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2013年6月27日 (木)

mont-bell スーパーストレッチ サイクルレイン パンツ

「もう5年も使ったのかァ」水が浸み込むほどヘタってしまったGORE-TEX(以下「ゴア」)に代えて先日、渋谷の直営店で買ってきたのがコレ。「あれッ、ゴアじゃないの?」気付いたのは帰宅後でした、鈍い!ゴアがナイロンであるのに対しこちらはポリエステル、布ッぽいのは補強部位だけでその他はビニール1枚ッぺたそれでも2レイヤー。裏地がゴアより滑りにくく、その薄さもあって底のブロックで蹴破ったりしないか非常に不安です。

Minisd_090サイズはこだわりのXLゴア購入当時の日本版パンフレットにはLまでしかなかった。代理店の担当が短足だったからだろう、自転車漕ぐにはこのくらい股下がなければシューズカバーとのオーバーラップが出せません。腰紐は以前よりやや太い、何となく伸縮するヘナヘナが通してあったため問答無用で抜去、以前ヘッ電用に買ったゴム紐の残りに換えてみました結んだりほどいたりもしない程モノグサなので

Minisd_091下腿部の止水ジッパーはゴアと同じ。裾の絞りはゴムではなくベルクロフラップ、これが曲者で余った裾がベルクロに挟まり易く、素早く留められません。くわえて「私はそこまで大根脚じゃないぞ!?」調節範囲が足りず絞りきれなかったためベルクロを追加。防水・透湿生地には粘着シートの喰い付きがあまいため一応屋外用両面テープ併用のうえ貼り付けてみました、どこまで持つのやら。

撥水性はフツーだと思います。透湿性はゴアには敵わないそうですが、この時季は何を履いても妖怪「アセミドロ」にからまれること必至。スクーター通勤ならまだそれでも、でしょうか。

「全く以て気に入らんわ」結局ゴアのXLを通販してしまったのでした、こうしてまた納屋の肥しが増えていくのですね。

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2013年6月24日 (月)

介護現場における上手な車椅子の使い方

私も林野デビューしてしまいました、勿論受講者ですけど。

Minisd_086Minisd_085概要はリンク先を見て頂くとして超手抜き!ではイケマセンので…光野さんからは寝たきりにさせてはいけない理由を確かめたうえで坐位と日本人、老化が座位にもたらす影響、座位が崩れだす原因と「土台が安定すればその上も安定する」アンカー&ベルビスサポートの考え方、臥位からみる坐位の評価の実際、用具モデラートいよいよ8月発売活用法について。大塚さんからは介護現場で起きやすい車椅子Minisd_087余談だがよく「車いす」と表記・変換されるのは「椅」が長らく常用漢字でなかったからだそうに係るトラブルとその予防策、介護職なら押さえておきたい車椅子整備の最低ライン、加えてリハ研らしく立ち上がりの3要素、移乗介助の基本事故防止と残存機能活用技術、部的環境整備の提案をかいつまんで。

当日は大雑把ながら職場の事例、問題と現在採っている対策から今後どうす可きか質問をぶつけてみました。「どの方法でもいいので何通りか試してみてはどうだろうか。シーティングは謎解きのようなもの、あらゆる可能性を探ってみて欲しい」と。

Minisd_088たった3回ながら光野ゼミで「坐る」概論(きっかけ)のかなりの部分に触れられたような気がする、とは単なる私の思いあがり「ますます解らなくなることが解る」のがステップUP?。これから部署へ戻って現実を改めて見直し、「これならお手伝い出来る、かな?」個々に最適化させるスキル・判断力を磨くことを以って対象者(利用者様)の思いに沿っていく、ことになるのでしょう。

10月の光野・福部ゼミでは更に突っ込んだ話が聞けそう、Minisd_089僅か半年で次のステップが見えてしまいました。

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2013年6月17日 (月)

たまには頭の体操を(静岡こども福祉機器展2013)

去る15日、今年も静岡こども福祉機器展にお邪魔してきました。OXとパンテーラの不参加に加え自助具が低調だったのは残念個人的ポイントはオットーボック・ジャパンにモジュラー車椅子用ボルトの在庫を訊いたことくらい

Minisd_083Minisd_082そんな中ハマッてしまったのがコレ川端様的ネタ。この3本、どうやって組み合わせるのでしょうか?「『発想の転換が必要』ッて…」私は教わるまで静岡ユニバーサルデザインシステムのブースから抜け出せませんでした!

Minisd_084ハイ、これだけで「やっぱり」とキた貴方は鋭い。画像1枚目・右2本を左の1本へそれぞれ長手方向を軸に90度位相を捻って嵌め込み、最後に「エイッ」。木がささくれているのはガタを大きくしてあってもやはり角(稜)を強く擦るため。一度解れば何てことはありませんが、最初に思いついた人は偉いと思います。

以前ボランティアで入った施設のクッキーをもしゃもしゃ食べ…本来の目的こそ果たせなかったものの何だか幸せな気分で会場の曲金(まがりかね)を後にしたのでした。

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2013年6月10日 (月)

XFIRE Bike Lane Safety Light SA1101

Minisd_081ここ暫くメディアで取り上げられていたそうですが全く気付きませんでした、LEDとレーザーマーカーを2AAAで駆動する自転車用テールライトですメーカーサイトはこちら。それにしても輸入代理店の読みづらい口上、何とかならねェの?どォ~も近頃の学生さんはボキャブラリーが貧困で、動詞が使えなくて、同じ単語・文節をしつこく繰り返して、おまけに稟議書の文言或いは企画会議で交わされたであろう言葉をそのまま客に向かって使ってしまう…それで上司の裁可は下りたんだろうけどサ。

Minisd_080およそ2AAAとは思えない、フヤケた造形ですアメリカ人らしい。電池室蓋を留めるは何と「くしゃみ1つで月世界よりも遠いタンスの裏へひとッ跳び」3本のタッピングネジ、専用ドライバーも付属しますがちっとも嬉しくない!間違っても屋外で電池交換などできません。また勢いだけで締めようものなら即座にナメること必至です。2つのレーザー発振器はたぶんポインターで使われているものと同じ、コレが車幅灯の代わりになるようです。スイッチはLEDとレーザーマーカーとで別々に設けられ、前者はポン押し正しくは「グイ」押しを繰り返すことで点灯→点滅→フロー→OFF、後者は同じく点灯→点滅→OFF、両者ともインスタントOFF/リジューム機能はありません。タッチも好きになれませんね、カクンとクリックしても作動はしなかったり、然る可き順番をスッ飛ばしたりすることがしばしば。

Minisd_076_2開発者がDAHONユーザー?ブラケットのクランプバンドはおよそ一般的とは言えない34㎜Φ。クイックシューを留めるネジがCATEYEと同じM5でしたので「ほんの出来心で」菊座のピッチの違いを無視、些か乱暴ながら同社製リフレクター・RR-160-BTと入れ替えてしまいましたメーカーサイト中・「universal attachment」ッてまさかこのこと!?。ツマミネジではトルクが足りませんから。

Minisd_079点けた様子は代理店サイトに埋め込まれているYouTubeに見る通り、一応私も撮ってみました。LEDは100均あたりのソレと大して変わりませんのでレビューは割愛…「レーン」が左右対称でないのは車体がキックスタンドで傾いているため。地ベタの傾きを拾って姿勢制御、ではありませんがこれで点滅させれば気分はもうはやぶさ(MUSES-C)のサンプル回収ミッションです。DAHONは折り畳み/展開の度にシートポストを出し入れするわけですが、本機のセッティングをきちんと出しておくと「レーン」と車体との平行度を見ればサドルが真っ直ぐ前を向いているかがすぐ判ります、というか、本当にぴったり合っているのか気になって気になってまともに漕げなくなります!後続車のヘッドライトで照らされても「レーン」が見えるか?真面目に考えないでおきましょう。

自転車のテールライトで「横幅の演出」の必要性はかねてより感じつつも私のSEVENはバーコンを使うのでドロップバーのエンドに捻じ込むマーカーライトが使えず「どうしたものか」と思っておりました。本機はまだ詰めが甘いのですが今後の開発の方向性を示しているのではないでしょうか。

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2013年6月 9日 (日)

静浜基地航空祭2013

Minisd_070開催は2週間前でしたから個人的主観ではもう遠い遠い忘却の彼方…朝からびっちり会場に詰め、長袖+SPF50+キャップ用日除けの甲斐無く今回も見事に日焼けしてしまいました。トップ画像は当日一番のフォトジェニック、UH-60J。同機は滑走路脇の枯草を悉く吹き飛ばし、Minisd_071エプロン中クッシャグシャ。お弁当広げていた方は大変だったことでしょうが問題はそこじゃない、そんな中にもかかわらずタバコ吸ってる奴がいた!これだから田舎は!!!!!それから会場は暑かったですよねェ、PETボトル飲料が瞬く間に売り切れ、テキ屋さんが暇そうにしてました。

Minisd_072Minisd_074いつも通りの内容ながら楽しめるポイントは多かったと思います。また私の周囲にいた観客の多くは反応が素直で変に訳知り顔したところが無くでも言わせてくれ、レインフォールがズレてた、強引な割り込みにも遭わず安心して観られました。実際エプロン前列で観たいのは午後のT-7パイロットの乗り降りとT-7 Jr.だけでしたね。

Minisd_075芙蓉部隊の慰霊碑はいつできたのでしょうか。ケース付きとはいえせっかく海から引き揚げた熱田エンジンを雨ざらしにするのはマズイ蜘蛛の巣はったまんま、ここはレプリカに置き換えるなり何らかの手立てが要るのでは。それからここは絶対に譲れねェ、基地の歴史を広く伝えていくのは大いに結構ですが、ともすれば「人が死んで可哀想」で終わってしまいがち邪教信徒&国粋主義者の常套手段、是非「何がそうさせたのか・どう克服す可きか」を示して欲しい、強く願うものであります…考えて動いて下さい、私より頭いいんでしょ。

Minisd_077Minisd_078駐輪場の自転車をのんびり眺め、外来機帰投を全て見送りAH-64が機関銃振ってたウェルフェアに続いてしがらみを完全に忘れた2日間。面倒な事務処理に戻るのが憂鬱だワ。

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2013年6月 5日 (水)

MAX ユニバーサルサイクル クークルS(ウェルフェア2013見てある記)

さる5月25日、今年もウェルフェアに行ってきました。それまで一括りだった防災・防犯機器は「中部ライフガード TEC2013」として独立勿論入場無料。中部以西の方はこだわらければビッグサイトまで行く必要が無くなった?、それぞれ2・3号館で催されていました。「近年人々の関心が高まっているので規模を拡大」なんてもっともらしい言い訳が聞こえてきそうですが、デスクッてェのは何でもかんでも分ける・隔てるが好きなんですよ。事実双方ともそこはかとなく密度が落ちたように感じられました。

Minisd_067さてそのウェルフェア、一通りまわりはしましたが結局コレしか見ませんでした!昨年登場した4車輪式シニアサイクル、要支援2ぐらいまでが対象だそうです。サドルにはバックレスト、イージー・ボーディングを謳うフレームにはステップが直付けされ勿論チェーンホイール保護のため、不全麻痺を抱えた方でも腰かけながらの跨ぎ越しが可能で「サイクリングを諦めさせない」配慮がなされています。Minisd_069但しシートポストはママチャリのソレと全く一緒、スマートに跨がれる方が乗るとは限りませんのでここは思い切った強化が要るかもしれません。そして画像中・ペロンとぶら下がっているのは杖を括り付けるベルクロバンド。これもしっかりしたホルダーが欲しいところ。ギア比は5㎞/h程度を念頭に設定とのこと、確かにそれ以上出す(出せる)のなら少々歳をとってもフツーに自転車乗ってますよね。

Minisd_065リアアクスルには勿論デフが入り、ハンドルを目一杯きってペダルを漕ぐと車椅子ほどではないにせよその場で小さく一回転できます。三輪自転車にみるフレーム前半を左右に傾ける仕掛けは無く左右10度以内(車椅子JIS規格に準ずる)、基本ステアリングでバランスをとったりしないため運転感覚はちょっと異質。またここまで極端なアップハンドルは要らないでしょう。「これはフォークリフトである」と思って乗れば慣れられる、のかな。それからまとまった荷物を運べるのはいいのですが最初からそのつもりで開発するのならいっそキャリアそのものをフレームにするくらいの思い切りがあってもよかった寸法を見直してペイロードを増やせば都内の運送屋に使ってもらえる?

Minisd_066Minisd_068特に前でダウンチューブを低く押さえるためでしょうか、車輪は前後とも12"。子供自転車用パーツが使えますが入手性・選択の幅を考えますと16”でも良さそう、スポーツ車とはまた異質な、ラフな使われ方が予想されますのでその耐久性からあまり極端な小径化はちょっとねェ。それからタイヤは空気チューブでなくポリマーライナー(ノーパンクタイヤ)を検討していいのでは、左右の空気圧が揃っていないとハンドリングに響きます。イナカモノはタイヤの空気圧管理などしませんパンクしただけで自転車捨てるバカッチョもいる、加えてウッズバルブは虫ゴムがヘタる。[自転車=ママチャリ]との思い込みから早くもトラブッている、思わずにおれません。

ブレーキは介助車でも使われているドラム式を流用、レバーには前のみに利くパーキングロック機構も付きます。しかしデフで左右別々に動くにもかかわらず後ろは左側にしかありません、「マウントは両方付いてるくせに」。これらとは別にもっともらしくステアリングロックも具えられていますが、どうせやるならココは1アクションでパーキングと連動させる可き。また小径とはいえハンドル折り畳むわけではありませんヘッドチューブ≒上・下ワンのピッチはその事情が許す限り長くしたほうがヘッドパーツ(ベアリング)に優しいのでリンク先・高さ云々の口上は私に言わせりゃ後からとってつけた屁理屈。

クランクは極端に短いモノがあてがわれていました。長さの合わないクランク踏まされると膝を痛めます少なくとも私はので、今後フレーム設計チェーンホイール径(歯数)も、低床を少々犠牲にしても乗る人へのフィッティングを優先する可く見直しが求められるかも。BBとリアアクスルの間、チェーン暴れ止めになぜかフツーのリアディレーラーが使われていましたのでシングルスピード用チェーンテンショナーで充分だと言っておきました。

…とまァ、クドクド突っ込んだのは将来、ほかでもない自分がお世話になるかもしれないから。そして今、街で見かける80・90歳代が元気なのはずっと歩いてきた、歩き続けているからだと思うのです。電動カートに乗せようものならますます足腰を弱めたりはしまいか?かく言う私もスクーター通勤を始めてから「脚使わなくなった」と感じますもの。イマドキの50・60歳代、「100m先のゴミ集積所へもクルマで向かう」人達に要介護度が付くであろう約20年後、本機が真に道具たりえるか、それともPT・OTのオモチャアイデア倒れのキワモノで終わるか、今のうちに叩けるだけ叩いておく必要があるのではないでしょうか。

S続いて「M」も登場、H.C.R.で見物してきました

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