OGK KG-9W ウインターグローブ
前記事のそりーさ君と一緒にストレッチまちのついたパールイズミはもはや使う気になれなかったので比較的無難な線ではなかろうか、とポチしたのがコレ、タウンユースのウィンターグラブです。グラブに限らずOGKのデザインはドン臭いものばかりで、本品のニット柄にも非常に抵抗がありました、「何か勘違いをしている」。はめた感触はパールイズミそっくり、指が短く、手の甲がゴワゴワ硬いところなど「設計者が同じでは!?」と思ってしまった程。
サイトスなんか関係ねェ~、縫い目から風が入るゥ~!!!
パール同様ただ厚いだけのグラブです。メーカーサイトにある推奨温度域は何を以てそんなことが言えるのか理解できかねる「あくまで目安」だなんて無責任なもので、10℃を挟んだ極僅かな範囲内でしか使えないと思います。具体的には季節風の吹き出しが収まった夜にノンビリ流すときが最も活きるのではなかろうかと想像しますが、そんな条件、これから先春が来るまで何日あることやら?
雑誌メディアなどで散見されたKG-8Wにしなかった理由が手のひらパッドです。パールの同クラスもなぜかパッドらしいパッドが無く「このくらいだったら付いててもイイかな」と、まァこれとて一歩間違えればグイグイ当たって痛いだけになるリスクはありましたが。GOLDWINほどクドくはなく、走っている間こそほとんど気にならないものの、手のひらとハンドルの間に異物を挟んだ感触は外してからもしばらく残ります。私はもっと薄くても構わないと思いましたが、如何なもんでしょう?ビニールレザー・Bezantは自然なグリップ感でハンドルバーへ手を添えるのに余計な力が要らず、自転車用グラブも今後はこういった素材がスタンダードになっていくのではないでしょうかバックスキンに接着した滑り止めはすぐ剥がれちゃうからね。
「ラバーリスト」、コイツは通勤に向きません。画像はその手首をウィンドブレーカーの袖口へ入れようとしているところ。この際手首がだらしなくビロォ~ンと伸びて逃げるためなかなか収まってくれず、1分1秒を争う出社にあってこのタイムロスは堪え難いものがあります勿論抜けるのは一瞬だ。「手首への冷気侵入を防ぎ」!?スースーですよ!
買っといて言うのもなんですが一昨年のパールといい「コレが日本の限界なのかなァ」と厭世的気分になってしまいました…グラブの話はまだ懲りずに続きます、乞う御期待?
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コメント
ふーむ、こちらの手のひら素材は、なかなかよさそうですね。
新型の宇宙服みたいに、どの角度にも無理なく曲がる感じでしょうか?
それにしても手の甲の部分、柄ニットとは・・・
投稿: 98k | 2009年12月26日 (土) 00:23
>手のひら素材
ブレーキレバーが滑りにくいので安心度が違います。
>柄ニット
雑誌等メディアに登場する(カリカクチュアされたイメージの?)ビギナーをターゲットにしているのでしょうか、これからの季節も否応なく自転車に乗る中高生には価格も含め訴えるものが弱いと思います。指を曲げるのが窮屈で握るのに意外と力が要るのでJKにはウケないでしょうねェ。
投稿: alaris540 | 2009年12月26日 (土) 13:22