Smart RL-321R
去る2月のこと、Smartの新型テールライト・RL-321Rが日本上陸を果たしていたのでポチしました、0.5W LED2発を2AAAで駆動します。目玉が2つギョロッとしたデザインはイマドキのクルマ好きに受けるかな?リフレクターの機能はありませんので厳密には別にソレを設けるか、自転車に跨っている間本機を点け続けませんと道交法に抵触します。
ボディーに見えるところがホントは電池室蓋、なのはSmart恒例。本機は弁当箱のようにランプ部を抱え込みます。開閉の度にツメがパッキンに引っ掛かるのがクセモノ、長期の使用で傷んだりしないか不安です。スイッチは外に出ましたがタッチは硬く、ウィンターグラブの上からでは指が狙いを外し易いのに加えしっかり押し込まないと「カッチン」というクリックで作動するわけではないFenixのスイッチでよくある症状のが難点。その「グイッ」押しを繰り返すことでDancing(点滅AMラジオを近づけるとノイズが踊って気分はKRAFTWERK♪)→1灯点灯→2灯点灯→OFF、私は点滅しか使いませんので止めるのに3回も押さなくてはならず、押し難さと相まってなかなか以上に面倒です。ここはインスタントOFFかリジューム機能が欲しかった。ランプ部は上下、はめ込みに方向を選びませんが、Smartロゴのある方を上にするのが正式。
RL-307R(以下「307」)との比較。両機とも電源はアルカリ、壁面までの距離は約20cm、パターン中心はトンでしまいました。307はレンズで真後ろに飛ばしつつプリズムパネルで広範囲に散らしている7発あるLEDのうち4発を横に向けてあるのに対し、本機はその外観から想像されるとおり指向性が非常に強く、真後ろ以外はホントに見えているのか?と不安になります。が、実際には真横から後ろ、かなり広範囲でパカパカ目立ってくれ、チップ型LEDの光が拡散する特性は案外活かされているようです。
ランタイムは…0.5Wを2つも使うとさぞや電気を食うだろう、と思いきやさに非ず。ただ電池の放電特性が素直に出るらしくマンガン・アルカリはダラ落ち、eneloopは消耗してからの出力ダウンが急激307+eneloopはダラ落ちで、気付かぬうちに電池をイジメかねません。「普段使いに」とNi-MHを組み合わせるダイソーなら1本105円から買えますものね、イイ世の中になったものですのは注意が要るか、と。また消耗しますと2灯点灯が勝手にDancingに切り替わってしまいます、なぜなんでしょうね?じっとしていられない、とか
ブラケットは従来機と共通、どんなにクランプねじをギュウギュウ締めても菊座が簡単に動いてしまう、いつもどおりの仕様。東京サンエスオリジナルと称する横位置用クイックシューも同梱されていました、「F」という刻印からどうもSmartのフロントマーカーライト用のようです。こちらを使ってシートポストへ括り付けると内股に当たりますのであまり意味がない、とは言い過ぎでしょうか。
前作・RL-317Rが307と本機の中間形、点滅間隔の長さは些か不安になるものの外観から効果をイメージしやすいものだったのに対し本機ははっきりデザインを割り切ってきました。コリメーター集光が本当に有効なのかは点けていて正直「???」ながら電源はそのままにパワーは確実に上がっており、こちらも古い考えを改めていく必要があるのかもしれません。
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