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2010年12月26日 (日)

天文年鑑/天文手帳 2011年版

天文手帳の入手が遅れ水道橋の誠報社は同書取扱を止めたそうな。実は一緒にビクセンのカレンダーが欲しかったのでいちいち東京まで出かけたのだ、UPも年末ギリギリになってしまいました。

Mini_sd_412天文年鑑の表紙を飾るは去る1月15日の金環食、一方の天文手帳はM8・干潟星雲です相変わらず時の止まった装丁ですナ。天文年鑑巻頭のホットトピック・コーナーでもはやぶさ帰還が2ページに渡り紹介されています。ただし「微粒子群がイトカワ起源と判明」のJAXA公式発表は間に合わず本書では「~ものであれば~期待されている」のまま、はやぶさ物語はまだ現在進行中であることが実感できます。さァ、来年は何が起きるでしょうか…

  • 1月 4日 木星が天王星の南0°34′を通過
  • 5月 1日 火星が木星の北0°24′を通過
  • 5月 11日 金星が木星の南0°37′を通過
  • 6月 6日 部分日食(北陸~北日本のみ)
  • 6月 16日 皆既月食(月没帯食)梅雨じゃないの…
  • 8月 4日 27P/クロンメリン彗星が近日点通過
  • 9月 30日 火星によるHIP42164(7.5等)の掩蔽
  • 10月28日 45P/本田・ムルコス・パジュサコバ彗星が近日点通過(条件悪コレはいつものことのような) 
  • 12月10日 皆既月食また年末低気圧に襲われるのか?
  • 12月24日 C/2009 P1ガラッド彗星が近日点通過

…向こう1年、皆既月食以外は地味なものばかり追いかけることになるでしょう。ただし月相こそ悪条件ながら10月りゅう座(ジャコビニ)群はダスト・トレイル理論に基づく活発な出現が予想されていることから要注意です。彗星は希望的観測で取り上げました書くことが無くなってしまう。何れも暗いものばかりその筋に言わせれば「明るいほう」ではありますが、クロンメリン彗星・前回回帰時の写真は「彗星と言えばアレ」星に興味を持ち始めた頃の私の脳裏に強く焼きついておりえェ、そういう歳です…、是非夏空の下で見つけてみたいものです。惑星の会合はいつもどおり、5月の未明東天に注目です。

毎度ながら晴天祈願!
短時間でもガイド撮影が出来ればBlogの画像も見栄えが良くなるのでしょうが、現在入手可能なポータブル赤道儀のデザインの醜悪さは目を覆わんばかり。しかしながらノータッチで済ませるのなら相応の精度が求められますし、カメラ三脚のたわみなど気にしだした日には…結局フツーに望遠鏡を載せるヤツに落ち着いてしまうのでしょうか。嗚呼、五藤「スカイグラフ」の昔が懐かしいこだわらなきゃコレでも十分だけどさ

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2010年12月21日 (火)

浜松・5ヶ月振りの再会へ。

Mini_sd_404去る17日、「お帰り『はやぶさ』帰還カプセル特別展示in浜松」へ行ってきました。朝一で行くつもりが見事に寝坊、アクトシティ入りしたのは14時過ぎ…立看板に影が落ちて正しくは「日が差し込んで」いるのはそういう時間だったということです。

帰還から早半年、カプセル展示は既にあちこちで催されたから?それとも静岡県民の多くは既に忘れているから?行列こそできてはいましたがさほど待たされることもなく相模原からすれば「すぐ」同然。並びながらJAXAのダイジェスト・ムービーやプラネタリウムの予告編(浜松科学館でリバイバル投影をやっていた)も見物できたので退屈しなかった展示スペースに入ることが出来ました。今回はカプセルのカッタウェイモデルが加わり、諸機器がそれぞれどう組み合わさっていたかが解るようになっていてちょっぴり「進化」が。^^ 場内整理にあたっていた浜松科学館職員に「5ヶ月振りの再会です」と声をかけたところ「5ヶ月というと…相模原ですね。私も3時間並びました」、みんなあの蒸し暑い中よく頑張りましたよねェ~。

Mini_sd_406このほか場内には実物大ハリボテ記念写真にぴったりや一連のミッションを紹介するパネルがぐるりと貼り出されていましたweb上で何度も見ているのでそれらはサラッと流し…あかつき(PLANET-C)の近況報告展示も。目新しかったのは地元・浜松ホトニクスが出展していたMini_sd_408Mini_sd_407近赤外分光器用InGaAsイメージセンサーと蛍光X線スペクトロメーター用CCDイメージセンサー、コレ見るだけでも本展に行く価値は十分にありましたよ。

例によってグッズ販売ブースもありましたので私も買ってしまいました。もう書店に並んでいるのかな?川口教授の自著「はやぶさ、そうまでして君は」の初版発行は12月24日とあり、ちょっぴり得した気分。内容は責任者らしい包括的且つ平易なもので、プロジェクトが大団円を迎えているせいもあってか極めてクールにまとめ上げられていました。画像ではチョコッと顔を出しているだけで見づらいけどクリアファイルは何枚あっても使い道がありますからねと言いつつやっぱりそのまま保存。的川氏のKU-MAからハローキティとの合体グッズが登場していたのには驚かされました。「はやぶさ展 始まる」とあるのは展示スペース入口で頒布されていたMini_sd_410特別版(号外)。紙名を伏せているのは5月にあった、あかつき(PLANET-C)に相乗りした小型衛星群に係る偏向報道時代錯誤も甚だしい!この田舎新聞め!!への私の仕返し。

私も気が済んだのでしょうか、そそくさと会場を後にし、地元へ戻ってきてしまいました。「2」の開発遅延が非常に気になる今日この頃、矢継ぎ早に手を打たねば世界に遅れをとってしまいます。

「言いたいことは明日言え」と思っているうちに発売からだいぶ日が経ってしまいました。私は子供の頃から読書感想文が大の苦手でして。

祭りは終わりました、いよいよ本番です。
単に拾って還ってくるから一歩進んで資源採掘や人類入植の可能性といった、より現実的テーマが見えてきました、とは表現が飛躍しているでしょうか。

現在書店に並んでいる月刊天文ガイド2011年2月号(以下「天ガ」)で漸く本格始動なったはやぶさ2の特集記事が組まれています。はやぶさは後継ミッションに向けた技術立証という大きな目的もあり、一連の流れからすれば今ここで2を取り上げるのは「当然のこと」ではありますが…天ガはかつてハレー彗星報道で「一番騒いだのはオタクですよ」と後ろ指を指された過去があり天ガもソレを認めていた、「轍を踏むまい」反省があったかはともかく帰還前後は星ナビに騒がせておいてそちらが静かになったと見るや訳知り顔で「錦の御旗はこっちのもんだ」とはじゃんけんの後出し・大人のズルさを感じずにはおれませんでしたッて、私もガキですねェ。「根暗な天文少年もケツがかゆくてしょうがなかったらしいよ」と笑われても言い訳など出来ないことでしょう、本記事書いてる私からしてそうですから!

文面から読み取れるのは「取り敢えず出来さえすればOKがアマならその質を問うのがプロ」とでも申しましょうか。確かにどんな形であれサンプルリターンに成功、歴史は作りましたし世の喝采も浴びました。しかしながらあんな形、即ち結果オーライだったことにプロジェクトチームには忸怩たる思いがあったに違いありません、いくら「ほとんど開き直り(川口教授)」で始めたとはいえそこは国家事業、私達の税金が使われていますからね。

「読者の利益が必ずしも世のため・人のためになるとは限らない1986年8月号臨時増刊『STAR★WATCHING』より・要旨」と天ガは言いますが、商売で雑誌書いているのなら3~4年後とされる打ち上げへ向けヴォルテージを守るため何らかのふくらし粉・ミーハー層を緩やかに引っ張っていく手立てはアリではないでしょうかソレはアストロアーツがやればいい、と?「感じ方」は人それぞれにあるのだ。真剣に事実を伝えようとする余り、ともすれば「冷や水を浴びせられた」と取られかねない表現も目に付き、「果たしてソレが中立なのか」との思いを禁じ得ませんでした。雑誌とて外野であることに変わりはありませんし、昭和機械ベッタリの天ガこの点は業界から怨嗟の声が上がっていたが「報道とは」などときけた口なのか、お互いテメェの足下をよく見直しておく可きでは。

まァともかく、民兵達を全て片付けてしまった様に驚くプーチンに「さっさとずらかろうゼ」とバックレストを蹴飛ばしたキレネンコの気持ちが少しだけ解ったような気がしました。既出の内容が殆どですがファンなら目を通しておくことをオススメします。(2011年1月17日・追記)

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2010年12月20日 (月)

職員間のコミュニケーション

Mini_sd_403インフィック主催・スマイルセミナー、髙口ゼミ3回シリーズ終了~♪認知症ケアと並んで氏の定番メニューであるリーダー研修を受けてきました。開会直前に髙口さんから「(私)緊張してますので『頑張って!』と応援して下さい^^笑顔がコワイ。テキストを開く私に『コレで口喧嘩に勝てそうですか』とも」などと声をかけられましたが、緊張してビビッているのはこっちのほうです、スミマセンがそれどころではありません!

1回目は「職員間のコミュニケーション」と題しメンバーシップ&リーダー序論組織の成り立ちと自身の立ち位置等々、そして「オバサンが恐れるのは自分が嫌われるのと責任を取らされることだ」「女の世界はチカラが全て」オバサン=女の原理主義およびソレに振り回される組織こころ(いのち)のはたらきが引き起こす問題は根が深いのだにリーダーがどう関わり、対処するかについて「根回し」の重要性も。これは看護学校の授業あるいは医療系機関の職員研修では絶対に扱うことのないテーマでしょう、当事者にしてみればソレこそが己を己たらしめているものであり全てと言って差し支えない、また女(学生)の井戸端会議は結論を出さない、そこに至らないことが大・大前提ですので職場はカンパニー、即ち志を等しくする者たちの集う場であることを完全に忘れ…るどころかハナッから認識すらない

2回目は「新人のコミュニケーション」、新人教育プログラム、ことプリセプションを重点的に当院ではプリセプションと言えば新人教育を特定の誰かに押し付け、他は一切関わらないことを意味する。新人が新人から脱皮するうえでどうしても避けられない「つまづき」に対しリーダーが、ソレがどういった質のものであるかを判断し、適切な指導「気付き」の促し・課題提供をしていくかについて。

3回目は「個人・集団のコミュニケーション」、前回までのおさらいに続き認知症ケアと絡めてチームで動くことの意味、その集団であるが故に起こるトラブルとその解決法(案)、職員間のイジメ・仲たがいから男女交際・不倫問題「この間あったんですよ」に受講者一同「ギョッ(笑)」等々、「働きにくさ」を引き起こす諸問題にリーダーが個人として関わるか、それとも管理職として指示を出すのかについて。同じミスを繰り返す職員に対するそれぞれの段階における指導法及び組織・事業所の関わり方は自分の身を斬られているようでグウの音も出ませんでした。最後に上映されたビデオ中の「君たちは必ず失敗する」、かの大隈重信も言っていたそうですね。

「現場職員は形にならない、言葉にならないものこそを大事にする。しかしソレを伝えていくにはどうしても言葉が必要」…伝える・まとめるは私の最も苦手とするところでありまして、頭は切れるがコマッタチャン以前2ちゃんねる某スレで実名が出ちまったアイツに役付きになってもらっている程。まだ勉強が、闘いが足りないということですね、申し訳御座居ません。

「因果な商売に手を出しちまったなァ映画『ゴーストバスターズ』より」。

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2010年12月 9日 (木)

DEAR PRUDENCE

J.レノン暗殺から今日で30年です日本時間

Mini_sd_745DEAR PRUDENCEは1990年発表のオムニバス・アルバム「Happy Birthday, John.検索かけても同名のトリビュート・アルバムしか引っ掛からずホソノファンとしてはチョ~トホホ」に収録されている、ジョンの忘れ形見・ショーン太郎とF・O・E参加しているのはホソノ・野中両名だけらしい。野中英紀は「LOVE '90」のプロデュースも手掛けているのコラボによるカバー曲です。「F・O・Eを時事放談的に使っていきたいノン・スタンダード/モナド復刻盤ライナーノーツより」とのホソノの構想が実現した、おそらく唯一の作品ではないでしょうか。ハイハットがときどき32ビートを刻むあたりは如何にもF・O・Eで、ファンをニヤリとさせてくれます。ジャケットのホソノの顔写真、たぶん「YMO IN THE '90S THE PETE LORIMAR REMIX」ライナーノーツのソレのバージョンでしょう、この一葉を見ただけで当時は「おおッ」と思ったものです。

亡き父に「戻ってきて欲しい」と呼びかけているかのように澄んだ声で歌いあげたショーン太郎も今年で35歳こっちも歳をとるわけだ!、「最近はどうしてるのかな」とYouTubeで検索してみました…個人的趣味ではありませんが、DNAは感じますね。

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2010年12月 6日 (月)

USAVICH アソビッチ展

Mini_sd_391 …なのです。^^
去る5日まで池袋パルコで催されていました。早速イベントオリジナル缶バッジを手に突入~♪

Mini_sd_389_2Mini_sd_388_2場内はシーズン1・2・3をそれぞれ再現、見る人が見れば「なるほどね、アハハ」でした。そこここのスピーカーからプーチンのテーマが「コレデモカ」と言わんばかりに流れ、耳からMini_sd_386離れなくなってしまいます!コサックダンスかますしかないでしょ♪このほか表情の変わるカンシュコフや変装セットにディスコのコンソール、制作中の絵コンテ何てッたッけ、正式な呼称忘れちゃったもありました。

途中のクイズの答えが最後の部屋を開ける暗証コードになっており、「エ~ッと、値段幾らだっけ」3問目で詰まった方もいらっしゃるのでは?でもご心配なく、Mini_sd_384ナンバーロックのボタンのフィルムコーティングが剥けていますのですぐ解りますよだからもう終わったってば。中で待っていたのはストーリーのキーポイントであるスニーカー。クリアケースに顔をベチャッとくっつけ…はしませんでしたけど。ケータイ壁紙ダウンロードサービスは有料でしたので貧乏性の私は断念。

Mini_sd_385Mini_sd_387と言いつつ、部屋を抜けたところのグッズコーナーでいろいろ買い物しちゃいました。近所のキャラクターグッズ・ショップでも手に入りそうなものが多かったのでアレもコレも、の衝動は抑えイベント限定Tシャツとサントラ、職場でうがいに使うマグカップを…ううッ、ナップサックが爆ぜそう!ビーズクッション買わなかったがはウチの患者様のどこに挟んでやろうか考え込んでしまいました、職業病ですね。

シーズン1・2・3のDVDにプラモデルが同梱された「プチキレ・BOX」が発売されたのはもう1年も前のこと、じわじわ人気が出てきたのはクリエイター冥利と言えるのではないでしょうか検索すると「ウサビッチ 年賀状」なんて候補も出てくるほど「シーズン4はない」と言われているようですが、これまでとは違った展開を、期待せずにおれません→シーズン4、遂に解禁!来年3月より本格スタート♪

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2010年12月 5日 (日)

HAYABUSA - BACK TO THE EARTH - 帰還編

あらためまして
祝・サンプルリターン達成!

Mini_sd_390_3五島プラネタリウム閉館から9年…去る11月30日、HAYABUSA - BACK TO THE EARTH -のリニューアル・バージョン「~帰還編」を渋谷コスモプラネタリウムで観てきました経緯は上坂監督のBlogに詳しいが、なぜか番組の公式サイトでは触れられていない。公開間もないとは言え平日の昼間にもかかわらず13時投影の約1時間前に現地入りしたときは既に満席・チケット完売!止む無く15時迄待ったこの時したお買い物はまた後日わけですが、ファンの反応の良さはやはり東京、田舎とは違いますTV局が取材に来ていた。待ち時間のBGMがオリジナル・サントラだったのもイカシてました♪

本バージョンでの変更点は地球帰還の字幕の日付が当然だが6月13日に改められたこと、ONC-W2(光学航法カメラ)による地球撮影シーン及び同画像の追加、大気圏再突入ではやぶさ本体がバラバラになる様がよりリアルそりゃもう残酷なまでに、同じく再突入を地上から仰ぎ見るところも実写に忠実に、そしてカプセル(インストゥルメンツモジュール)が着地時ひっくり返った動きそのものは想像だろうけどのをそれぞれ再現。また末尾に「微粒子群がイトカワ起源と判明」旨のJAXA11月16日公式発表の字幕も監督が「公開直前に手直し」と言っていたのはコレ(も)かな。個人的主観では太陽フレアの影響の解説とエンジンのクロス運転も加えて欲しかったところですが、「まだ物足りない」との声に監督は「ただ延ばすだけでは全体のバランスが崩れる。一から作り直せるのなら」とのこと。制作当初は希望的未来予測だった帰還シーンを現実と整合させるだけでも非常に気を遣っていたようです。

私が好きな、皆さんにしかと聴いて・視て頂きたいのは冒頭・人類が探査機を打ち上げる意義を語るナレーション、そして終盤・地球を目前にしたボロボロのはやぶさのアップ。前者は「宇宙を目指すは何のため」地上で進化を極めることそのものが語られ、後者は使命に生きる姿、「悔しくても、恰好悪くても、決してくじけない心(矢野・JAXA助教授サンプラーホーン開発者)」が僅か数秒間で見事に描ききられています。

渋谷のドームは水平型・全席リクライニング式で、且つ南側通常南天を投影するほうの座席が回転可能で北側を向けるようになっており、その並び方といいどちらかといえば純粋な星空解説に向いているかと思います。投影機は小型ながらやや高いところに設置されており、どの席からも映像をほんの少し遮ってしまうのが難点ですが、ドームが狭い水平線付近、こと座席に対し背中側の歪みが気になる。全天周映像はなるべく広いとこで観たいものだためそこは承知の上で北側・投影機寄りの子午線上に座りました。今回のような番組ですとウルサ型のファンは位置取りが難しいと感じるかもしれません。それからヘッドレストの角度が悪く、ドーム全体を見渡そうとリクライニングさせるとかえって首が疲れます、ナントカシテクレ!(12月6日・追記)
Mini_sd_411エ~それから…HAYABUSAが余りにも盛況であぶれる客が後を絶たないことから、同館は来月からの新番組投影を見合わせ、当分現行スケジュールのままで行くそうです。番組1本だけ・プラネタリウムなのに星座解説無しHAYABUSAは別のプロジェクターを使うのでドーム中央のジェミニスターⅢはただ「そこに置いてある」だけ!で毎回満席だなんてスゴイと思いません?(12月23日・追記)

…と、話せばきりがありませんが、余韻に浸る間もなく私はそそくさと山手線に乗り込んだのでした、それは…。

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2010年12月 3日 (金)

認知症の新しい見方とアプローチ

去る11月26日、三次ゼミを約1年ぶりに受けてきました。

いや~、いつも同じ話なんですけどね講演の流れをそのまま綴った本もある。毎回新しい耳で聞けるのはこちらの感じ方がその度に変わっている、時として気持ちがブレているってことかしらん。「またここから出発しよう」という気持ちになれるので良しとしましょう。次回はH.C.R.で「検証 福祉機器」を直で聞いてみたいものです、無理に夜勤明けに合わせ込まないで少しは余裕を持って出かけられる勤務希望を…難しいかなァ。

Mini_sd_383画像のメモは氏が子供、そして少年犯罪について触れた箇所で書き付けたもの。これまた氏がいつも話している中で気になっているのが「介護の社会化に続いて厚生労働省が狙っているのは育児の社会化。古くはキブツ、20世紀には共産圏で大失敗しているにもかかわらず…子育てはきわめて私的に行われるものそうよッ、繁殖は究極のエゴイズムなのよッ、翻って介護にも育児同様エロスの関係が必要だ」。国家は戦争をするために存在し、省庁の施策は国家の戦争計画そのもの。育児への国家介入は既に日常化してはいるがそれ自体が新たな戦争の始まりを意味する、憂えずにおれません世に言う国際問題は子供のケンカ。したがってその国家が統べる教育とは「面倒なことはチカラでカタをつけろ」。もとより子供は論理が通用しない・歯止めがきかない・親の悪いところばかり真似をする生き物、操作など簡単だ!故に少年犯罪を少年の問題と言い張る大人はズルい、厳しく糾弾せねばなるまい

8月から続いてきたスマイルセミナー後半シリーズも来たる14日の髙口ゼミでいよいよ千秋楽を迎えます、皆さんグランシップ外壁石版剥落の相次ぐ…まだロクすっぽ修理もしてないのにもう4億円も使っちゃったんだってさ!で会いましょう。

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