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2010年9月24日 (金)

まごころ介護サービス10周年記念セミナー

Mini_sd_298去る20日、石板脱落事故相次ぐ自転車を蔑ろにした当然の報いだ!グランシップで催されたインフィックのまごころ介護サービス10周年記念セミナーへ参加してきました。不覚にもいつものことか寝坊してしまい自転車は地元にデポ。1駅越しただけで運賃が90円跳ね上がるのはボッタクリもいいとこで、ライバル不在ゆえの傲慢さ全開!ホント田舎は嫌です…ええッと、何の話だっけ。

前半は同社の事業内容紹介。おでかけサービスは伊豆に職員が常駐してるなんてよくやるよなァ。介護・福祉用具のネットショップは納期の早さを強調しており、コレが広まると困る業者が出てくること必至でしょう…聞いていてウザかったのは出てくる人出てくる人が「~のほう」「~というかたち」「~になります」などと事務方言葉を連発して闇雲に字数を増やしていたこと、アレさえ無ければ半分の時間で済むのに。セールストークなんですから響きを複雑にしてはイケマセン。売りたいのか売りたくないのかハッキリせェ、これ以上現場人間を苛立たせるな!

そして後半は毎度お馴染みの三好ゼミ。「介護の時代 介護ってなんだろう?」とくるとどっかのシンポジウムみたいですがいつもの定番メニューです私は内容よりも参加者の反応を見るほうが楽しみだったりする。ただし今回は業者のイベントとあって概論にとどまりました、ツッコんだ話は11月のAOIをお楽しみに。当日の内容はフツーのご家庭用ビデオに収められ、来たる29日より動画配信されますただしブリコラージュ購読者限定

Mini_sd_299会場は同ネットショップ扱商品が所狭しと出展されていました。画像のニッシンはパンタグラフをいじることで座幅の調節が可能。営業は「最近はモジュールタイプがよく出ている」と話していましたが、それまでの車椅子はサイズ設定が極めてイイカゲンだった、ということです溶接の治具をフレームサイズ毎に用意したくないので何でもモジュール、だったりして。自操用・介助用コンパチ!のフレームも現にあるし。ヒールループが増えてきたのはいい傾向だと思いますが、調節機構はまだ詰めがアマく、アウトドア用品メーカーに学んで頂きたいところ。座面のベルクロがヘタッたらすぐ代わりを取り寄せてくれるのかな?フットレスト裏側がゴツゴツしていて移乗時危険なのは相変わらずでした…この話もH.C.R.の記事であらためて書くことにしましょう。

すぐ地元へ戻らなくてはならなかったためインフィックの方や他の参加者と話をする余裕が無く、「また来月の髙口ゼミにでも」と不消化気味のまま東静岡駅やたら歩かされることで悪名高い自称バリアフリーのエスカレーターへ乗り込みました。会場で買ったのは車椅子の本「シーティング入門」だけ、参考書を漁るのも来月以降ね。

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2010年9月20日 (月)

Y's Road二子玉川 3ブランド合同試乗会

Mini_sd_294「十ン年振りのニコタマ大井町線の溝の口延伸が復活してたのね。どうして私が居た間だけ…ブツブツ(遠い目)」…19日、Y's Road二子玉川店GIANTのショールームは目と鼻の先、随分強気な商売をするなァで催された3ブランドの2011年モデル合同試乗会を覗いてきました。とはいっても私はDAHONの新シリーズ・Vector折り畳みの感触をみただけ、乗ってもいません!FUJIはハナッから眼中に無く、COLNAGOもC59に「新城号ね、ハイハイ同店にはMASTERも展示されていたが、マグナムサイズのハンドルバーがプロポーションをブチコワシにしていた」。

Mini_sd_289Mini_sd_296コレがVector X27h。ハイドロフォーミングによりマッチョになったグラフィックもスッキリフレームはVクランプ部の寸法が大きく取られ、強度を改善しているそうなただし公称耐荷重は従来と同じ80kg。画像取りそびれたがハンドルポストもVクランプと同等の仕掛けに改められていた、他の参加者と「良くなっている」と共感し合ってしまいました。ネーミングでもある内装3段・外装9段の変速システムは後輪に集められ、フロントはシングルで済ませているのがポイント。ブレーキはショートV、Mini_sd_295試乗車はデュアルコントロール・レバーのためレバー比変換小物が介されており、このフロント側が折り畳みの際ちょっと引っ掛かっていました。同時にブルホーン・バーも微妙な角度調整を要しますが横方向への突出は軽微で、検討の跡が窺えます。値段は199,500円。Curve SL・D3も次回モデルチェンジで似たようなデザインになるのかな?

Mini_sd_290Mini_sd_291ゴチャゴチャした画像でゴメンナサイ、こちらは店内で展示されていたフラッグシップモデル・Vector X20。本シリーズのフォークマグネットが右ブレードに付いているのはハンドルを180度逆向きにすることで折り畳み寸法を50mm(従来機比)抑えるためだとか、Mini_sd_292確かにこの方法ならフロントセンターを延ばし易いですね。 フロントはダブル、同変速ワイヤーはフレームの構造上BB下を回すのではなく専用のプーリーを介しています。その変速にはSRAM REDが奢られ、完成車重量はたったの9.2kg、値段は336,000円。両機とも発売は「来年にずれ込む」とのこと。このほかMuシリーズは基本2010モデルのキャリーオーバーみたいです。

Mini_sd_293畳んでからガラガラ引っ張っていけない悩みはDAHONユーザー共通だった畳んだそのときが勝負ですかららしく、来期からこんな車輪がオプションに加わります。その名はD-WALKER、内径が29.0mmΦ・30.2mmΦのシートポストにのみ対応しますので要確認。しかしいくらベアリングかましているとはいえコレで14,990円はないだろう!ドウカシテルゼ!!!!

店内もぐるぐる回ってみましたがウチのSEVENに使えそうなものは特に見当たらなかったので買い物はナシ。KORE I-Beamに通常型のサドルを載せるRAIL ADAPTERが待てど暮らせど来ないので早く納品を、と苦情を言ってこのために夜勤明けの強行軍で行ったのサ。アキボウの営業は「在庫はありますので…」などとホザきやがったニコタマを後にしました…高度情報化社会がドーノ、とは子供の頃聞いた話ですが、その情報が高度化すればするほど「その場に居合わせる、直接見て・触れて・確かめる」が重要であることを痛感させられます本Blogはそんな大口叩けるほど高度なことは書いてないが私と同じようにUターン転職をした同僚のMini_sd_288「地方に居るだけで深刻なハンディーキャップだ」の言はチョ~ゴモットモで、東京を離れて暮らせないだなんてホント不便だなァ、といつも駅の券売機に向かいながら溜め息をつくのです。

Mini_sd_376さて、こちらは過日のCYCLE MODEに出展されていたVector X10。名前が示すとおり変速はリアのみの10速、折り畳み自転車の使い方からしてこのくらいで十分なのでは?(11月12日・追記)

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2010年9月12日 (日)

「一歩前進」介助テクニック

インフィック主催・eかいごナビ スマイルセミナーの後半シリーズがスタート、去る8月31日の腰痛予防体操に続いて9日、グランシップへ行ってきました。講師を務めるは焼津の老健「ケアセンターゆうゆう」の佐藤健司&安藤祐介OT(作業療法士)のご両人、「『一歩前進』介助テクニック」と題し、介助への基本的アプローチ、そしてその実際について指導を戴きました。

Mini_sd_286席上、佐藤OTが「ここにしっかり時間をかけたいところだが、今回は2時間しかないので…」としながらも強調されていたのがコンピテンス、即ち伝え方・感じ方の問題。対象者が何をどうしたいのか、それに対し介助者は何を考え、どう伝えるのか、またその手段・手順は適切か、そして対象者が何を感じ、介助者がそれにどう応えるか。そして一歩前進とは「出来るところはやって頂く・それを増やしていく」。介助技術の進歩は介助量低減と同義、「方法」を訊いてくる人は多いが対象者にその方法を当てはめる、テクニックの対象にするのは結局全介助の自己目的化につながり、かえって廃用症候群を助長する、と。

まず健常者同士で練習するのも身体というのは「もともとは」どうなのかを確かめるためであり、そこを障害されている方に同じことを要求するわけにはいかない。「人間本来の動き」はそれぞれにあり、あくまで対象者にならうこと、とも。これは大反省ですねェ…転換前の療養棟で私はベッド~車椅子間の移乗は4種類・7パターンを使い分けていましたが、それが患者様にとって最適だったかは大いに疑問で、私の「実験アミバじゃないんだから」に文句も言わずよくぞ応えてくれたものだ、と感謝半分・ゴメンネ半分であります。

この佐藤・安藤ゼミは来年シリーズ化を検討中だそうで、「また是非」と挨拶しておきました。私の介助技術とやらも時々チェックを入れておかないと「ただ何となく」になってしまいそうで。

一定数以上の看護が夜勤に入っていると加算が付く、でしたっけ?業務上意味の無い看護2人準夜勤の影響で介護側は1つ飛ばし勤務が増えつつあり、同僚はローテーションを守る、決まった時間に入り決まった時間にあがる以上のことを考える余裕を無くしている様に感じられますタバコを吸う・身内をなじる余裕はあるようだ一般棟だろうが療養棟だろうが、現場で起きているのは医者と看護の権力争いであり、「何のため・誰のため」を見失えば介護職私含とて有形無形を問わぬ力の行使に明け暮れるのもある意味自然な流れでしょう。せめて制度・枠組みが原因なんかじゃない、と抗いたいものですよ。

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2010年9月 3日 (金)

National BF-759R

Mini_sd_204Mini_sd_213今回は真剣な記事ではありませんのでサラッと流して下さいね…父の事務所建て替えに伴い我が家にやってきたガラクタの中から発掘したのがコレ、フィラメントのライトを紹介するのは本Blog初ですしかも最古。リンク先によりますと登場は1975年、翌年ラジオの回路を見直して「~RA」となったようですが、その後いつまで生産されたかは分かりません。全長220mm、ヘッド径122mmΦ、重量1271g(電源・ストラップ・イヤホン・ポーチ込、いずれも実測)。

Mini_sd_205Mini_sd_206購入以来1度も電池を換えていない?ラジオ用電源・006P久しぶりに触ったなァ。キットで組んだラジオ以来だのガタつきを押さえるスポンジが劣化していた以外中はきれいでした。ライト自体は今でもある4Dのガタコンですが、電池はきちんとホールドされることから「ガタコン」言わないので手にしていて現行品より遥かに快適です超重要。スイッチのタッチも現行品と全く一緒、職場のBF-792と比べてみたところ同機のスイッチ部品はボディーへ嵌め込んであるだけなのに対し本機のソレは真面目にナットで締めてありました、こんなところにも時代を感じます。

Mini_sd_211Mini_sd_212新しい電池をくべてみたところバッチリ点きました。^^一応同じ4セルということでPrinceton Tec AMP5.0とショボく対決X21を持ち出したら本機の立場が無い、両機ともアルカリ、壁面までの距離は約20cm。強SPOTですので特別に同距離からの接近画像も、iigyogyo様のトコで紹介されているNationalの「強力ライト」群が描くパターンと全く一緒です。monozof様の雷神バルブを突っ込めば完璧?

Mini_sd_214ラジオはテール側だのに電源がヘッド側なのは変な感じ、出力は同じくテールのスピーカーとイヤホンストラップに付いた専用ポーチに収められるの2way、バンドはAMのみです「MW(中波)」の表記にこれまた時代を感じる。30年位までのラジオではよく見られた。可変抵抗ダイヤルはメッキ塗装だは傷んでおらず、こちらも電池交換だけで復活しました。9Vもかけているあたり増幅回路はあまり強くないのかなァ、電源をライトと共有できないのは非常持ち出し品としてチト以上に問題があるでしょ。私が普段使っているラジオは1AAAで済んでいることを考えますと、当時は素材の熟成がまだまだ不十分だったことが窺えます。またそういうコンポーネントを組み合わせたことが製品として短命に終わった原因ではなかろうか?思わずにおれませんNationalは本機とは別にFF-198Rというライト付きラジオも発売していた。同機も電源は専用を別々に搭載…実は我が家にある

皆さんのお宅にもこんなライト、眠ってませんでしょうか。幼い頃の記憶を掘り起こすことに面白さを感じるあたり、私も歳を食ったなァ!!

期間限定カキコのつもりでしたが、勿体無くもコメントを戴いてしまいましたのでここに残しておきます。
「日本人全体が祝福されるべきこと(川口教授)」…
はやぶさ(MUSES-C)」地球帰還カプセルが宮城・JAXA角田宇宙センターに続いて大阪市・近鉄百貨店で一般公開されます。「既に素材の劣化が始まっている(月刊天文ガイド10月号)」とかでその扱いは慎重にならざるを得ないようですが、これを機に「2」への気運が高まるとイイですね。(9月7日・追記)

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2010年9月 1日 (水)

DIY HOMECENTER SHOW 2010見てある記

Mini_sd_283暑さと長い長い長い連絡通路に苛まれながらどうにか今年も行ってきました。今年は会場に至る歩道橋に開催案内が無く、取り付きに不安を覚えましたが内容はいつもどおりの充実振り。約3時間半じっくり見た中で眼を惹いたものをいくつか紹介しましょう…

Mini_sd_260もちろんコレも出展されていました、の「eneloop lite」。従来「向いていない」とされてきた小電力機器にも対応、廃電池を極力減らそう、というもの。Ni-MHのリサイクル法はよく知りませんが、要は「大切に使え」ッてことでしょうか。WAONカードに色がちょっと似ているのであのカードリーダーに近づけると「ワオン!」と言って充電ができたら面白いのにな。

Mini_sd_262Mini_sd_261さて、サンジェルマンです。どこが新しくなっているのか判り難かったのがLED LENSER。画像左はいまだ「来年」とだけで発売未定な「M14・MT7」、直進式ズームヘッドにロック機構が付きました遅きに失した!。明る…くはなっていると思いますよ、パターンはPシリーズとほぼ一緒です。同右はP7に付いたリモートスイッチ、レールは無かったけど。画像取りそびれましたが「M7R・P5R」はLi-ion 18650/14500をUSBポートからも充電可専用ケーブルはマグネットでテールにくっつくのダ昨年の本展にも登場していた新型ヘッ電は「H14/H14R」の名が付いて今秋発売予定。1次電池が使えるようになったのはともかく、ヘッドの上下角度調節のラッチがやたら荒いのは相変わらずで、観賞用のキワモノで終わる???4AAを収める電池質蓋はH7/H7Rと基本同じ、弁当箱のようなゴムをウニュッとやるアレです。サンジェルマンは「売るだけ。メーカーに意見を上げることは無い」とのことでした。

Mini_sd_265Mini_sd_266つづいてGENTOS。画像は今秋発売予定「あと1ヶ月くらい」との新型ヘッ電「Orbiter ORX-500H・ORX-250H」。デッカいヘッド、ダイヤル式スイッチ、剰え専用バッテリー、とあからさまにPETZL Ultraから強奪してきたデザイン鳥鳴かぬ里の蝙蝠とまでは言わないでおこうMini_sd_264Mini_sd_263LEDはRebelかな?パターンはMegaFireそっくり、芯の無いボヨォ~ンとしたもの照射角調節可で好みが分かれるかも。営業さんの協力の下HP10との照射比較も撮ってみました。画像向かって左が最SPOT同右が最WIDE、HP10のサイドスピルが上手く写っていないのは御容赦を。Mini_sd_280調光対応型Lumilooxも出るとかで、これは需要があると思います。このほかピストルグリップの付いたスポットライトも登場予定。XR-Eたぶんの単発です。

Mini_sd_274Mini_sd_267ライトとくればこんなのも、ハタヤの新型ヘッ電「2WAY LED防爆型ヘッドランプ」。GENTOS HC-12SLを頑丈にした感じでヘッドバンドのみならずクリップで帽子のつばや胸ポケットへも固定可。LEDは日亜の0.5W、CR2032を使う小型機で防爆を謳うのは珍しいと思います。それから以前も紹介しましたがホームセンターショーには出ていてもホームセンターではなかなか買えない日動工業「SHL-1W-M3」。ヘッドが小さくなっているのでGTR-731Hよりも頭の上で大人しくしていられますが如何せんSPOTがキツイ。Mini_sd_273営業さんにはEOSのディフュージングを紹介しておきました。そしてELPAも出してきた自転車用ブラケット「DOP-AHO02」。例によって営業から撮影を止められてしまいました、DOP-EP303Fにしても「ナンダカナァ」な出来でしたが。

Mini_sd_278指先で光るのがホントに便利なのかなァ?アールエス・扱のLEDライトつきグラブ「ピカーテ」。簡易防水にはなっているそうですが、汚れても洗濯は出来そうにありませんので夜釣りには使えないのでは。このテのインチキ臭さ、私は好きですけどね。

Mini_sd_281OLFAの最新型1枚切りカッターナイフ「キリヌーク」。刃がバネで引っ込むようになっており、テンションを調節することで紙の厚さに対応する新聞・雑誌は最小でOK、とのこと。グイッと力を入れても2枚目には刃が当たったのが判る程度でホントに一番上の1枚だけが切れます、いつか買っちゃうかも。「リミテッドNLは滑って力が逃げるのでハイパーLばかりを使っている」と話したところ「どうして皆オートロックを使わないのか。イイと思うのだが」ときたので「(ネジで締めるタイプのほうが)より感覚的使い方が出来るから」と答えておきました。Mini_sd_269カッターネタでこちらも、Ring・扱の切創保護グラブ「スペクトラフィンガーガード」。「滑り止めが欲しい、日本で売るにはもっと小さいサイズがあるとイイだろう営業さんからは『数が出れば各種サイズ展開も』と」と注文をつけておきました。

Mini_sd_282笑えたのがコレ、コンパルが出展していた花壇・畑用忌避用品「防鳥・ヘビちゃん」。UPに当たり画像を編集していて思ったのが「…ヘビクイワシには効果が無い!?どこのハナシだ」。このほか同ブースにはタカ・ネコ・フクロウを模したものや、勿論カカシもありました。

Mini_sd_275以前危機管理産業展で見て「面白そうだ」と思っていたらシンワも作っていました。レスポンスの良さは抜群で、そんじょそこらの体温計が裸足で逃げ出すほど。温度計と言えば昨今は熱中症やインフルエンザウィルスの流行危険レベル表示機能の付いたものがよく出ているそうな。ただしそれですと季節物になってしまいますので「EMPEXには温度計・湿度計の針を交差させ、その位相により両方の表示が出来るものがあったが、最近はとんと見かけない。他社が出さないのは意匠登録でもあるのか」と訊いたところ「特にそういうわけではないが…」とのことでした。

Mini_sd_268ユニワールドが出展していた18ゲージ編ラバーコーティング手袋。とかくグラブはひとたびはめてしまうと細かい作業が出来なくなってしまうものですが、本品は「携帯電話も操作できる」のがウリ。裏地の滑り止めこそないもののフィット感は良好でした。そのうち近所のワークマンあたりでも買えるかな。

Mini_sd_276コレは始めて知りました、HONDAのカセットガスを燃料に動く耕運機「ピ・ア・ン・タ」。ただしカセットガスボンベは東邦金属工業製が指定されており、何でも使えるわけではないのが惜しい。一酸化炭素の発生云々で「室内では使用禁」との注意書きがありました、座敷を耕すのか!?猛暑・酷寒にも注意が要るようです。

Mini_sd_272カジメイクのサイクルレインスーツ、ズボンの裾をめくったところ。樹脂性フックを引っ掛けることで少々の雨なら長靴でなくてもしのげるのだとか。ペダリングでずり上がるのを防ぐ効果もありそうですが、丈にはかなり余裕が要るかも。自転車用プロトタイプも出展しており、私からは「袖(ゆき)にもっと余裕が欲しい、背中側は丈を長く、背中だけでなく脇や腰周りのベンチレーションも検討を」と注文をつけておきました。ついでに自分のシューズカバーを見せて「御社でもやってみないか」と声をかけたところ「特化したものは(商売上)なかなか難しい…」。日本のシマノやパールは使い物になりませんので市場を食う余地はまだまだありますよッ、頑張って!

Mini_sd_270TOTOの新型便器「GREEN MAX 4.8」。水の出口形状に注目、フチなし&トルネード洗浄とか言って3箇所から出る水で渦流を滔々と発生させることで水の消費量が10年前の約半分で済むそうな。「南半球で売るにはこの渦が逆向きになる『コリオリの力』ッてヤツねバージョンが必要では」とツッコんだところ、営業さん困った顔をしていました。なお現在のところ型は座面高が400mmになるもののみ、身体の小さい方には床のかさ上げで対処するほか無いようです。足下のオーバーハング(えぐれ)が足りなかったので改善を申し入れておきました。

Mini_sd_271Mini_sd_277グリーンライフのブースで「ムムッ」だったのを2つ、画像左は湯たんぽ用ろうと。足が付いたことで安定して熱湯を注げると思いきや、「ちゃんと手で押さえておけ」の注意書きが。同右は雪国の冬場、車椅子の車輪と差し替えて使うスキー板。病院・施設内も人工雪を敷き詰める必要がある?旧満州でテストしていたという旧陸軍戦闘機のスキー仕様を連想するあたり、私もヲタですね。

…とにかく歩かされて疲れました、Mini_sd_279会場入り口で貸し出してたセニアカーを借りればよかったなァ。趣味・分野の垣根を越え楽しいネタが詰まっていますので皆様も是非足を運ばれることをオススメします、幕張は遠いけどね。

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