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2012年8月22日 (水)

SERFAS FP-200

私:「つかぬ事を伺いますが、車椅子の空気入れはどこにありますか?」
先輩G:「1階のデイルームにある、と思います」
…ちょっとちょっと、ココは3階ですよ。
今の職場で約半数を占めるLACはチューブではなくポリマー製ライナーなので空気圧管理そのものが無く、杖やサークル(歩行器)をお使いの方もいらっしゃいますので実際空気を入れる可き車椅子は決して多くありません、でもねェ。

Mini_sd_847去る3月の受講後、JASPECの備品と同じものトルクレンチ共々注文しました。デザインポイントはゲージ(圧力計)の見易さ、シリンダーのてっぺんに持ってきたSERFASはエライ。更に決め手は表示単位にkpaがあること。TOPEAKはまだbar/psi、自分の自転車へ空気入れるぶんには全く問題ありませんが、今や車椅子の点検整備録も単位表記がSIでなければ公文書として認められないのだそうです聞こえたか、アメリカ人!。換算すれば済むことですが如何せん頭が悪くて。

Otto bockが履いているタイヤのチューブバルブはシュレッダー(米式)ですのでウッズ(英式)のようにアダプターの洗濯バサミがひん曲がってバルブナットに銜えられなくなったり、銜えたつもりがポロッと取れたり、といったイライラの種がありません。またウッズはプランジャー(バルブコア)に被さっている虫ゴムが内圧にさらされるのでどうしてもヘタリがくるメーカーは月1の交換を推奨しているが、カーボンを混ぜてある黒いヤツなら1年くらいは概ね問題無し。私は前の職場で半年毎にチェックを入れていたほか、ゲージが実際より高く表示される傾向があるので見越して加圧する必要があるのだそうですコレコレと差し換えるテも。ペッチャンコになったタイヤの空気はすぐ入れるつもりですがソレを以って組織に何かを働きかけるのはずっと先のこと。

福祉用具専門相談員は2年の実務経験で福祉用具プランナーへの道が開けます。介護保険施設でこんなこと口走ろうものなら「帰れ」とこられそうですが、正直「ケアマネ登録捨ててでも欲しい」。3月までいた部署の上司の言とは意味が違うのかもしれませんが「己の可能性を信じ」、進んでいくとしたらいつまでも施設介護に両足突っ込んでいられなくなる???今は考えないでおきましょう。

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2012年8月20日 (月)

ちゃりライト(&暗イト)あれこれ#12

近頃ライト買ってませんが…そろそろ来季モデルがweb上を賑わしだしましたのであちこち覗いておりました。

Olightから新型ヘッ電・H15 Waveが登場。XM-Lを載せているものの明るさはXP-E/G搭載機と変わり映えせずチト残念。電源は4AAAで3AAA機よりは若干マシ位、まだまだ景気よくズバッ、とはいかないようです。

FenixはE21の後継機・E25をリリース。NITECOREにしてもモード・セレクターをヘッドへ持ってくるのが近頃の流行でしょうか。スムースリフだとXP-EでもホットSPOTはちょっと陰るんですよねェ。TK41はU2に載せ替えられましたが私は待ち。

エ~これ新型ですよね、中央のレンズでサイドスピルを真ん中に集めて照度を稼ぐのはX-FORCEに似ています。

特段スゴイわけではありませんが注文してみようかな?CREE+2AAでこれ以上の明るさを求めるとランタイムが厳しくなりますので当面この辺りをウロウロすることになるのでしょうか。ブラケットのクランプがツマミネジに退化したのは偏心カムレバーの意味を理解出来ない人がかなり以上にいるから?従来機と互換性があれば現行機はゴミ箱行き。

NiteRider Pro/MiNeut/Makoも改良が重ねられている一方、新シリーズ・Luminaが登場。Cygoliteといいこのクラスも競争の激化を感じます、海外では。Light & Motionにせよコミューター仕様を謳うのであればそろそろ(擬似)回転放物面リフレクターに代わる新しい提案が欲しいところ、時代はいつまでもアメリカン・ウェイに靡いているわけではありません。

鳥鳴かぬ里の蝙蝠・CATEYEも流行に倣いCREE+Li-ion+USB機を出してキましたH-34Nの固縛力不足を考えれば軽量化は当然。今ならソーラー・チャージャーだのそれこそハブダイナモからでも取れるようになりましたのでUSB:デスクで仕事と見せかけてチンタラ帰宅準備、とは限らなくなりましたが…明るさはともかく充電に8時間とはNi-Cdの昔に戻ったよう。このほかTL-AUシリーズに330が加わりました。自動点滅/消灯テールライトはホームセンターで売ってるSAGISAKACATEYEは世を忍ぶ仮の姿!?をパカパカさせてる自転車を時々見かけます、結構ウケるみたい。

明るさよりもタマの載せ替えでパターンに違いが出るか興味があります、の4代目EOS本ネタは再掲

Lupineは一番大きいバッテリー・パックのボトルデザインをやめてしまったらしい。やっぱりベルクロバンドかよォ~…。

Exposure個人的注目はXM-L×3発のReflex Mk1初のダイナモライト・Revo Mk1。前者は今後主力になるのではSix PackがXP-Gのままなので、あくまで邪推。コリメーターがディフュージングされているのでMaxX-Dよろしくかなりの拡散光になりそう。後者はXP-G×4発、ハブダイナモも一緒に作ったそうで、Schmidtsの好敵手となるか?

コレは古ネタでしょうか、LUMINTOP PK30はXM-L+6AA+無段階調光。把手部が短いのでヤジロベエへは咥えられそうにありませんが、出力を見かけちょっと絞ってランタイムを引張れるのでOlightよりは自転車向きかも。

UltraFire WF-22BはXM-L双発のたぶん自転車用。リフレクターはフツーに回転放物面で前からは相当眩しそう。バッテリー・パックは18650×4本をドラム型に収めるオリジナル、ただしランプハウス共々ブラケットのクランプはどうもパイプ径22.2mmΦにしか留められないみたい…興味のある方は秋葉原へ。

後続のライダーやドライバーに対して視界に直接光源が入り難い工夫
違いますね、自転車の一般的シートアングルに対してライトを水平に向けるためのアップスラストですよ。つまりあの留め方は逆さま!

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2012年8月 7日 (火)

(リ)スタート・ライン

♪まぁずてぇはぁじぃめぇにぃ~~~
 ちょいといっぱぁいやぁろおかねぇ~

(ハナ肇とクレイジーキャッツ「大冒険マーチ」より)

Mini_sd_846去る3日、「人+人=介 ~焼津の介護を高め隊~」執筆陣の呼びかけでもたれた初の親睦会にお邪魔してきました。結集したのは主に同市内施設職員・総勢15名、皆さん若い方ばかりこんな表現持ち出す歳になっちまったのか!で私は一人浮いてしまいましたよ。画像の乾杯にグラスが3つしか写っていないのは単にシャッターチャンスを逃しただけ。

「焼津の介護を高めたい。施設外にも介護の仲間がほしい。明日も前向きに頑張ろうと思えるような拠りどころがほしい。自施設での喜びや悩み、葛藤を共有したい。新たな知識や技術、考え方を知りたい。ひとりぼっちじゃないんだと思えるような場所がほしい。認めてほしい。褒められたい。刺激がほしい。想いを集めて形にしたい。他の施設のことを知り自分の世界を拡げたい。理想と現実は違うといって潰れていくすてきなスタッフを救いたい。介護の良さ、楽しみを語り合いたい。いろいろな職種の話を聴きたい。管理職の本音、新入職員の本音を聴きたい。想いを聴きたい。ストレスを発散したい。焼津の介護を繋げていきたい。それぞれの施設ケアを向上させたい。それが合致して成功すれば大げさではなく焼津のお年寄りやそのご家族数千人以上の方の人生を輝かせることが可能だ。などなどなど。以下略・当日頒布されたレジュメより・原文のまま…スゴイデスネェ。今後ネットでの発信や勉強会等々を通じて語らいの輪を広げていく、とのこと。今の職場は新設故これから創っていく段階にあるのと、私も入職したばかりで部署の動きが全く掌握できず、何がどうと言える状態にはありませんので参加された皆さんと仕事について殆ど話せませんでした、スミマセン直接訊かれても即答出来ないのはいつものこと

席上質問がありました医療の古さについて、我見ではありますが…イジメは小さな戦争であり、国家は戦争をするために存在するもの過去の亡霊のシステムだ。そして遠い昔から医療と軍事は一蓮托生の関係にありました「傷病兵をいち早く戦場に送り返すため」のリハビリテーションはその最たるもの。また「人を殺す技術は人を生かす技術に転用できる、要はこころ一つ(渓由葵夫)」とは単にベクトルが違うだけ。ソコに働くチカラは全く一緒で、生かすつもりが殺してしまう直接の死ばかりとは限らない危うさを持っているともとれます…お解りですよね、この関係。即ち医療自体が戦争・イジメなわけですよ、ソレで助かる命もあるからイイようなもので。各職種は対象者にしてみれば接する角度の違いでしかない筈なのに、医者を頂点とした身分制度は戦争内部抗争状態を作り出さんと仕向けられたものだと思っております医者を崇め奉るのはあわよくばテメェもその「地位」に就いて他人を抑圧してみたい、との屈折した欲望か。ついでに書いちゃえば「学校はイジメをするために存在する(五味太郎)」、病院組織は十中八九学校の持ち上がりですのでもうそれ自体がトラブッている、感じることはありませんか?

高齢者介護・福祉は医療との連携が不可欠、またどこへ行っても医療は医療、「看護はいつも威張っているし、医者はいつも無茶なことを言う(髙口光子)」なのですよ。とはいえ長い歴史を経て出来上がったものには意味があり、古いからと無碍に斬って捨てるつもりなど毛頭ありません、けどね。

正直に申しますと此度の移籍で地元のことは当分忘れようと思っておりました、が、そうもイカンらしい。翌日早番を控えていましたので早々においとましましたが、また近々お話がしたいものです。御招き真に有難う御座居ました、安藤さん、やさぐれてないでまた呼んで下さいましィ~。

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2012年8月 1日 (水)

Selle Italia SLR LadyFlow

alaris540オカマ化計画発じょ…じゃなかった、発動。

Mini_sd_8421年前買ったSuperFlowは非常に硬くチョイ乗り以外だとレーパン必須故、気合入れないとお出掛けが出来ず「どうしたものか」…衝動買いしてしまったのがコレ、Selle Italiaの最新鋭モデルです。基本デザインはSuperFlowを概ね踏襲、パッドは「PF」とあり女性オカマじゃなくてユーザー向けに見直されたらしい?幅はBG Rivaと同じ135mm。レールはVANOX現行品はTI 316でSuperFlowの約半値、商品としてはこのあたりが妥当な線だと思います。重量は191g(実測)、メーカー及びあさひ通販サイト表記との中間でしたが、そこはイタリア人の仕事ですのでこの程度のバラつきは十分以上に起こるものだと思います。

Mini_sd_845Mini_sd_843パッドが厚くなっているのがお判りでしょうか、ビニールレザーが滑るせいもあって最初はお尻がなかなか落ち着きませんでした、SLKを彷彿とさせます。坐骨の当たる角度がキマレばフツーに座れるのはSuperFlowと同じ。硬いと言えば硬いのですがその厚みぶん坐骨への当たり方は若干マイルド、普段着でもイけちゃいます。お尻を平板に乗せてる感じ、勿論会陰部のシビレとは無縁です。

Mini_sd_844私は雨に降られた出掛け先でいつもシューズカバーをサドルレールに引っかけておくのですが、本品も上からレールが見えるのでかけ易いんですよ。てなワケでSLC以来ベースを大きく割ったもの某氏は「醜悪」と仰るようだがしか使う気がしなくなってしまいました。

「野郎」Flowよりも気楽に付き合えます。まァ、オカマでもinじゃない!?

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