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2010年10月21日 (木)

浜松エア・フェスタ 2010予行演習&広報館をちょっとだけ。

17日は仕事だったのですよ。

Mini_sd_350Mini_sd_355「前日だし何か飛んでるでしょ」とスケジュールも確かめずにCurve SLで浜松入り。飛行機を観ますので当然順光となる滑走路南側へ行きますとそこここにカメラの砲列が、思わずギャラリーと一緒に撮っちゃいました午前中、ローリング・コンバット・ピッチの後着陸するところ。200mmしか持っていませんので大幅にトリミングしてあります。皆さん無線を聞いて動いているのでしょうか、見所寸前になるとフェンスに張り付き、お目当ての飛行機をレンズに収めた後は速やかに脚立をその場に横たえ風対策ですよね、各々のクルマに引き上げる様はまさにアクロバット撮影!ついていけないわァ~。

Mini_sd_351正午前後の間が空いた時間帯で航空広報館を覗いてみました自身初。広場のC-46をお決まりのアングルでパチリ、本機のことはこれまで全くと言っていい程知りませんでした。エンジンとプロペラの組み合わせはP-47と同じですね自社製ペラは当然か。カウルフラップが下半分にしかなく、上側はスリットだけで済ませているあたり、主翼上面流への配慮が窺えます。昇降舵のタブが延長されているのは着陸時の引き起こしを容易にするためでしょうか、詳しい方ご教示願います。

Mini_sd_354Mini_sd_352ウサビッチを観た後ですので揺籃期のジェットエンジンに惹かれます。画像はデ・ハビランド ゴブリン、そしてアリソン J33のカッタウェイ・モデル。両機とも遠心式コンプレッサーレシプロ・エンジンで使われていたものと基本同じで、特に後者はインペラが後側にも付いていて空気は側面から吸い込んでいたのも初めて知りました。これでも同時期の軸流式コンプレッサーより大きな圧縮比を得ていましたのでバカに出来たものではありません、ハインケルが軸流3段・遠心1段なんてハイブリッドをやっていたのも解るような気がします。

同館は入場有料化へ動いているとかで、館内でアンケートをうっていました。反対意見コストの二重取りだが多くても強行するでしょ、外野がどう騒ごうと決めた思い込んだことは絶対に変えることなく突っ走るのが役所・役人というもの。私は「外に煙を出さない喫煙室設置のためならOK」と書いておきました広場がやたらタバコ臭かったのだ、灰皿の管理もタダじゃありませんから。だいいちしょっちゅう出入りするようなところではありませんし、客(納税者)からスカンを食らえば即閉鎖、が資本主義社会です。売店で去る3月に解散したAIROCKのDVDが半値で叩き売られていましたのでついつい衝動買い。サニーさん、また静浜に来てね。 (ToT)/~

Mini_sd_356Mini_sd_357地元に早く戻りたかったので午後のT-4 Blueもそこそこに基地を後にし、演目の一部は駅への道すがら眺めました雲が多く、スモークの消えるのが早かったため8の字ループやビッグハートの見栄えがイマイチだったのは残念。ただ普段の航空祭ではまず判らなかった、ボム・バーストからスタークロスへ移る各機の旋回をしかと見届けることが出来ましたのでよかった、ということにしておきましょう。最後に浜松市へ苦言を1つ、R257の丸みを帯びた縁石は雨の日に路肩を走る自転車がクルマから幅寄せを食らったら絶体絶命!な罠です。Mini_sd_353規制緩和政令指定都市になったのですから今日に見る狂気なまでのクルマ依存の是正、猫も杓子も市街地中心部へクルマをネジ込まずに済む道路・交通施策をお願いし…企業城下町?関係ありません。

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コメント

ウサビッチシリーズ、知らなかったのでシーズン1の第1話から、
シーズン3の「5階」まで通しで見てしまいました。
いやあ、よく見つけますね、こんなの・・・
わたくし日産の「ハイジ」シリーズも大好きです。
ちなみに最後の画像、あまり見かけない縁石ですね・・・

投稿: 98k | 2010年10月21日 (木) 21:58

>ウサビッチ
流行ってるんですよォ~。^^
近所のキャラクターグッズ店で同じものがデモ上映されていて、よく買い物客が足を止めて見物してます。
Migモドキからくすねたジェットエンジンの全長が短く「遠心式だッ!」というワケでして。

>ハイジ
これ、帰りに立ち寄った手芸店にもありました♪

>縁石
一昨年はまだ慣れぬCurve SL、加えてMKSのペダルのキャッチ&リリースが上手くいかずにオッカナビックリ走っておりましたので全く気付きませんでした。

投稿: alaris540 | 2010年10月21日 (木) 23:20

16日の展開、お疲れ様でした。
知人が16日に行っておりましたが、17日の本番よりもBIを観るのなら16日の方がまだ天気が良かったと言ってました。

>有料化
自衛隊の広報活動の一環として考えれば無料が望ましいとは思いますが、航空遺産の保存と考えれば それも致し方なしとは思えたりします。
ただ、金をとるのなら しっかりとした維持運営をしていただきたく思います。
などという気にはなりますね、有料化と聞けば。

投稿: 飛鳥 | 2010年10月22日 (金) 11:59

飛鳥様久方振りです。
亀レスご容赦を。

>17日
去年からすればずっとマシだったとはいえ、撮って残したい方には残念だったようですね。

>>有料化
「人を殺す技術は人を生かす技術に転用できる、要は使う人の心次第(渓由葵夫)」「技術は伝承してこそ意義がある(川口淳一郎)」…同館は勿論のこと自衛隊はココのアピールが非常に弱い。特に伝承は極めて重要で、「なんのため」「なぜそうなるのか」を将来へ確実に伝えないと人は同じ失敗を繰り返すことになるからです。そしてそのための努力が容易ならざるものであることはここで書くまでもありません。

広報も予算の範囲内でやってもらいたいものですが問題の本質(オヤクショの運営体質も)をスッ飛ばしてコストなんて言葉を先に出そうものならデスクワーカーの術中にハマッてしまいます、「飛行機なんか眺めてもカネにならん、保存つッたって飛べるわけでもなし」ッてね。

投稿: alaris540 | 2010年10月24日 (日) 12:31

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