TOPEAK DトルクレンチDX
「せっかく資格取ったんだし、自転車で良いモノは車椅子にも良かろう」と衝動買いしてしまいました。同社製姉妹品と異なり3/8”ソケット対応これまで買いためてきたTONEが使えるであることから本機をチョイスホントは「TOPEAKだからDXのついてるほうがイイんだろ、奮発しちゃえ」、2AAAなら電源の管理も簡単でしょボタン電池なんか使う機種があるのヨ。専用ケースはかさばりますが、ビットがバラけるのは厄介なのでこのまま持ち運ぶことになると思います。また自転車で締め付けトルクがどうこう言われだしたのはやはりカーボンの流行故でしょうか。
使い方は極めて簡単。ディスプレイのアップ&ダウンキーで規定トルクを入力、ネジを締めて設定値に達する、或いは超えるとアラームが鳴って警告します。2分でオートパワーOFF、ほかはフツーのラチェットレンチと同じ。「液晶パネルの寿命が機器の寿命でしょ」とこれまでデジタルには抵抗を感じていましたが、使ってみるとなるほど便利で、ノギスもミツトヨのスタンダード昔ながらのバーニアで読むヤツから買い換えてしまいそう、こりゃドラッグですねェ。
車椅子で締め付けトルク管理の必要性を感じたのはフットサポートポスト(コラム)の引き上げボルト。エ~、私じゃありませんよ!トルク過大で斜ウスがアルミ製チューブを押し広げ、挙句の果てにはチューブを割ってしまっていたものを見たためです。「今後は安心♪」と思いきや、機種によっては未だに片口スパナしか使えないボルトたぶん機械加工で作ったメーカーオリジナルがあったりで「ア~メンドクセェ…」。
そんなこんなで道具が増えたことから神戸へ持っていった工具箱は早々に入りきらなくなり、こちらも止む無く新調少々重くなってもアルミにす可きだったか、ABSはヤワだなァ、大散財の春となりました。気分だけはいっぱしの整備士です、気分だけはね。
…
前記事のコメントにあるようにこの4月より隣の病棟へ異動しました。患者様の重症度が高いことから車椅子の使用頻度は極めて低く、たった3台が廊下の隅に畳んであるだけです。部署会議で各委員会・係選出年度初め恒例にあたり車椅子整備のことを聞いたところ「リスクマネジメント委員の担当お前は関係ない」とのこと。本部署の同委員は「指差す・吠える・逃げる」の3拍子揃った看護J、見かけから想像していたとおり福祉機器には全く関心がありません。「タイヤに空気すら入れないアンタそのものがリスクだ!」頭にキたので自分トコの車椅子には一切手を出さず、他所から声がかかった時だけアテツケがましく走っていく早速先日、前の上司の病棟で虫ゴムを交換してきたことにしています…どうしようもなくなるまで放っておくのがイジメられっ子のリスクマネジメントですのよ、お解かりですか?女学生の皆さん。
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