XFIRE Bike Lane Safety Light SA1101
ここ暫くメディアで取り上げられていたそうですが全く気付きませんでした、LEDとレーザーマーカーを2AAAで駆動する自転車用テールライトですメーカーサイトはこちら。それにしても輸入代理店の読みづらい口上、何とかならねェの?どォ~も近頃の学生さんはボキャブラリーが貧困で、動詞が使えなくて、同じ単語・文節をしつこく繰り返して、おまけに稟議書の文言或いは企画会議で交わされたであろう言葉をそのまま客に向かって使ってしまう…それで上司の裁可は下りたんだろうけどサ。
およそ2AAAとは思えない、フヤケた造形ですアメリカ人らしい。電池室蓋を留めるは何と「くしゃみ1つで月世界よりも遠いタンスの裏へひとッ跳び」3本のタッピングネジ、専用ドライバーも付属しますがちっとも嬉しくない!間違っても屋外で電池交換などできません。また勢いだけで締めようものなら即座にナメること必至です。2つのレーザー発振器はたぶんポインターで使われているものと同じ、コレが車幅灯の代わりになるようです。スイッチはLEDとレーザーマーカーとで別々に設けられ、前者はポン押し正しくは「グイ」押しを繰り返すことで点灯→点滅→フロー→OFF、後者は同じく点灯→点滅→OFF、両者ともインスタントOFF/リジューム機能はありません。タッチも好きになれませんね、カクンとクリックしても作動はしなかったり、然る可き順番をスッ飛ばしたりすることがしばしば。
開発者がDAHONユーザー?ブラケットのクランプバンドはおよそ一般的とは言えない34㎜Φ。クイックシューを留めるネジがCATEYEと同じM5でしたので「ほんの出来心で」菊座のピッチの違いを無視、些か乱暴ながら同社製リフレクター・RR-160-BTと入れ替えてしまいましたメーカーサイト中・「universal attachment」ッてまさかこのこと!?。ツマミネジではトルクが足りませんから。
点けた様子は代理店サイトに埋め込まれているYouTubeに見る通り、一応私も撮ってみました。LEDは100均あたりのソレと大して変わりませんのでレビューは割愛…「レーン」が左右対称でないのは車体がキックスタンドで傾いているため。地ベタの傾きを拾って姿勢制御、ではありませんがこれで点滅させれば気分はもうはやぶさ(MUSES-C)のサンプル回収ミッションです。DAHONは折り畳み/展開の度にシートポストを出し入れするわけですが、本機のセッティングをきちんと出しておくと「レーン」と車体との平行度を見ればサドルが真っ直ぐ前を向いているかがすぐ判ります、というか、本当にぴったり合っているのか気になって気になってまともに漕げなくなります!後続車のヘッドライトで照らされても「レーン」が見えるか?真面目に考えないでおきましょう。
自転車のテールライトで「横幅の演出」の必要性はかねてより感じつつも私のSEVENはバーコンを使うのでドロップバーのエンドに捻じ込むマーカーライトが使えず「どうしたものか」と思っておりました。本機はまだ詰めが甘いのですが今後の開発の方向性を示しているのではないでしょうか。
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コメント
これ、似たようなレーザーで車幅を表示するやつ持ってます(リンク先の)
あっという間に電池(2AAA)が無くなってから使ってないですがw
あ、そういえば充電池仕様のもどこかで見ましたねー
投稿: cinq | 2013年6月10日 (月) 22:55
cinq様、こちらではしばらくです。
亀レスご容赦を。
リンク先拝見しました、電池室蓋がはめ込みになってるぶんそちらのほうが若干スマートですね。でもなんで2AAAなんでしょ?私も取り敢えず付属の電池使い切るまでは遊んでみるつもりです。
>充電池仕様
メーカーサイトにあるとおり本機にも姉妹品があります。近頃はソーラー・バッテリーだのハブダイナモから引っぱれるUSBポートだのがありますので[二次電池=コンセントから離れられない]わけではなくなり使い易くなった、のでしょうか?
投稿: alaris540 | 2013年6月12日 (水) 10:44