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2010年11月16日 (火)

Canon PowerShot SX30 IS

実は夏に幕張CX3をなくしてしまいまして同展は全てケータイで撮っていた

Mini_sd_359同機を手にして「デジカメも進歩してるなァ…」というワケで飛行機と月と展示会を撮るために先日買っちまいました。PowerShotシリーズ最新型、1眼レフのガワにビデオカメラをブッ込んだようなヤツですハイビジョン動画、そのうち気が向いたら撮ることもある、かな?仕様をつぶさに見比べるとG12のほうがちょっと賢く出来ていて、そこが価格差になってるみたい。ボディーはα100を一回り小さくしたくらい、それでもコンデジからすればずっと大きい…携帯性云々の話はどこへいってしまったのでしょうか???

エ~、念のため言っときますと私が撮る画像はメモ書き程度、決してクリエイティブな写真など狙いませんヨ。^^ 超音波モーターの動きは「ニィ~~ン」といったもので、EFレンズのように「シュンッ」とはいきません。キー&ダイヤルは「ほぼ見たまんま」コンデジよりもずっと感覚的な操作が可能で、昔から1眼レフ使ってきた方もすぐ覚えられると思います。シャッターショックが手にほとんど伝わってきません1眼レフのミラーショックにしても手にあまり伝わってこないのはキヤノンの伝統のでどこでおりるのか判り難くくなることがありますが、これも慣れでしょうか。ボディー前面の樹脂の感触がヒジョオ~に安っぽいのはもうちょっと何とかできなかったのかな?三脚ネジは是非レンズ光軸の真下に切って欲しかった。あと本機を使ってみたいとお考えの方は67mmフィルターアダプターを一緒に購入されることをお勧めします。

Mini_sd_358電子ビューファインダーは見掛視界が非常に狭く、光学式ファインダーに慣れた目には違和感が強いこちらでも撮った画像のプレビューが可能ため今のところ撮影のほとんどはバリアングルモニターを使っています四半世紀前のプログラムバックなど本機の足下にも及ばない。展示会で人垣越しに撮るとき以前ならノーファインダーダメもとでエイッ、だったのがモニターをあおることでカメラを高く掲げたまま「あッ、イカン。撮り直し…」が出来るようになりました。月は構図を決める際首が痛くならず、三脚を低くおさえやすいので振動対策にも有効。持ち運びで角突きが心配な液晶パネルを内側にしまっておけるのも安心ですね。

初陣は過日のCYCLE MODEでした。マクロ機構こそあれ展示品を眺めるような中途半端な寄りが苦手?ウロウロした末止まってしまうことがしばしば、意識して近づいたり引いたりして試行錯誤を繰り返しました。後日自宅であちこちレンズを向けてみたところ大抵のところはピントが合うので「アレはそういう条件だったのかなァ??」。

Mini_sd_38012月21日に皆既月食がありますので望遠を使ってみたかったのも本機を選んだ理由の1つ。画像サイズはスモール(VGA)・ノートリミング、ピント及び露出はマニュアル、UPに際し0.5ピクセル・100%のアンシャープマスクをかけました構図はセルフタイマー作動中の日周運動量を見越して決めた、つもり。ミラーアップが無いので思ったほど難しくはなかった。月の視直径は約30′(0.5゜)、撮像面には焦点距離の1/100に写ります。本機のズームレンズは最望遠が150mmですので135換算840mm相当とは約1.5mmの像をデジタルズームで拡大している、ッてことですよね、解像力はともかく大きさだけならここまでイケます。飛行機は…まだまともに撮れてません、トホホフレーミングアシスト機能があるのに

多機能を低次元でバランスさせた?本機は言うなれば「MTBルック」みたいな感じで、同じことをEOSやαでやろうものなら一気に自転車1台コースです。イマドキの同価格帯機はどれも似たような電気的機能を持っていますが、本機が持つビデオカメラ並みのズーム比はケータイやコンパクトではカバーしきれない守備範囲の広さをもたらし、それらから一歩進んだ本格的1眼レフへの橋渡し役は十分に果たせているのではないでしょうか。

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2010年11月10日 (水)

CYCLE MODE International 2010見てある記

Mini_sd_363今年もすっかりハマッてしまった行事の作品制作・設営はやぶさ7年間の系譜を作ったのダ♪の時間を無理矢理こじ開け、初日に夜勤明けの強行軍で行ってきました去年以上に見るとこ少ネェー!!悲鳴を上げつつ3時間強回った我ながら懲りないなァ中で辛うじて目に付いたものを紹介してみましょう。

Mini_sd_364シマノ ALFINEの新型11速内装ハブとそのスケルトン・モデル。「16”で組めるか」と訊いたところ「乗った瞬間にスポークが飛ぶ」とのこと、トホホ「ワイヤーのストロークが大きくなったのでフレームに干渉する可能性も」と。NEXUSのグリップシフトはブレーキレバーのセッティングが左右非対称になってしまう問題については「トリガーシフトで改善できる」と教えて下さいましたので交換したくなりました、ショップのオヤジに相談してみよッと。

Mini_sd_368Mini_sd_370「相変わらずダッセェ~ナァ~」CATEYEの最新鋭モデル・HL-EL930RC&920RC。MC-Eたぶんを専用両機共通Li-ionバッテリーで駆動、調光はダイナミック(Turbo MODE)を含む4段階電源OFFをまた長押しにしやがって、ランタイムは…バッテリーの大きさ相応ですね、大したことはありません。コリメーターはフツーのヤツでカットオフラインが無いのは「開発力の問題」…あのねェ、オートバックスあたりでライト買ってきて光線追跡すりゃあいいんですよ、頭の悪い奴等だ!Mini_sd_371Mini_sd_369照射画像はHL-EL930RC・ダイナミックとTK40・Turbo MODEとの比較、3灯ですから明るくて当然。ブラケットもこれまた相変わらず固縛力に難のあるH-34N、HL-EL920RCは前作同様ヘルメットマウント標準付属です。メーカーサイトへのUPは「ロールアウト(工場出荷)待ち」とのこと。なおR2・R3については「海外だけの特別仕様。LEDの仕入れに限りがあり、あまり作れなかった」そうな。

Mini_sd_373Mini_sd_362今年はDOSUNがブースを構えていました。「おッ」だったのが新型のU1・U2。光源はXP-G、1がダイナモ、2は専用Li-ionバッテリーで駆動します。リフレクターは段だらが減り懐中電灯の上側をカットしただけのようなパターンになっていました、夜道ではこの方が見やすいと思います。バッテリーの固定はベルクロバンドだったため「クイックリリース式ブラケットをボトルケージ台座へ留められるようにしてくれ」と申し入れておきました。Mini_sd_361S1はLEDの載せ換えで出力を改善、A1は周囲の明るさに合わせて出力を加減するセンサーが付いてA2にそれぞれリニューアルされました。更にRシリーズを自転車用にリメイクしたようなO1なんてのもラインナップに加わります、画像撮るの忘れちゃったがさつな造形ながらブラケットが強化されていた。意外にも同ブースに「設営の手伝いで」とマルゴーの店員さんが詰めていましたので台湾から来たDOSUNの営業さんが聞ききれなかった真剣に耳を傾けてはくれたが残念ながら「日本語の細かいニュアンスが解り難い」と意見・要望も伝えることが出来ました、これだけでも幕張まで来た甲斐があったというものです。

Mini_sd_360B&Mの新型・Lumotec IQ Cyo T。サブライトが従来機との識別点で、自動ON/OFF、スタンドライト機能付き。これでMC-Eあたりが安定駆動できるようになれば買うんですけどねェ。この隣にリフレクター付きの「~RT」も展示されていました。DOSUN同様横方向の照射角がもっと欲しいところですが「LEDの出力の都合上あまり広げられないので(今は)飛距離重視に振っている」。

Mini_sd_372既にお使いの方もいらっしゃるでしょうか、東京サンエスのドロップバー・J-carbon Monroe。流行のフラットトップ+アナトミック・シャローは大いに結構です手にした感触は良かった、が、ただそれだけ。同社のエイドアームには未対応、テメェの足下が見えてないんじゃないの?

Mini_sd_377道に迷わないぶんエアロパーツなんぞよりも自転車を高速化させる?先日自転車誌で紹介されていた、ユピテルのANT+対応型ハンディーGPSレシーバー・ASG-CM1121。公称ランタイムがエコモードONで15時間とありますので日帰りツーリングなら十分と言ったところでしょうかSONYよりは使えるよね。ブルベではダイナモで充電しながらバッテリーをローテーションさせるのかな。

Mini_sd_378deuter 2011モデルのairstripes。サイドへの湾曲が強くなったほか、パッド自体も厚くなり長期の使用では避けられない潰れによる気道閉塞を防いでいます。「いつも下端が潰れて用を成さなくなる」と言ったところ「ショルダー・ストラップやサイドベルトの締め加減、パッキングの見直しで回避できるので見直してみて欲しい」、またATTACKのようにパッドを分割するのは「剛性の問題パッドにはアルミスパインが入っているからTrans Alpineでは無理がある」とのことでした高反発クッションを使えば横方向の通気を改善できるのでは

Mini_sd_375OGKを見てパールイズミも勘違いを始めた?ニット柄のウィンターグローブ。ストレッチまちが全てをブチコワシにしているトコ中で手が滑る、甲側がフニャフニャなのもはちっとも変わっておらず、「ダメだ、使えない」と営業さんに噛み付いておきました。15年前のサーマフリース(現・ソフトシェル)は良かったのになァ。どんな生地を使おうと縫製に目止めがされていないモノをウィンターグラブと呼ぶわけにはいきません前の冬は布地を縫い合わせるグラブの構造的限界を見せつけられた!

Mini_sd_374FPA(S) Laboratoryは「SHARE THE ROAD」「KEEP LEFT」の原則に則り自転車レーン・自転車道の設置に断固反対します。今日に見るソレは「如何にしてクルマの立場を守るか」でしかなく、自転車はおろか歩行者のためにもなりゃしない!疋田さんが「もう何もするな」とボヤくわけですよ。クルマを効率良くどかすのが21世紀。まずクルマを減らす努力なくして次のステップへは進めません実際にはどれも同時進行だけどさ、平川克美氏の仰る「成長しなくてもやっていける戦略」が道路にも絶対必要ですよでも「人口減少が問題の多くを解決する、うまく先送りして時を待て」はないだろう。全共闘世代が今オトシマエをつけねば今の30・40代は干上がってしまう、やり逃げは許さんゾ!

Mini_sd_366Mini_sd_367物理面における生活の質的向上とは即ち「時間と距離の克服」。クルマの機動性・快適性を知ってしまえばそれを軸に自らの生活を組み立ててしまうのが人間というもの。事実そのリスクとコストコレは人それぞれかを考えれば自転車(通勤)は楽でもなければエコでもないのが実感です。クルマ通勤の同僚が「自転車を考えている」ときたのに対し私は「ヤメトケ」と返しておきました。タイプの異なる複数の移動手段を自前で維持・運用するのは意外以上に効率が悪いもの、まして所帯持ちが「抱えている」ものは決して小さくありません。雨ならクルマで、も1つの考え方です割り切って続けている方を私も知ってますよが日本の気候は最低最悪、とにかく雨が多い。天気は週休二日のように切り分けられませんし暑い日もあれば寒い日もある東京だって積雪は無視できない、そこを敢えて自転車で出かける理由を見つけ続けるのはよほどの思いが無い限り難しくなっていくかく言う私も原付しか乗らなかった一時期があるのでは?結局のところ「外出はクルマ」となればレースだのファッションだの、Mini_sd_379と非日常性を追及することでしか自転車はその存在意義を見出せなくなってしまうワケで…PACIFIC PEDAL LIFE DESIGN」で「思考停止・手詰まり」と書いたのはこのことですツッコんでくる人がいなかったので

期間限定のつもりでしたが、勿体無くもコメントを戴いてしまいましたのでココに残しておきます。去る12日、ニャん丸さ…んの新Blog「Latitude Complex Next Generation」がオープン!現在画像UPテスト中です。皆様お祝いコメントをバシバシカキコしましょう♪

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