青春アゲイン!#2(変質車 その10・SUZUKI AddressV125S)
「性格が走りに出るのでハンドルを握っていて気持ちが悪くなる。自転車のように走っていたのでは命がいくつあっても足りない(三浦恭資サイクルスポーツ誌インタビューより)」
此の度念願の移籍が叶いまして、隣町への通勤にとAT限定ながら自動二輪小免を取りました。行きつけの自転車屋がモーターサイクルも扱っているのでSEVENの相談「以前リアメカのプーリーを交換しようとしたら厚みが合いませんでしたよね、もし不具合があったらcannondaleから移植して下さい」等々の傍ら一緒に注文しちゃったのがまんま教習車。「クルマ乗らないの?」「もっと(排気量)大きいの取らないのか」とはよく言われますが、合法的に流れにのれればそれでOK、女とクルマは金食い虫目的は最小単位で果たすのが一般消費者の心得というものであります。きっぱりと!原付二種といえば80~90ccあたりを想像しておりましたが、自賠責が125ccまで一括りになったのに加えエンジンの4スト化で排気量のわりに馬力が出ない2段3速過給器とMW50パワーブースターを組み合わせりゃイイのよため中途半端な大きさを作るメリットが薄れたとかで、近頃50ccの上はいきなり125ccなのだそうです。
純粋にゲタとして乗りますので「もろオバチャン」ナックルガード一体型ウィンドシールド私の座高だとちょうど目の高さに上の縁がくる。ケッコウ鬱陶しいとスライドキャリア耐荷重3kgだとォ!?何も載らん!を付けて貰いました、もう若くありませんし。あとナンバープレートにヘンな火山あッ、対象地域外だったっけやお姫様が付いておらずホッ。
私は始動でアクセルを煽るのが癖になっていましたが、今やスクーターのエンジンも燃費対策で直接燃料噴射になったのでセルスターター・ボタンを押すだけで然る可き制御をしてくれる、とのこと、時代は変わりましたねェボッシュは遠い昔からやってるが。走りはフツーにスクーターですが停まると重い。どうも50の感覚を身体(脊髄)が憶えているらしく、切り返しはまだヨタヨタです。まァせいぜい他人様の邪魔などせぬよう走ることにしますか。
50ccをカッ飛ばしていた15年前、今となってはあまり思い出したくない暗闘の日々でした。「ソレを青春と呼ぶのならもう要らない」…いやいやそこは私の性分故、同じ過ちを繰り返してしまうのでしょう。
「それでもやっぱり女はいないのか(髙口光子)」
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