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2012年4月22日 (日)

方法を越える!新感覚介助セミナー!

今年もインフィック主催・eかいごナビ スマイルセミナーがスタート、1発目・20日の安藤ゼミに参加しました。

「介助技術というととかく方法・動きに目が行きがちだが、実際には気持ち・関係性・感じ方など傍目には解りにくい要素が大きい」「皆さん自身がどう感じるかが大事」「体重○kgは本当にその人の重さなのか?重さには動き・流れがあり、その感じ方は常に変化する」まず受講者同士で身体各部位を弛緩・緊張状態それぞれで持ち上げ、そのうえでそれらが動くことで感じる重さがどう変るかを体感。続いて立位で腕の動き、或いは弛緩状態での腕の重さ動き方対象者がどう動かしたいかをイメージしつつ、更に寝返りを通じて身体の下に差し入れた介助者の腕に体重がどう伝わるか、そこからその重さをどう持っていけばスムーズな寝返りができるか等々…2時間はあッという間でした。

日頃、患者様達の身体が硬く感じられるのは拘縮だけじゃなかったのね…本講でも対象者との関係は作れているか、との話もあり、ともすれば策や方法へ走りがちな自称・介助(法)≒思い込みには反省させられること仕切りでしたまた此度の異動で接する患者様の重症度が上がったことから同じ話でも自分の聞き方・受け止め方に明らかな違いを感じた。また昨年の福部加崎ゼミといい、方法に至る前に理解す可きもの・方法を活かすために必要なものを見つめ直す傾向があちこちで同時発生しているようです。

あとはここで教わったことをどう同僚へ伝えていくか、でしょうか。私はどうもこれが苦手で…。

いやァ~何が驚いたって、開講直前に安藤さんから「アドレス交換してもいいですか?交流したいのですが。もしかしてBlog書いてません?うヘッ、読まれてる!」と来られちゃったことです非常に気さくで腰の低い、イ~奴なのだ。私なんか逆立ちしても真似できん。足繁く通っていればこういうこともあるのですね…ホント、悪いことはできねェや私如きでよろしければ、またお話できる日を楽しみにしております。

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2012年4月16日 (月)

JAXA/ISAS 第31回 宇宙科学講演と映画の会

Mini_sd_748去る14日、四谷区民ホール会場への道すがらとある店先にAMP B4が停まっていて「カッコイィ~!!」前ブレーキ取れて無くなってたけどで催されたISAS(宇宙科学研究本部)第31回 宇宙科学講演と映画の会へ行ってきました。参加者が増えてきたため新宿区の助力のもと今回からこちらへ処が変わったそう、熱心なリピーターもいらっしゃるのか場内では「あかりももう運用終了、M5(ミュー・ファイヴ)の仲間達がまた1つ無くなってしまうのは淋しい」といった会話も…あれッ、開会早々いびきが聞こえるゾ!?

中川教授の「宇宙から宇宙を見る」は赤外線天文衛星「あかり(ASTRO-F)」の観測成果から見えてきた宇宙像、そして国際協力を受け2025年打ち上げを目指す後継機「SPICA」の紹介を通じて人類の根源的問いである「宇宙・太陽系は如何にして作られたか?」「我々人類は本当に独りぼっちなのか?」に迫ろうとしている、というもの「闇の中でほんのり光るものにホッとする」宇宙の明かり・赤外線源を赤提灯に譬えたのには一同爆笑!。SPICAの口径3.2mは「地球上で組み立てて打ち上げられるほぼ限界」参加者の注目度も高く、講演後の質疑は同機に集中していました。何でも観測の邪魔となる太陽・地球という2大熱源を避ける可く地球公転軌道上のラグランジュ・ポイントへ送り出すそうで、川口教授が仰るところの「深宇宙港」への足掛かりにもなるのでは。

続いて藤村名誉教授からは「『はやぶさ』が持ち帰った微粒子について」、「はやぶさ(MUSES-C)」ミッションを簡単におさらい、サンプルコンテナからの微粒子検出、初期分析の成果および今後の詳細分析研究テーマ募集概要等々。一連の流れは事前にあらあら聞いてはおりましたが、サンプルコンテナから検出されたガスは大気圏再突入からキュレーション施設搬入までの約1週間にOリングを透過した地球大気だったこと「2」では「金属製シールに改める」と、マニピュレーターの運用法は予想されるサンプルの大きさから何度か見直されたこと、大学・研究機関によっては管理不十分で微粒子の変質が起きてしまっていること、「はやぶさ2」成果如何でクリーンチャンバーのバージョンUPも有り得ることetc.およそナマでしか聞けないであろう話の数々も…新たな成果はまたおってwebで順次公開していくそうな。

故糸川博士の生誕100周年を記念して上映された映画は宇宙研のビデオ(2001年制作)のリメイク版。博士の生い立ち・業績を記録映像・関係者のインタビュー等で振り返るものでした。近々内之浦に博士の銅像が立つそうです。「町のバックアップも頂いてはいるが予算が厳しく、胸像で終わるか全身像になるかは皆さんの寄付次第 ^^ゞ」。

「3機関統合は政府筋の勘違いから始まった。『日本版NASA』が欲しかったのだろうが、当のNASAは何も統括などしていない。アメリカにあっても宇宙開発・研究はそれぞれがそれぞれに進めている(松浦晋也・要旨)」JAXA発足から早8年になる今もなお研究者達の手作り感はそのままで、やはり相模原は相模原なりにやっていく可きでは、「稼ぎになるもの」を優先する経産省「はやぶさ2」予算減額の一方で準天頂衛星のソレは倍増とは本質的に相容れないのではなかろうか、とは単なる思い込みでしょうか…ともあれ、震災に阻まれた甲府のオトシマエをこれでつけられました。次回は行けるかなァ、全くわかりません。

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2012年4月14日 (土)

Planet Bike Superflash Turbo

Mini_sd_743これまでテールライトと言えば各社とも砲弾型LEDを単発、若しくは複数束ねたものばかり、コレと言った差別化が認められず、幾つ持っていても意味が無いので食指が動きませんでした。が、近頃チップ型LED搭載機がボツボツ出始め、こと今季はどういうわけか公称1Wだの2Wだのとスペック競争が激しくなって…ついポチしてしまいました、のSmart RL-300シリーズ最新モデル同等品。白いボディーはやはり塗色の華美なフレーム向け、手持ちの自転車にはどォ~も合いません目立たないがTurboのロゴが小ッ恥ずかしい

Mini_sd_744Mini_sd_745スイッチは307と共通、どうしてこの押し難いヤツに戻しちゃったんだろ?押し切りを繰り返すことでメイン+サブ点滅→メインのみ点灯→OFF。細かいところでは電池室蓋を抉じ開ける321の弁当箱方式は好きになれんスリットが片方だけに減じられました、何故かは解りませんが。電源は従来どおり2AAA。

Mini_sd_746Mini_sd_747メインとサブ点灯状態をそれぞれ、肉眼で感じる照度差はこの画像程ではありません。サブの点滅パターンにメインのフラッシュが挟まる感じ、ランタイムを引っ張るためかメインはやや点け惜しみ感がCATEYEのたどたどしい点滅からすればずっと賑やか。Smartらしい真後ろ重視、確かに明るいのですがサブでプリズムパネルがあまり効いていないようです。個人的主観ではメインのコリメーターをディフューズ、或いはPanasonicのDualレンズよろしく横長パターン化させても良さそうな、夜道ではレンズで飛ばしている方向以外からは弱いと感じます。

テールライト及びリフレクターはどこかが必ず赤くないと道交法では認められず、以前クルマの改造パーツで問題になった、と聞いたことがあります。ただし自転車のソレにまでケチをつけてくるカラス(ケーサツ)がいるか、どうでしょうねェ。また走り屋の中にはこういったモノを渋る御仁もいらっしゃるようですが、規則がどうこうではなく存在自体が認められないことには議論など始まらないのでは?

フレームばかりでなくライダー自身に括り付ける製品も出回りだし、停滞感のあったこの市場にも動きを感じます。あとはCATEYE RM-1のデリバリー次第でしょ。

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2012年4月11日 (水)

TOPEAK DトルクレンチDX

Mini_sd_742「せっかく資格取ったんだし、自転車で良いモノは車椅子にも良かろう」と衝動買いしてしまいました。同社製姉妹品と異なり3/8”ソケット対応これまで買いためてきたTONEが使えるであることから本機をチョイスホントは「TOPEAKだからDXのついてるほうがイイんだろ、奮発しちゃえ」、2AAAなら電源の管理も簡単でしょボタン電池なんか使う機種があるのヨ。専用ケースはかさばりますが、ビットがバラけるのは厄介なのでこのまま持ち運ぶことになると思います。また自転車で締め付けトルクがどうこう言われだしたのはやはりカーボンの流行故でしょうか。

使い方は極めて簡単。ディスプレイのアップ&ダウンキーで規定トルクを入力、ネジを締めて設定値に達する、或いは超えるとアラームが鳴って警告します。2分でオートパワーOFF、ほかはフツーのラチェットレンチと同じ。「液晶パネルの寿命が機器の寿命でしょ」とこれまでデジタルには抵抗を感じていましたが、使ってみるとなるほど便利で、ノギスもミツトヨのスタンダード昔ながらのバーニアで読むヤツから買い換えてしまいそう、こりゃドラッグですねェ。

車椅子で締め付けトルク管理の必要性を感じたのはフットサポートポスト(コラム)の引き上げボルト。エ~、私じゃありませんよ!トルク過大で斜ウスがアルミ製チューブを押し広げ、挙句の果てにはチューブを割ってしまっていたものを見たためです。「今後は安心♪」と思いきや、機種によっては未だに片口スパナしか使えないボルトたぶん機械加工で作ったメーカーオリジナルがあったりで「ア~メンドクセェ…」。

Mini_sd_741そんなこんなで道具が増えたことから神戸へ持っていった工具箱は早々に入りきらなくなり、こちらも止む無く新調少々重くなってもアルミにす可きだったか、ABSはヤワだなァ、大散財の春となりました。気分だけはいっぱしの整備士です、気分だけはね。

前記事のコメントにあるようにこの4月より隣の病棟へ異動しました。患者様の重症度が高いことから車椅子の使用頻度は極めて低く、たった3台が廊下の隅に畳んであるだけです。部署会議で各委員会・係選出年度初め恒例にあたり車椅子整備のことを聞いたところ「リスクマネジメント委員の担当お前は関係ない」とのこと。本部署の同委員は「指差す・吠える・逃げる」の3拍子揃った看護J、見かけから想像していたとおり福祉機器には全く関心がありません。「タイヤに空気すら入れないアンタそのものがリスクだ!」頭にキたので自分トコの車椅子には一切手を出さず、他所から声がかかった時だけアテツケがましく走っていく早速先日、前の上司の病棟で虫ゴムを交換してきたことにしています…どうしようもなくなるまで放っておくのがイジメられっ子のリスクマネジメントですのよ、お解かりですか?女学生の皆さん。

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