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2010年10月25日 (月)

Princeton Tec EOS#3

Mini_sd_284メーカーサイトでその存在を知って早8ヶ月、やっと手に入れました3代目・公称70lumen。LEDはRebelのままみたい、フロスト処理されたコリメーター越しにダイがほんの少し見やすくなったのはタマの違いからくるものか、はたまたコリメーターなのかは判りません。公称50lumen版とは基本明るさの違いだけですので点けた感じだけサラッといきますね。

Mini_sd_287公称50lumen版との比較。左が本機、両機ともHi・電源はeneloop、壁面までの距離は約20cm。単純計算で1.4倍、どのポジションでも明るくなっています、が、この差は日頃使っている方でないと判り難いことでしょう。それにEOSの性格上フルパワーで使う機会はあまり無いように思います。外見からの予想通りパターンはかなり目玉焼きで、フロストの効果が弱まっています。本機はどうやらLEDが芯ズレしているようで、その非対称パターンが手元~足下距離でやたら気になりましたAMP5.0といい、MINI MAG LED AAといい、どォ~してRebelのライトはこんなんばっかりなんだろう…

夜勤で使ってみたところホットSPOTとサイドスピルの照度差が大きく、両者を別々に見ようとするため有効照射角が活かせません。芯ズレもあって手元の作業性に難がありましたので本機もディフュージングを試みました。Mini_sd_300Mini_sd_297今回は1500番の耐水ペーパーでほんの少し曇らせた程度。横方向に光が散るのは仕事柄好ましくありませんが、ちょっと「磨く」とすぐ芯ズレの目玉焼きに戻ってしまいますので加減が難しかったです。バラしてコリメーターそのものをザシザシやらない限り解決は覚束ないでしょう。

50lumen版をお持ちの方は急いで手に入れる必要はありません、たぶん。また年末あたりに仕様が変わっていたら?勿論買いますとも!バカと言って下さい。

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2010年10月21日 (木)

浜松エア・フェスタ 2010予行演習&広報館をちょっとだけ。

17日は仕事だったのですよ。

Mini_sd_350Mini_sd_355「前日だし何か飛んでるでしょ」とスケジュールも確かめずにCurve SLで浜松入り。飛行機を観ますので当然順光となる滑走路南側へ行きますとそこここにカメラの砲列が、思わずギャラリーと一緒に撮っちゃいました午前中、ローリング・コンバット・ピッチの後着陸するところ。200mmしか持っていませんので大幅にトリミングしてあります。皆さん無線を聞いて動いているのでしょうか、見所寸前になるとフェンスに張り付き、お目当ての飛行機をレンズに収めた後は速やかに脚立をその場に横たえ風対策ですよね、各々のクルマに引き上げる様はまさにアクロバット撮影!ついていけないわァ~。

Mini_sd_351正午前後の間が空いた時間帯で航空広報館を覗いてみました自身初。広場のC-46をお決まりのアングルでパチリ、本機のことはこれまで全くと言っていい程知りませんでした。エンジンとプロペラの組み合わせはP-47と同じですね自社製ペラは当然か。カウルフラップが下半分にしかなく、上側はスリットだけで済ませているあたり、主翼上面流への配慮が窺えます。昇降舵のタブが延長されているのは着陸時の引き起こしを容易にするためでしょうか、詳しい方ご教示願います。

Mini_sd_354Mini_sd_352ウサビッチを観た後ですので揺籃期のジェットエンジンに惹かれます。画像はデ・ハビランド ゴブリン、そしてアリソン J33のカッタウェイ・モデル。両機とも遠心式コンプレッサーレシプロ・エンジンで使われていたものと基本同じで、特に後者はインペラが後側にも付いていて空気は側面から吸い込んでいたのも初めて知りました。これでも同時期の軸流式コンプレッサーより大きな圧縮比を得ていましたのでバカに出来たものではありません、ハインケルが軸流3段・遠心1段なんてハイブリッドをやっていたのも解るような気がします。

同館は入場有料化へ動いているとかで、館内でアンケートをうっていました。反対意見コストの二重取りだが多くても強行するでしょ、外野がどう騒ごうと決めた思い込んだことは絶対に変えることなく突っ走るのが役所・役人というもの。私は「外に煙を出さない喫煙室設置のためならOK」と書いておきました広場がやたらタバコ臭かったのだ、灰皿の管理もタダじゃありませんから。だいいちしょっちゅう出入りするようなところではありませんし、客(納税者)からスカンを食らえば即閉鎖、が資本主義社会です。売店で去る3月に解散したAIROCKのDVDが半値で叩き売られていましたのでついつい衝動買い。サニーさん、また静浜に来てね。 (ToT)/~

Mini_sd_356Mini_sd_357地元に早く戻りたかったので午後のT-4 Blueもそこそこに基地を後にし、演目の一部は駅への道すがら眺めました雲が多く、スモークの消えるのが早かったため8の字ループやビッグハートの見栄えがイマイチだったのは残念。ただ普段の航空祭ではまず判らなかった、ボム・バーストからスタークロスへ移る各機の旋回をしかと見届けることが出来ましたのでよかった、ということにしておきましょう。最後に浜松市へ苦言を1つ、R257の丸みを帯びた縁石は雨の日に路肩を走る自転車がクルマから幅寄せを食らったら絶体絶命!な罠です。Mini_sd_353規制緩和政令指定都市になったのですから今日に見る狂気なまでのクルマ依存の是正、猫も杓子も市街地中心部へクルマをネジ込まずに済む道路・交通施策をお願いし…企業城下町?関係ありません。

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2010年10月16日 (土)

危機管理産業展2010見てある記

Mini_sd_323去る7日に行ってきました。夕方に職場の研修会を控えていたためササッと回るつもりでしたが結局3時間弱ビッチリ、見事にハマッてしまいました。今回は昨年のキャリーオーバーが多かったので地味ながら比較的実用的なネタを中心に紹介してみましょう。

Mini_sd_327コレのどこが実用的じゃ!98k様、おひとつ如何?陸自(コマツ)の化学防護車。地下鉄サリン事件ケーサツのバカが化学防護服に腕章を安全ピンで留めてしまった話、忘れませんよッ!で経験値を積んだ、ということなのでしょうが…本記事作成中に「ウサビッチ」のタンクコフを見てしまったのでどォ~も私は真面目なコメントが書けません。

Mini_sd_343Mini_sd_342残念ながら低調だったライト展示の中で目についたのがコレ、PELICANの新作・9410。一見ガタコン風、実はアングルヘッドを有し、ランタンというか投光器のような使い方も可能。4連装のLEDはXP-Gでないところがミソ、しっかり飛びます。

Mini_sd_325ケルク電子システムの「ライトカムLDR-200PC」プロトタイプ。警備用ビデオレコーダーとLEDライトが一体化したもので、巡視や事件・事故の記録が容易なのが触れ込み。記録媒体はmicro SDHCCLASS6、最大16G・8時間の録画が可能…でもさァ、24発あるといっても砲弾型LEDの飛びでは広範囲の巡視に不安があります。それに夜間連続3時間しか電池がもたない公称値・使用条件不明のは道具としてどォよ!?

Mini_sd_324同じく警備向けなのがサンメカトロニクスのゴーグル型CMOSカメラ「SVR-30GL/30GLS」。テンプルにカメラが仕込まれている様はまさにスパイ大作戦の世界。私はコイツをスポーツ中継で使えばウケるのではなかろうか、と思いました。ツールのゴールスプリントをカヴ目線・新城目線で、とかね各チームのアシスト選手にはチームカーから「エースをしっかり写せ」なんて指示が飛んだりして

Mini_sd_340電気が無ければただのサル!今年はコンピューターによる小奇麗な情報管理システム或いはソフトが数多く出展されていましたが、大規模災害の現場にあって「電源は?」への答えは少なかったように思います。その中で比較的今様だったのがマルタカ・パルスの可搬式太陽光発電機。発想自体は特別新しくありませんが「ようやく技術が追いついた」と言えます。もっともデスクワーカー達は現場から遠く離れた安全地帯でモニターを眺めるだけなのでしょう、ズルい話です。

Mini_sd_339グラブネタを1つ、湘南ワイパーサプライ・扱の作業用切創・突刺防護手袋「ヘックスアーマー」、手にしているのはそのカットサンプル。プロモーション・ビデオでは剣山の如くたくさん生えた釘をバンバン叩いていましたオ~怖!。通常作業用のほか、医療用に抗菌コートを施したものもあり、潜在的需要は相当以上にあると思います。

Mini_sd_329コレは初めて知りました、ラボプランニング(リブドゥ紙オムツでその筋では御馴染み)が出展していた救急処置用止血パッド。吸収層が血餅と血清を分離、血餅の凝固で出血を止めるもので、薬剤を使わないため拒絶反応の心配が無いのがウリ。当院の外来や非常持ち出しキットにもあるとイイかもしれません。

Mini_sd_331「天然素材をバカにしてはイケナイ」モチガセ(ニーズファーム)の消毒液メーカー「バリエール ソルクリーン」。水道水と微量の天然塩を機械にブッ込むだけで電気分解により次亜塩素酸ナトリウムを生成するもので、こちらも薬品を使わないことから一般家庭がターゲットなのだとか。リンク先画像・ブース中央のブタさんが見るからに「こいつが犯人犯豚!?だ」と言わんばかりでちょっと可哀想な感じがしました。

Mini_sd_333面白かったのはそなエリア東京が出展していたワッフルドーム。折り紙でくす玉を作る要領でイイのかな?画像のソレで新聞紙2ヶ月分使用、大人1人がかがんで入れるくらいの大きさでした。将来、被災地では新聞紙争奪戦が起きる!??キャンプ行には新聞紙の束を持っていくのがトレンドになるか?ならねェか?

Mini_sd_336H.C.R.には出ていたのでしょうか、住ベ テクノプラスチックの帽子用インナークッション「スミキャップ」。帽子の内側へ挟み込む、チューブ型の突起を密に配したEVA製パッド作業用ヘルメットのインナーにもこういうのあるのかな?で、羽根の先端を切る靴のインソールと同じ感覚でことで様々な帽子に合わせられます。あくまで「無いよりはマシ」なものとはいえ、安帽ほど大袈裟ではありませんので案外需要はあるかもね。

Mini_sd_335ジェット・扱の空気清浄光触媒「フォトエコ」を使ったランプシェード。思いっきり光を遮ってしまううえ、厚みの分かなり場所を取りますのでランプシェードとしてはドウナノヨ!?ではありますが、アレンジを煮詰め直せば「…」かな?こういった製品が出てくるあたり、「シックハウスがドーノ」と外野がいくら吠えようと建てる側としてはホルムアルデヒドを「やっぱ使いたい」ッてことなんでしょ。

Mini_sd_341ダイドードリンコのブースで非常電源付自動販売機やセーフティー・キット類を紹介しているのは時空戦士イバライガーR。画像左端・98k様体形の方が口にはめているのは酸素吸入器。この後お三方は各ブースを回って製品のデモに参加、喝采を浴びていました。私は子供の頃、こういったイロモノが大嫌いだったのですが、当日フツーにギャラリーの1人になっていたあたり歳をとったということなのでしょうか。

Mini_sd_326「コレのどこが危機管理なのか?」といった議論は横に置いとくとして…ADSジャパン「mar-vel.com」で検索をかけると…ハハァ~ン、なるほどね・扱の「ロボティックブックスキャナー」。本を80度に開いた状態は画像上・ロゴが付いた三角はページを押さえるためのもので2方向から一眼レフでページを撮影レンズのディストーションは補正できるのかな?、パソコンに取り込む仕掛けで、撮影は勿論のことページをめくるのも完全自動セミオート版もある、1時間あたり最大2000ページのスキャニングが可能。見た目非常に大袈裟ではありますが、これならデジタルデータ化に際し貴重度の高い本をバラさずに済みます超重要。同社は図書館蔵書のオンライン閲覧も目指しているとか。私の住む町の市立図書館は自転車をまともに停められる所が無く役人はクルマにしか乗りませんからね、館内の椅子取り競争も熾烈ですのでこういったシステムは大いに普及して欲しいものです。

「アスベスト&環境リスク対策展」は再び本展と一体化した一方で「テロ対策特殊装備展」は入場チェックが厳しくなり金属探知機が備えられていた、あからさまに戦争状態でしたサイトロン・ジャパンは本展側に来ていた…最後に、世に言う危機管理の多くは被害・加害妄想の産物にすぎないことを告発するショットを、Mini_sd_338ビッグサイトの喫煙所は空間的隔離がなされていない単なる見掛け倒し!煙が風に乗ってエスカレーターを駆け上がり、エントランスにまで立ち込めていました「添加物からラジウム云々」の議論は他所に譲るが、いずれにせよあっていいことではない。「どこぞの国の核ミサイルよりも眼前のタバコ」本展を見ていると危機が遠くからやってくる怪獣か異星人であるかのように思い込まされがちですが、現実には身辺の「チョットクライイイダロ」「ダッテショウガナイジャナイノ」のほうが遥かにヤバイ、叫ばずにおれません。

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2010年10月 3日 (日)

第37回 国際福祉機器展 H.C.R.2010見てある記

Mini_sd_322Mini_sd_304初日に夜勤明けの強行軍で今年も行ってきました。仕事で使いそうな福祉・介護用具は他所でびっちり見ておきましたので今回はオトコノコが好きそうなネタをを中心に紹介しましょう。

Mini_sd_312今仙技術研究所の義足群。パラリンピックでも活躍した「LAPOC SPORTS 侍」や低~中活動者日常用、ッてことでいいのかな向けマルチリンク式膝継手「SwanSR SUNTOURのシートポストみたい」etc. 膝のダンピング機構は各社から様々なデザインが提案されており、興味を惹かれます…人の動きってホント複雑だよなァ。

Mini_sd_307Mini_sd_302W.レイニーを乗せてみたい!本展でパラリラパラリラだったのがワイディーエスのホイールチェアビークル「S-01・S-01R」。どうやって車椅子を係留するのやら?と思ったらフェンダーステーがホイールを押さえるように出来ていました。健常者も思わず欲しくなるでしょ!?ヘルメットは「装着推奨」とありますが被らないことはまず有得ません。

Mini_sd_311発表から1年、コレが遂に日本上陸を果たしたパンテーラX。社長自ら「車椅子界のフェラーリ」と言い放つパーフェクトなまでにF1マシンの世界だフルカーボンのフレームは単体で2.1kg、画像の装備状態でも6kgちょい座っただけでその異次元な軽さが判る、指1本で持ち上がります!手にして思わず笑っちゃいました。その代わり軽量化のためキャスターは極小化段差越えは全てリフトUPね、バックレストの調節機構も必要最小限、と割り切った部分も見受けられました。Mini_sd_310Mini_sd_309デモ機のブレーキは同社のU2 Lightと共通ですが営業さん曰く「実は暫定仕様。ここもカーボン製を準備中」とのこと…欲しくなっちゃうなァ。このほか初めて見たのは標準型ブレーキにワイヤーとダイヤルを組み合わせたアジャスター。「タイヤの空気圧が落ちてから効きが強くなるよう調整した場合、空気を入れる前にダイヤルを戻しておかないとワイヤーが切れる恐れがある」と。私からは「どっちに回すと効きがどうなるか判るようマークが欲しい」と申し入れておきました…長時間入り浸っていたにもかかわらず丁寧な対応真に有難う御座いました。

Mini_sd_305Mini_sd_306_2カーボンブームは自転車だけではなかった!ニッシン・扱のCOLOURS Vortexもバリバリのマッシィ~ン。フルカーボンかと思いきや座面下には座幅調節機構を持つアルミ製パンタグラフが。ホイールはコンポジットながらテンションスポークを併用。ブレーキはタイヤを押さえるのではなくハブにピンを突っ込む、これまた他では見られないもの黒いケーブルの先にあるボタンをポチッと押すのだ。つまりピンが刺さる位相でしかホイールが止まらないわけで、Mini_sd_320ベッドや便器へのアプローチ等微妙な位置決めを要する場面では「???」同社のカーボン製杖も出展されていてこれまた激軽だった。OXエンジニアリングもカーボン化したUPグレードパーツを続々発表…だからさァ、ブツケたらオシマイなんだってば。

Mini_sd_308独オットーボックのモジュール型車椅子「Motus」。画像はレッグサポートを内側へ畳もうとしているところ、パンテーラS2 swing同様青山式スーパートランスの動きを妨げません外開き型は畳みながらアプローチをかける必要があり、且つぴったりつけるには結局外さなくてはならない。ちょっと大袈裟なデザインのトリガーは「座っている方が操作するのに合わせてあるので介助者には使いにくいかも」とは営業さんの言。フレームにはいたるところにネジ穴が開けられ、きめ細かな調整が可能。コレもまた溶接の治具を1種類で済ませる工夫なんでしょうねェ、不良在庫抱えたくないのはメーカーは勿論、ディーラー・レンタル業者にとっても切実な問題ですから。

Mini_sd_313神奈川工科大学が出展していた手指のパワーアシストシステム。左手薄い手袋のほうの動きをセンサーで拾うことでベローズ型アクチュエーターが右手の動きを助ける、というもので3年前本Blogでも紹介した介護力士士用パワードスーツの「副産物」と。バッテリーと空気ポンプは一応持ち運べるみたい。現状では両手を一度に動かすことは出来ませんがHAL本展にも登場していたの技術を組み合わせれば片手完結はもとより全身のシステム一元化も時間の問題でしょう。

Mini_sd_314ヤター、遂にゲット!\(^o^)/4月のバリアフリーで「9月くらい」と聞いて以来指折り数え待っていました、ハッピーおがわの高反発インソール「AIRY」。サイズは28cmまでカバー小サイズは絶版?、表に生地が追加された勿論両面使用可のが変更点。しかも会場特価2,000円ポッキリ♪後日レビューを書くことにしましょう。Panasonicが出展していた各種マットレスや車椅子用クッションにしても高反発タイプの感触が最も自然でした。

Mini_sd_318Mini_sd_319そのPanasonicのブースにあった、アクティブリンクのハイブリッド訓練機「リアライブ」。運動方向とは逆の筋肉に電気刺激を加えることで負荷をかける、というもの。もともと宇宙飛行士のトレーニング用に開発された確かに無重力下じゃサンドバッグやダンベルは役に立たんそうですが今後はリハビリ分野への進出を狙っているのだとか。サンドバッグやゴムバンドのコストパフォーマンスに対抗できるか、がポイント?

Mini_sd_301保険適用を受けいろいろ出てきました、アズワンの車椅子用離床センサー。同居家族様の止むに止まれぬ要望から開発されたのでしょうが、コレが病院・施設ですと「力ずくで座らせきり」にするものに化けること必至。画像中・水色のはメッシュタイプの抑制帯なのですが通院やデイサービスの送迎でクルマに乗る際使うもの、最初から縛るつもりならセンサーなんか要らないんじゃないの?因みに本品が掲載されているカタログ表紙に書かれたコピーは「心をつなぐ、笑顔でつながる。」。

Mini_sd_317一方こちらは飛翔の同じく車椅子用エアクッション「ピアリズムⅡ」。気室が左右に分かれており、専用ポンプで圧を個別にかけることで片麻痺や関節拘縮などでどうしても左右対称にならない方の座位保持を可能にするのがウリ。フワフワしてまうので機能を損なわない範囲で空気圧を最小にすれば落ち着くのかな?気室をもっと細かく分割するとイイかもしれません。

Mini_sd_303バリアフリーにも出ていたそうですが気付きませんでした、のスマートサポートの介護力士士用パワードスーツ「スマートスーツ・ライト」。デザインは石屋のバンドにちょっと似ていて、もともとモーターが付いていたところをゴムバンドに置き換えたそうな。背広を着たオヤジが「介護で腰を痛める人が多いので負担軽減にも」などと言ってきた嘘ではないがので「力でカタをつけようとしている間は絶対に解決できませんよッ」と言い返したら逃げていきました。

Mini_sd_321パンフ画像でゴメンナサイ、カナミックネットワークの介護事業総合管理ASPサービス「TRITRUS」。「セキュリティーの都合上まだクローズドにも需要はあるが、今後は間違いなくオンラインが標準となる」と営業さんは力説していました入力フォーマットのデザインだって重要だゾ。認定調査やモニタリングでケアマネが聞き取りしながらiPadをピッピッとやるだけでケアプランの骨子が出来る、ぐらいのことはやってイイ筈。全く以ってゴモットモな話で、如何に紙へ落とさずに済ませるかが事務手続き簡素化のキモ。PDFデータをプリントアウトさせ、諸事項を手書きの上FAXで送る、なんてトコはまだまだありまして、「事務方はいつもクッダラネェことで遊んでやがる」と思っていました聞こえたか、静岡県介護支援専門員連絡協議会!

Mini_sd_316ライトマニアの皆さん、要介護状態になったら玄関にこんな式台は如何でしょう、ユーバ産業の「LEDステップ」。手前1mから作動するセンサーライトが仕込まれているもとは弱視の方向けもので、電源は4AA。1段タイプと2段タイプに大別され、蹴上げは1段タイプが125mm・155~215mm、2段タイプなら110mmから選べます。かまちには滑り止めつき洗浄・交換可。勿論住宅改修対象。LEDが段鼻にも付いていたらもっとよかったのにな。

今回はメカヲタなモノに新ネタが多く、5時間ではとてもまわりきれませんでした。Mini_sd_315またの機会に…シメは移動サポートの楽々たんか。リラックマが首吊ってるみたいでブキミでした。

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