Fenix TK41
はやぶさ講演会の後都内をウロウロ、「コヤツを買わずして帰れるか」…CREE XM-Lを8AAで駆動する懐中電灯です。メーカーサイトでの発表から3ヶ月は長かった!全長215mm、ヘッド径61.9mmΦ、ボディー(ローレット部)径39.9mmΦ、テールキャップ径44.2mmΦ、重量524.5g(eneloopフツーLiteやProではない従来型込、ストラップ別、いずれも実測)。シールドグラスの押さえ環は角棒をカマすキー溝が無くなりフツーのネジキャップになりました。分解にはベルトレンチが要るでしょうか、ちょっとやそっとでは回らないところを見ると接着してあるかもしれません。
バッテリー・ホルダーはTK45と共通。脱落防止ツメが無く、電池がピョコピョコ飛び出すのでキケンキケェ~ン!いつやったのかTK40用バッテリー・ホルダーもマイナーチェンジされており、電池が飛び出しやすくキケンキケェ~ン実は取説が同機と共通で、2つあるスイッチの一方でON/OFF・もう一方でセレクト、の操作法も全く一緒です。TK40のスイッチのまま首根っこへ持ってきてくれれば良かったのに。
TK40との比較、左が本機、両機ともTurbo MODE・電源はアルカリ、壁面までの距離は約20cm。「XM-Lを飛ばすには大径のリフが要る(カトキチ様・要旨)」と聞いておりましたので最低でも本機ぐらいなくては、と思っておりました。陰るようなホットSPOTの中抜けはXP-Gそっくり、画像では判りませんスミマセンがその中にムラが認められます。またパターン中間帯の着色も目立ちますこれまた写ってません、スミマセン。サイドスピル(周辺光)が狭くなっているのも飛距離重視の設計故?
半年振りの路面照射画像♪まずはTurbo MODEで5・10・20m先を、夜道でもホットSPOTの陰り(中抜け)が目立ちますFenixはパターンの質にこだわらない?XP-Gにもスムースリフを組み合わせているが…。肉眼で感じるサイドスピルとの照度差はこの画像ほどではありませんが、それぞれを個別に見つめようとしてしまう傾向はあまり変わっていません。よく飛ぶものの陰りのせいか届いている筈のところの半歩手前くらいで光束がスポンと切れているかのように見えます。「Turboの連続点灯は避けろ」と取説にあるとおりヘッドは短時間でもかなり発熱します。
続いてHi。露光を絞っていたので暗く写っていますが勿論TK40のHiより明るいです、でもチト狭い。自転車ではヘッ電での左右確認が頻回になるかも。パターン中間帯・緑色のムラが出るところでリング状に照度が落ちているのがお判り頂けますでしょうか。撮影当日は水蒸気が非常に多かったことも付記しておきます。
TK40登場から2年余、漸く「次」が来た感があります。XM-Lの特性を知ってか知らでか本機はしっかり飛ばしに振ってきました飛びを重視するSUREはXP-Eを使い続けている。やっぱ話の解るトコロは違う。リフをOP化、或いはドームレンズをディフュージングすれば処を選ばず使えるパターンになるか、な?単3でアフォーダビリティー&モビリティーにこだわりつつもズバッとキメたい貴兄は「取り敢えず1本イッとけ」。
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コメント
おおっ、ナチ○ラムさんでTK40が半値以下になってると思ったら、こんなのが出てたんですね。
XM-Lを単3でズバッとキメたい気持ちはあるのですが・・・
まあ、次期モデルが出て半値以下になってから考えることにします。
そういえば・・・
ペンタックスを譲り受けたリコーのCX-5、次期モデルの発表が近づいて、発売当初の半値以下になってますね。
うーん、どうしようかな・・・次期モデル発表後は2万切るだろうけど、その時点では次期モデルが欲しくなるだろうし・・・
今や1万ほどになってるCX-1をもう一台買っておくか・・・
投稿: 98k | 2011年7月 4日 (月) 22:10
>次期モデルが出て半値以下
98k様ならGITD茸食べてホタッてる方の改造機をガメ…(以下略)。
本機を手にして感じたのは「TK40も捨てたもんじゃない」。MC-E+8AAは絶妙なパッケージングで、そこに気付いたFenixはイカシた商売していると思います。
>CX5
近頃カメラ屋に行ってませんので…そのうち触ってみますね。次期モデルはPENTAX買収で金物(インジェクション)形状が改善されるといいのにな。
位相差検出方式でないフォーカスセンサーは速写性に欠けるので、CX3でイライラさせられたトラウマからカメラは値段やカタログスペックでなく実物をいじくり回して感触、就くピントの応答を確かめてから買う可きだと強く確信するものであります。Cyber-shot DSC-HX100V(HNにリンク貼りました)はピントがビシバシ合うのでSX30 IS売っ払ってでも欲しくなってしまいました。
投稿: alaris540 | 2011年7月 5日 (火) 01:36
おっしゃるとおり、カメラはさんざん触ってからでないと後悔しますね。
CXシリーズとゆーか、リコーそのもののフォーカス速度が遅かったようです。
それまで使ってたIXYやパワーショットに較べても遅かったのですが、はじめてのCMOS採用、1cmマクロ、望遠マクロ、この三点でCX-1の購入を決めた次第。
いまだに、ここまで望遠マクロが効くコンデジは知りませんので、この点は満足していますが、その後に触ったα33のフォーカスの早さには驚きました。
やはりソニーの機種は早くてびしっと決まるのが多いのかな・・・
ちなみにCX-5ですが、アクティブフォーカスが復活してダブルフォーカスシステムになり、かなりフォーカス速度は向上したようですが、あのストロボ位置では確実に指がカブります。
やはりさんざん触ってみないとカメラはわかりませんねえ・・・
投稿: 98k | 2011年7月 5日 (火) 23:10
>リコーそのもの
近くへ行ってからチョコチョコ動くのは同社初のAF1眼レフでも見られたとか、傾向みたいです。
どうもカメラはその多くがフォーカスロックしたところで露出を決めているらしく、センサーの検出能力がそのままカメラの実力になってしまうようです。
>望遠マクロ
御指摘のとおりだと思います。
>フォーカス速度
キヤノンには一日の長がありますが、EOS以外は「?」も。
>指がカブります
コンパクトな機種は悩ましいところですね。電卓がその大きさだけで数多くのバリエーションを有するのは使う人の手の大きさに合わせているのだそうです。
投稿: alaris540 | 2011年7月 6日 (水) 18:15
はじめましてTK41の情報を探してて、ここにたどり着きました。
バッテリーホルダーをはずして単1を2本で使用することはできないですかね。
投稿: ガノン | 2011年8月28日 (日) 18:08
ガノン様、いらっしゃいませ。
TK50ではなく本機についてですね?
TK41・45のテールキャップはただの蓋、したがってそのままですと電池の-極を受けることができませんので何らかの工夫が要るかと思います。よしんば繋がっても電圧が低くなるのでスペックどおりの明るさは出せないのではないでしょうか。
電池(東芝アルカリ)の32.7mmΦに対しボディー内径は36mmΦ(いずれも実測)と、余裕を持って入れることはできます。
投稿: alaris540 | 2011年8月29日 (月) 12:16