GIRO ATHLON #2
今更ながら'11モデルを買いました。Roc Locが他社に似たダイヤル調整になる、とは昨年シクロワイアードの記事で初めて知りましたGIROよ、お前もか!○| ̄|_が、ATHLONも仕様を変えていたようです'12モデルはたぶんキャリーオーバー、こだわること無かったよなので記事を立て直すことにしました。
さて、そのRoc Loc5です。ウィンターグラブの上からは回し難いですね、ダイヤル径がせめてOGKやMETくらいあればだいぶ違うと思います。コードへのシリコンゴム被覆も無くなりコストダウンでしょ見た目はすっきりとしたものになりました、が。チンストラップがパッドと言うのでしょうか、その中を通しているのはどうなんでしょ?そのせいか納品の時点でコードにウニッと癖がついていたのは気持ちのいいものではありません。GIROは3年も使うとこのコードがブチ切れてオシャカになるんですよ。3段階の深さ調整が左右一体、且つ決めた位置でしっかり留まるようになったのは唯一の改良点→やっぱり引っ込んじゃいます、ダメ!。Roc Loc4はココが全くと言ってイイ程役に立たず、いつも奥に引っ込んだ最も浅い状態ままでした。「5」のホールド感は「4」でみられた「伸び・逃げ」が無く、かなりガッチリ締めてきます。初めて被った際勢いでダイヤルを締め込んだため後頭部が痛くなりました。また額のはまる位置をきちんと決めてからテンションをかける必要が「4」以上にあるようで、テキトーに被ってギュッ、だと後からチョコチョコ調整し直すことになります。
POVバイザーはその形状のみならず帽体への取り付け位置も見直されました。バイザーと帽体の縁が揃うところまで下げたことでバイザー自身は短くなっても見て感じる長さは殆ど変っていません。'09バイザーを'11帽体へ留めることは出来ますが大きく隙間が開いてしまい意味がありませんでした。
これら以外は…えェ、いつもどおりのGIROですよ。すぐ緩んでしまうチンストラップも、アウターシェルこそ浮いてはいませんでしたが発泡スチロールの処理の汚さも、そのままじゃ使えない後付けスポンジVENTOUX以来ちっとも変っていないも。
此度のリファインで同じく昨年登場したXARとは穴の数以外差異が実質無くなっています、好みで選んでよろしいか、と。向こうじゃ135$かァ、PRも山本光学もボッタクリ過ぎ!平行輸入品で¥18,000くらいしかしながらそれでもなお線の引っぱり方に不自然さが無い造形は明らかに他と一線を画しており、1990年代のBRIKOみたいな全く異なる通気コンセプトを打ち出したりでもしない限り各社とも品質では凌駕しようとも当分の間「GIROのアレをどう歪めるか」でウロウロし続けるのでしょうねェ。
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