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2012年7月 9日 (月)

れ>組織の2・6・2

262と言ってもメッサーシュミットではありません、念のため?

先日eかいごナビ ニュースコラムで「界王さま」こと佐藤主任が2:6:2の法則について書いていらっしゃいました一昨年の髙口ゼミでは「リーダーは『どちらにでも傾きうる』中間の6割への関わり方が問われる」と、ので具体例を2つ程。

Mini_sd_838実は私、職場の行事で実験したことがあります。3年前のこと、部署の共同作品のお題に私が選んだのは職員オリジナル・ケータイストラップ(キーホルダー)。タグの自画像だけ同僚に書いてもらい、後は画像処理・組立・設置まで私1人でやりました。当時私がいた部署は総勢24人、顔と名前が出るとあって随分シブられました己を客観視することに慣れていないから?世は資本主義社会、病院職員だって商品なのよッ。誤解なきようがそれでも面白おかしく描いてくれたのが5人≒20.8%、結局最後まで描かなかったのが5人うち1人は他部署からの応援スタッフと微妙な立場で、もとより多忙を極めていたため敢えて声はかけなかった(正直期待してなかった)。もう1人は提出こそしたがグズりにグズッた末他の同僚に描かせていたことが後に発覚

コワイくらいピッタリ。

翌年は千切り絵で地球ベースとなるハリボテは勿論私が1人で作った。深夜開けの夜に突貫作業でを、そして1人1つずつ簡単な人形を作ってもらいました。Mini_sd_839部署会議で副主任がワケワカラナイ事を言い出したのがもとで顔(頭)の素材に問題が発生したため一から作り直す破目にチョ~トホホ。前年の一件もありましたので「8割の8割、即ち6割4分集まれば御の字だろう」と思っていたところ16/24≒66.6%、ドンピシャ。不足を見越して地球の大きさを決めました役人と女学生が得意な「分母対策」ッてヤツねので全く問題無いかのように出来上がりました…フォッフォッフォ、私を誰だと思ってんのよ。スケープゴートを立てないと事が始まらない・ここ一番に脆い組織体質を再三モロに見せられるので毎年夏の盛りが過ぎ、行事の企画が立ち上がると憂鬱になったものです上司からはいつも「お前の頭に浮かんだものをそのまま形にしてくれればOKだ」と言ってもらってはいたが

もっとも私がこんな道楽にうつつを抜かしていられたのも彼(女)等が日々病棟のローテーションを守ってくれたからこそ、本体業務からすればこんなモノ刺身の端にもならないのでケチをつけるつもりなどありませんでした。また人のこころは常に揺れ動くもの、組織が人の集まりである以上そこに100%の同意など有り得ない、とは私の定見。

「自分には自分の見せ場がある、と思えばこそマンネリ仕事も餓鬼畜生レベルの軋轢もしのいでこれたのだ」、今はそう思うことにしています。

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