ→OFF、どちらか点灯中に長押しで無段階調光。一方通行でなく最大/最小を行ったり来たりする親切さはGENTOSにも欲しいところ。サブの調光は効果が判りづらく意味が感じられません。「-」ボタンのポン押しでセンサーMODE、もう1回「-」「Z」ポン押し、或いは何も操作しないと30分で解除されます、この辺りも後発らしい。
その143(最WIDE)と。出力最大は比べれば本機が明るい、といった程度。このテの製品でランタイムを無視してフルパワー、といった使い方はチト考え難いので画像も割愛!左がメイン出力最小、右はサブ出力最大、両画像とも向かって左が本機、いつもどおり電源はeneloop、壁面からの距離は約20㎝露光オートでゴメンナサイ。リフが小さく浅いせいで特にXP-Gでは酷いHOTスポットの陰りがあまり目立ちません。本機の出力最小(公称10%)はもっと抑えていいのでは、1%までイケれば山小屋へ持って行けるでしょ、勿論サブは要らなくなります。色は極めて重要な情報、私電球色が大嫌いなんですよウチの職場は浴室・厨房を除くパブリック・ユニットとも全て電球色。利用者様の顔色が皆良さそうに見えてしまうばかりでなく、尿取りパットの種類を間違え易いのだ。
例によって夜勤に持ち込んでみました。頭の上での安定感はEOSや143の比ではありません。センサーの有効距離は143よりも短く、無闇に点いたりしない半面、移乗介助中などに点かれるとなかなか消せず結構以上にイライラさせられます。消そうとして手が触っちゃうこともしばしば。バンドが硬いぶん調整はシビアで、センターバンドがあるとテンションの違いが気になってしょうがない。バックルが滑る→バンドが緩み易いのでついギュウギュウ締め上げてしまいます。対象者を眩惑させ易いのでどちらかと言えばコリメーターで、照射角を絞ってくれればより安心して照らせます。手元専用と割り切ればパターンはよりフラットなもの、プロジェクター・レンズがベターかな。
てなワケで、いいことやろうとはしているのですが私の使い方には合わずお蔵入り。更なる熟成に期待しましょう。
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