心を動かす楽技介護塾
去る14日、静岡文化会館でもたれたインフィック主催の介助技術講習会へ行ってきました。
講師は「ラガーにゃん」のニックネームで知る人ぞ知るでもねェか?、老健・鶴舞乃城のOT(作業療法士)・加崎靖啓さん。RX組青山幸弘横浜セミナーアシスタント、ッてことはいずれ暖簾分けですか?出世しましたねェ青山さんからふくらはぎへマジックで字書かれたあの時、「これから」を託されていたんだな。
この風船は何かと申しますと、麻痺で片方の足へ荷重をかけられない状態を擬似的にイメージするためのものです閉講後インフィックのスタッフ達がバンバン割りまくってた。立ち上がり動作の基本・身体機能障害に伴うその変化とその介助に始まり、歩行及び介助者のつき方、最後にベッド~車椅子間の移乗法「青山式レイバック・イナバウアー」に至るまでスーパートランスまではいかなかった、「介助者の心が動かなければ対象者も動かない」「技術・型に目的があるのではないし、世にある様々な介助法にはそれぞれ一長一短・向き不向きがある。ただし『引き出し』をより多く持っていれば目の前の一人に対して出来ることを増やせるだろう」「技術のその先にある、何がしたいか・して頂きたいかが肝要」技術に至るアプローチ・人の感じ方等々、基本に徹した2時間はあッという間に過ぎてしまいました。
青山ゼミを受けて早4年、私自身解ったつもりで実際にはあやふやになっている部分もあちこち見つかり、1つ1つ確かめ、見直しながらの受講でした。こちらは講中上映のスライドで登場した、対象者を抱え上げ且つ高低差を乗り越える介助法を再現しているところ。車椅子から1BOXカーへ乗せるのに有効だそうで、この後ヒョイッと!持ち上げてしまいました。
病棟に入って10年になりますが、場数を踏んだから技量が豊富になるわけではありません。近頃、系列他施設の知り合いからは「学校PT・OT養成校行けばいいのに」と言われます。一応来年、回復期リハビリ病棟への話を聞いてはいますが…どうすりゃいいんだろ私の進路?
同じく今月始まった髙口ゼミ3回シリーズ・岡田ゼミ4回シリーズはそれぞれ12月・来年1月末にまとめるつもりです。
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