Castelli DILUVIO GLOVE
ウィンターグラブは遮風・保温と透湿の両立がキモ。寒波襲来を受けここしばらく幾つか買って感触をみておりました。
第1弾はそりーさであります、きっぱりと。
タイトー「たけしの挑戦状」に登場したサソリ。コイツに限らず地を這うザコキャラは飛び跳ねるまで銃弾・投石が当たらないため、セレクトボタンを頻回に押して消すほかなかった
趣味で自転車に乗り始めてから十ン年、まさか自分がCastelliを使うことになろうとは夢にも思いませんでした、はドウデモエェか…つま先~足首の遮風・防水はネオプレーンゴムで一応の決着が付いていますので手についても、とヒトバシラーをカマシてみました。指の長さがドンピシャなのはありそうでないこと私が買ったのはS/Mサイズ。日本ブランドはなぜかサイズに対し少々短く、窮屈なものが多い。このそりーさ君はペイントですので、使いだして間もなくバリバリに割れてしまいました。
サイスポでの指摘どおりコイツはキワモノです。
良くも悪くも素材の特性そのまんま。フィット性は良好ですがゴムがウニュッと動くのでグリップはややダイレクト感に欠けます、表裏とも滑りにくいのはイイんですけどね。外した後手にゴム臭が付くため、気になる方は手洗いを。
天下のCastelliを以てしても圧着というわけにはいかなかったらしい…親指の股の縫製、ロードバイクで使えるか否かはココで決まります。このモナカみたいな合わせ方ではフーデッド・レバーを握る際縫い目が痛いほど当たるのでダメ!フラットバー限定になってしまいますが、私は冬場、ドロップのバートップを掴んだまま縮こまっていますのであまり気にならなかったりしますほとんど判官贔屓。目止めは十分とは言えず、縫い目から風が入るため見てくれとは裏腹に寒いです空気を溜め込む層がないし。
そのうえ溜まる一方の汗が縫い目から入ってきた風に冷やされ、の悪循環!以前98k様が教えてくれたシームシーラーをベッチョリ塗ってみましたが、こういった伸縮を繰り返すものには向かないのか、私の気合が足りないのか?風は防ぎきれませんでした。
「どの温度域で使えばいいのか皆目見当つきかねる」一番使いたい寒さでは使えない、結構以上に困った買い物になってしまいました、トホホ。ウィンドサーフィン用グラブは目止めが徹底しておりますので、気が向いたら探してみるつもりです。
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コメント
布生地用のシームシーラー、そこそこの伸縮性はあるはずですが、さすがにネオプレングローブの縫い目には無理があるようですね。
薄いポリプロピレンとかのインナーグローブを吸湿層にし、厚手のウールかフリースのグローブで中間保温層、その外にゴアテックスとかのアウターグローブ、つーのが冬山用の基本なんですが、そこまでやると細かいシフトワークやブレーキワークはできませんね。
毎日、冷水に両手を漬けて鍛えましょう。
投稿: 98k | 2009年12月24日 (木) 23:36
>冷水
手洗いなら勤務の度に幾度となくしておりますが? (--;)
スキーグラブは開閉式のベンチレーターなど、機能はよく考えられておりますがその性格上自転車のような複雑な動きには向きません。吸湿・保温・遮風を如何に薄くまとめるかが開発のポイントではないかと思います。
投稿: alaris540 | 2009年12月25日 (金) 01:18