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2011年7月13日 (水)

Selle Italia SLR SuperFlow

BG Rivaでサドル熱がぶり返してしまった私…やっぱ買っちまいました、バカと言って下さい。

Mini_sd_554ロード用サドルの定番・SLRシリーズの新型です。大穴を開けるのは既にMAX FLITEやDIVAあたりでやっていますので見慣れているつもりでしたが便座か!?イタリアらしいキョーレツなデザインです。名前は「~Flow」ながらパッドがGELからEVAエスカレーターに挟まれるサンダルのアレだに替わったのにも食指を動かされ、幅の狭い公称130mmを発注。ただメーカーサイトのテクニカル・ドローイングと違って後端に向かって盛り上がっており、また硬い元祖ASPideのトラウマ再び?と聞いていましたので尻に合わなかったら2万ン千円が…。

実物を手にした瞬間金返せ (-゛-メ) SLCのしっとり感とは対照的でペーパークラフトのよう、レールこそチタンですがベースは予想に反しプラスチック、と値段不相応・オモチャ感全開です。噂どおり後端に向かって盛り上がっていますが尻のホールド性を出そうとしたものには見えません。今季モデルからだったっけ?見直されたという、内股が当たるところのスロープにしてもSLC程徹底されておらず、不安は増幅される一方!ひとまずAlarisへ組み付けてみました、ハイブリッドのKITカーボニオと違って気兼ねなく引けます。

まだ近所をウロチョロしただけですので確かなことは言えませんが…坐骨に伝わる感じも非常にドライです。パッドはウレタンからすれば硬いGELとは違う、独特の反発力があるもののベースがしなるのでトータルではさほど兇悪でもありません。内股の当たり方はサイドへ折れ曲がる以前の同シリーズなら切れていたところで「崖」感がありますがそれもSLCと比べれば、の話。中央がドカンと抜けているので会陰部はただ風が抜けていくだけ、ただし骨盤が起きた状態を意識しつつペダリングするところは従来機と全く一緒です。前後の角度調節で坐骨の当たり方がだいぶ変わりますので各々好みのセッティングを探してみて下さい。どうも私は前がもっと細いもののほうがしっくりくるみたいとは言ってもPROLINK用シートポストはヤグラの引きが甘いからなァ。縁回し材が無いのでザラザラ・ゴツゴツの壁に自転車を立てかけられません、要注意。

「この硬さは、慣れられる」
驚かされたのは使い始めて数日間だけ。硬さの中にもしなやかさがあり、元祖ASPideのようなガッチガチではありません
体重や乗り方の違い?同機には「しなる」との意見も。そしてサドルが「こう座れ」と指示してくるんですねェ、SELLE SMPのコンセプトをパクッた!?坐骨の当たる角度がキマれば踏めると思いますでもアッチは使いたくない。3月の地震で「被災地で自転車に乗るな」と冷や水を浴びせてきたミズタニが代理店だから。レーパン履けば至ってフツー、と言いたいところですが調子に乗って距離を走ったら坐骨周りがヒリヒリ (+_+) しかしながら最初より2度目、2度目よりそれ以降でヒリヒリ度が減っていくのは不思議でした。レーパンのパッド如何にも拠るかもしれません、私のは十ン年前のDESCENTEですから。

「もはやSLCで峠は越えられない」その形もさることながらやや滑りにくいレザートップも私のお尻・漕ぎ方と相性が良さそうです。(8月22日・追記)

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